フランス大好き!

美しい、美味しい、旅しやすい国フランス。海外からの観光客が世界で一番多い国です。その魅力をさぐってみます。

バルセロナ(西)ーカルカソンヌ(仏)ーモンペリエ(仏)への旅1

2017-04-27 06:46:58 | 
MapyとMikkoと私Zuzuの3人は5月の末に最初の目的地のバルセロナに向けて出発しました。ところがこの日程、UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦のBarcelona対Manchesterのサッカーの試合の当日と重なっていて、バルセロナの町は停電にはなるわ、真夜中に上空をヘリコプターは旋回するわ、一晩中、町は勝利の歓声が響く大騒動となりました。ホテルの予約がなかなか取れなかったはずです。近くの公園では野宿している若者達も!

 
関空から出発し、まず到着したのはパリ(写真左)。ここで飛行機を乗り換えて、バルセロナへ。パリ―バルセロナ間の飛行時間はけっこう長く、バルセロナの空港(写真右)に到着した時には少し薄暗くなり始めていました。空港バスでダウンタウンへ。グーグルのストリートビューでしっかりとバス停からホテルまでの道を細かくチェックしておいたので、夕闇が迫る時間帯でも迷うことなくたどり着くことが出来ました。


 
(写真左)私たちが泊まったホテルカタロニアの入口。ホテル前の道は狭く、火事になったら大変だろうなぁと・・・でもどの建物も石でできているので、日本みたいに大火事になることはないのかしら??(写真右)ホテルの向いのレストラン。朝食はここで食べます。


  
(写真左)街中がサッカーの試合に燃えていて、特におじいさんたちが首にバルセロナのチームのタオルを巻いて張り切っている様子を見ると、さすがサッカーの歴史の長い国だなと感じます。きっとこのワンちゃんもサッカーを応援するのだろうね!(写真右)部屋から下の通りを見下ろすとこんな風。狭い通りにびっしりと建物が建っている。建築基準法なんかないのかなぁ?


コルマール//アルザス地方

2017-03-17 18:22:59 | 
ブルゴーニュ地方の中心地のディジョンから列車で約2時間のコルマールへ。ドイツ国境とも近くブルゴーニュ地方とは違った町の雰囲気。木骨組みの建物や石畳の道など中世からルネッサンス時代の特色ある街並みが観光客を集めている。そしてまた、ここはアルザスワインの大生産地で、特色ある建物と共に旅人を楽しませてくれる街道の町です。


  
(写真左)フランス国鉄、コルマールの駅から少し離れているが、旧市街の中心まで歩いても5分という便利な2つ星のホテル・テュレンヌ。豪華ではないが清潔で歩いて街を観光する旅人には便利。(写真右)アルザス地方独特の木骨組みの建物がブルゴーニュ地方から旅してきた者には目新しい。ドイツに近い土地なんだと感じさせる。

  
(写真左)ワインの他にこの地の名物はコウノトリ。あちらこちらにコウノトリの巣が見られる。(写真右)本物のコウノトリに加え、コウノトリの人形が、町にはあふれている。

  
木組みの家々、カラフルな花々!コルマールの街は本当におとぎの国に旅人を連れて行ってくれるよう。のどかでリラックスできる町です。

ボーヌ//ブルゴーニュ地方3

2017-03-01 09:50:45 | 
コート・ドール(黄金の丘)と呼ばれるブドウ畑が続く丘陵地の中心地のボーヌは周辺で醸造されるワインの集散地となっている。もう一つボーヌの町を有名にしているのは、15世紀に建てられた病院、オテル・デューです。この病院自体もワインを生産しその収益で無償で病人を看護してきました。
現在では毎年11月の第三日曜日にボーヌで作られたワインがオークションにかけられます。



ボーヌの町にはブルゴーニュ地方独特の美しい屋根を持つオテル・デューが在ります。「神の館」という意味を持つこの建物は1443年ブルゴーニュ公の大法官であったニコラ・ロランによって貧しい人々のための病院として建てられました。その当時はこの病院が所有するブドウ畑からできるワインを売った利益で賄われていました。


当時のオテル・デューの中に在ったキッチンが再現されています。


ボーヌの町を見学して宿に帰ってきたら、夜の食事の用意が出来ていて、若い人たちとちょっとしたパーティーです!!!














