ずーみんのはがき絵七十二候

愛六題(その1)

 一つの文字をいろいろにデザインして書いたものを集めて並べてみると新たな発見があって面白く感じたので、今回は「愛」という字を並べてみます。『愛六題』です。

 デザインした文字ははがきに書いて、ある方に宛てて送ります。するとその方がご自分のブログにアップしてくださるという仕組みになっています。ずいぶん回りくどいようですが、書いた文字を一度投函して「旅をさせる」ことが面白く感じますのと、各地の郵便局に依頼して風景印を押印してもらうという楽しみもありまして、このようなことになっています。

 

 

 

 

『愛1』 2019年5月

「天に星 地に花 人に愛」

 

 

 

 

 

『愛2』 2019年7月

「愛しているなら ささやいておくれ 甘い愛の言葉を あふれるほどに・・・」

 

 

 

 

 

『愛3』 2019年7月

「振り返るな 後悔するな ああ 馬鹿みたいに涙を 流さないで・・・」

 

 

 

 

 

『愛4』 2019年10月

「昨日初めて会って愛し合い 私たちは一つになりました 今夜誓った始発に乗って 名もない町へ出ていきましょう・・・・」

 

 

 

 

 

『愛5』 2023年2月

「そこに愛はあるんか?」

 

 

 

 

 

『愛6』 2024年12月

「生とはなんだろう 生きるとはなんだろう・・・」

 

 

 

 

 同じような文字にならないように気を付けて書いたことを思い出します。筆や用紙、技法などを変えて色々試して書いています。「愛」という字はパーツが縦に積み重なっている構造になっているので、どうしても縦長の字形になりがちです。『愛4』などはわざと横長になるように書いています。

 「かすれ」や「墨はね」、「にじみ」、「墨抜け」などがあった方が「景色」になっていい感じになることが多いです。運筆の速度で線に表情が出ることが楽しいです。

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