東京・調布の不発弾撤去終了、住民1万6千人が一時避難(読売新聞) - goo ニュース
2008年5月18日(日)20:58
東京都調布市国領町の京王線地中化工事現場で見つかった戦時中の米国製不発弾の撤去作業が18日、行われた。
早朝から半径約500メートルの警戒区域内の住民約1万6000人が避難する中、午前11時半に信管の取り外しが無事終了した。
午前9時半に災害対策基本法に基づく警戒区域が設定され、退去命令が出されると、国道20号(甲州街道)は約2キロが通行止めになり、京王線もつつじヶ丘-調布間が運休した。レジャーに出かけた人も多く、小中学校など10か所の避難場所に集まったのは約840人。撤去や避難誘導には、市職員や警察官ら計約1500人が動員された。
警戒区域内では市職員が1時間半かけて約8000世帯を戸別訪問。市によると、高齢の男性が「自分は戦争中も生き延びたから大丈夫」と退去を拒むなど4人が残留を試みたが、説得して退去してもらった。
住民退去を確認後、陸上自衛隊が午前11時から約30分で信管を外し、長友貴樹市長が安全宣言を出した。京王電鉄の運休は上下線127本で、7万人が影響を受けた。
無事に解体できて良かった良かった。1t爆弾の威力なら大穴が開くところだよ。
信管さえ外してしまえば、爆薬の処分はわりと簡単。爆薬そのものは割と爆発しにくい。ダイナマイトの処分方法は「燃やす」だったりする。でも爆発してしまえば留まる事は出来ない。一気にドカーン!!である。
ところが信管は洒落にならない。ダイナマイトの信管、大きさはタバコ1本の半分程度(もうちょっと小さいかな?)でも、威力は凄い。例えば水を一杯に張ったドラム缶の底に信管を取り付けて爆発させると、ドラム缶の水を持ち上げるぐらいの威力。さすがに全部吹き飛ばすまではならないけどね。
なんにせよ爆発物はヤバイです。