66歳の貧乏なアルバイター

単身赴任生活が終わり、定年。でも生活できないから、、どうしよう。。

今朝の空

2023-09-04 16:17:03 | 日記

今朝、空を見ながらウォーキングしました。
歩きながら考えた。
子供の頃は家が農家だったこともあり家で野菜や米が摂れました。
柿の木、栗の木、桃の木もありました。
畑ではスイカ、イチゴ、まくわうりも採れました。
山羊を飼ってました。
牛もいたし、鶏は100羽くらいいました。
なので、卵もあるし、山羊の乳しぼりもさせられましたし、夕飯どきには庭の前の畑で野菜を採ってこいと言われ、しぶしぶ取りに行きました。
ニワトリは卵を産まなくなると食用肉にされます。
なので、時々は流しの三角コーナーに鳥の頭がコロコロ転がってました。
初めて見たらびっくりするかもしれないですな。
で、
そういう環境だったので食材は「買う」という意識が無く育ちました。
なんでも、家の周りのもので賄えるのです。
ということは、私の体の細胞は私の育った土地の素材でカタチ作られたのでしょう。
実家から離れるまで、私の肉体の素材はほぼ全て私の生まれた土地で採取された物質で構成されたことになります。
そういう意味で言えば、家から出て独立生活を始めると、食材は別の土地から入ってきたスーパーのものの変わっていきますな。
今までの材料から変更を余儀なくされる。
そこで、その変化をどう見るのか?
今まで、働いてたAさんがいきなりBさんになる、とまでは言わないにしても、どんどん初めて入ってくる要素が混じり合う。
混じり合うのはいいですが、「合う」「合わない」がどこかで発生しませんか?
薬も飲み合わせでは毒になる。
世の視点を変えて、食品スーパーならば、今まで売ってた品物が「名前は変わらない」が中身が変わる。
そうなると、その変化にお客が騒ぐ。
「品質が悪くなった」
そういう観点から考えたら、身体も同じでしょう。
特に、今は輸入品が多い。
外国の食材が随分多いです。
私の身体の材料は、アフリカ産、カナダ産、オーストラリア産、アメリカ産など。
大好きなピーナッツは中国産です。
私の身体の素材はに日本の国のものではなくなってる。
そう思うと、「アレルギー体質です」と医者から言われても「でしょうね」と言い返せる。
むしろ、私は得体の知れない外国の得体の知れない材料で出来上がってる。
ならば、つぎはぎの不良品さながら、寄せ集めの肉体ではないでしょうかね。

どうしたいの?
私が思うのは、やはり、私の身体が馴染むのは育った田舎の材料でできた食品なり、そういうもので囲まれて生きたい。
そうしたら、心身ともに馴染んで気持ちも落ち着くのではないかしら?

現代社会は、基本を捨てて、理屈だけでできてる。
だから、「同じものでしょう。だったらいいんじゃない」と吐き捨てる。
でもね、富士山の水を買って飲む時代。
家の近所の水じゃあダメって言ってる時代。
当然、生活の身の回りの全てが、そういう環境になってませんか?
人も、生活環境も、世間も、道具も、住まいも。
特に「人の噂ばなし」なんぞは「SNS」で嘘が充満してて、事実がほとんどねじ曲がってる。
信用とかそういう次元ではない気がします。
ChyatGPTなんかはネットの情報を全て集めて計算するらしい。
私が嘘だらけの情報を本当っぽくして流せばそれも入ってくる。
じゃあ「嘘」ですな。

田舎の生活にはあまり嘘はなかった。
ニワトリが調子悪ければ、肉にするだけのこと。
卵は毎日20個くらい産まれてる。
でも時々は少ない時もある。
誰かが盗めばすぐわかる。
だいたい感覚で馴染んでるから雰囲気で異常は察知できる。
犬もいたし、猫もいたし、もっと昔はうさぎも飼ってたし、蚕もいたらしい。
犬は、変なやつが来たらけっこう吠える。
私も悪戯してたら噛まれたことがある。
飼い犬でも、悪さをしすぎると噛まれるのは当たりまえですな。

もっとも、曾祖母さんの死に目にも会いました。
田舎なので、家で亡くなりました。
土葬です。
棺桶を担がされました。
重かった。
棺桶があんなに重いと知ってる人は、今は職業で担ぐ人くらいでしょうか。
そういう日常がいろんな季節も与えてくれて、風情も、自然の厳しさも教えてくれる。
だから、子供も自然に育つから、教育の問題っていう概念はあまり感じないでしょうな。
意識的に便利な都会生活は人の身体、肉体の不便を生む。
そう思います。

空が空であり続けるのか。
未来を想像することがだんだん怖くなる今の時代を今日の私は生きるてるんだなぁ。
などと、意味ないことばかり考えてウォーキングをした朝でした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アマゾンで新しい本を買いました | トップ | 高年齢求職者給付金 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事