蔵六の思いつ記

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東京国税局のパソコン2台不明

2005-09-16 23:25:39 | ニュース

東京国税局のパソコン2台不明 納税者47万人分データ (朝日新聞) - goo ニュース
 東京国税局は16日、局内からノートパソコン2台がなくなったと発表した。計約47万人の納税者のデータが入力されており、盗難の可能性があるとして15日に警視庁に被害届を出した。東京国税局は「パソコンはパスワードなどを入力しないと起動しない。データも暗号化しており、情報流出の可能性は低い」としている。
 東京国税局によると、徴収部と課税第2部でパソコンが1台ずつなくなった。
 徴収部のパソコンには東京国税局管内の個人事業者のうち、03年分の確定申告で収入が1000万円を超えた約47万人分の氏名や住所、電話番号、生年月日、納税額などが入っていた。振り替え納税を促すための基礎資料の作成に使い、8月2日ごろに作業を終えた。
 作業後すぐにデータを消すことになっているが、消去されたかどうかは確認できていない。
 課税第2部のパソコンは税務調査に赴く職員の携行用で納税者情報は入っていなかった。担当者はパソコンがないのに3月に気づいたが放置していた。9月初めに発覚したという。
 内規ではパソコンはワイヤで固定するか、鍵付きキャビネットに収めることになっているが、2台とも実行されていなかった。

 いやいや、「パソコンはパスワードなどを入力しないと起動しない。データも暗号化しており、情報流出の可能性は低い」じゃねーでしょ。それで安心されると困るんだけど。
 日本って情報に対する考えが甘い。役所からしてこのザマである。そもそもハードそのものが盗まれるというのは、あまりに管理がズサンなのではないだろうか?
 おそらく内部の人間の犯行だろうと思う。外部から簡単には入れないだろう。また外部からの侵入による盗難なら、気づかないって事は考えられない。
 内規で決めるだけでなく、出入り口にチェックする守衛を付けるとか、出勤時に必ずロッカーロームで自分のロッカーに手荷物を入れ、職場への出入りは荷物を持たないようにするとかいった抜本的解決が必要なのだと思う。
 世の中、便利になればなるほど悪事への敷居が低くなっている様な気がする。一昔前なら45万人のデータといったらファイル何十冊分になるのだろうか・・・。
コメント
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