ロマネ・コンティ//ブルゴーニュ地方2

2017-02-10 17:57:41 | 
ブルゴーニュの6月はまだ肌寒い。ブドウの花はちょうど咲き始め、歩くにはピッタリの気候。 Mapyと私はラターシュ、グランリュ、サンヴィヴァン、ロマネコンティ、エシェゾー、クロドヴージョ等と続く偉大なワインのブドウ畑をニュイサンジョルジュの町を出発点にヴォーヌロマネ、ヴージョと歩きました。下に在る地図のグリーンの線が私たちが歩いたコースです。朝9:30にニュイ・サンジョルジュを出発し有名なワインのブドウ畑を探しながら歩いてヴージョに到着したのは12:00前でした。とてもゴージャスな散歩でした。


一本20万円以上とか言われるロマネコンティのワインはこの畑から生まれるのです。


(写真左)ロマネ・コンティの畑のすぐ前のロマネ・サン・ヴィヴァンの畑で働いていたムッシュがわざわざ出てきて一緒に写真!ここのワインも到底買うことのできる値段ではない。(写真右)エシェゾーの畑。ここのワインはお酒の飲めない従弟が「高いワインらしいがアルコールダメだから飲んでくれる?」と言うので頂いて飲んだことあるよ!


(写真左)美しいClos de Vougeot(クロ・ド・ブ―ジョ)。もとはシトー派の修道院であった。周りは石垣で囲まれている。(写真右)ヴォ―ヌ・ロマネ村の教会。すがすがしい晴れた青空の下、美しい!



地図の濃いオレンジ色のブドウ畑はグランクリュ、紫色はプルミエクリュです。私たちはニュイ・サン・ジョルジュを出発、ヴォ―ヌロマネを通りヴ―ジョまで歩いたのでした。

ニュイ・サン・ジョルジュ//ブルゴーニュ地方1

2017-02-08 18:35:25 | 
低いコートドールの丘が連なるブルゴーニュ地方の6月はちょうどブドウの葉が大きくなり、一面柔らかな浅い緑色でおおわれる時期。大学時代の同級生、Mapyと2人でフランスワインの5大産地の一つ、ブルゴーニュに出かけました。ほとんど飲めないMapyと年々飲めなくなっている私。ここまで出かけてきたのに、グラスワインを一杯のむのがやっとです!!
日本からエールフランスの飛行機でパリのドゴール空港に到着したのは5時過ぎ。空港に隣接するフランス国鉄のロワシー駅から出ているTGVでそのままディジョンに向います。ディジョンまでは2時間ほど。ディジョンの駅で3日間滞在するB&Bのご主人、クロードさんの出迎えを受け、ニュイ・サン・ジョルジュの宿泊先まで車で移動。この時期ヨーロッパは夏時間。加えて夏至も近いので、10時過ぎまで明るい。旅人には本当にありがたい。短い旅行なので、出来るだけ時間的に無駄のない旅程を組みました。



フランス国鉄のロワシー駅。上方にシャルルドゴール空港ビルが見える。海外から飛行機で来た者には便利なのですが、行く先が限られていて列車の数も少なく、今回の様にこの駅から乗れる機会は中々無い。フランスのTGVの乗り心地は悪くはないが、やっぱり日本の新幹線の勝ちかなぁ。


夕陽の中にたたずむニュィ・サン・ジョルジュの中央に在る美しい時計塔。部屋からの眺めがこんなに素的で満足です。


翌朝起きるといいお天気!夕べ見た時計台も朝の光の中に輝いている!!早速、町の観光局に行って情報をもらう。この町は有名なワインの畑に近くて、有名な「ロマネコンティ」や「エシェゾー」のブドウ畑まで歩いて行けるとのこと!「これはラッキー」。お天気は最高!