ずーみんのはがき絵七十二候

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月6題(その3)

2023-04-30 04:58:54 | デザイン書芸

 「風」という文字ばかりを集めて並べて見ますと新たな発見があって面白かったので、「風」以外の文字もたくさんたまったものは並べて見たいと思います。手始めに「月」という文字ばかり並べてみます。

 デザインした文字ははがきに書いて、ある方に宛てて送ります。するとその方がご自分のブログにアップしてくださるという仕組みになっています。ずいぶん回りくどいようですが、書いた文字を一度投函して「旅をさせる」ことが面白く感じますのと、各地の郵便局に依頼して風景印を押印してもらうという楽しみもありまして、このようなことになっています。

 

 

 

 

 

 『月13』 2022年12月

 「ウサギよ!ぴょんぴょんどこに行くの?」

 

 

 

 

 

 『月14』 2023年1月

 「ウサギよ!ぴょんぴょんどこに行くの?」

 

 

 

 

 

 『月15』 2023年1月

 「ウサギよ!ぴょんぴょんどこに行くの?」

 

 

 

 

 

 『月16』 2023年1月

 「2月5日は『正月大満月』です」

 

 

 

 

 

 『月17』 2023年2月

 「3月7日は満月(芋虫月)です」

 

 

 

 

 

 『月18』 2023年3月

 「4月6日は満月(桃色月)です」 

 

 

 こうして並べてみると同じような文字にならないように工夫して書いたことが思い出されます。用具なども変えて書いています。いろいろ試してみるのが楽しいです。

 


はがき絵いろはうた2周目(その2)

2023-04-23 11:22:00 | 日記

 今までに書いたはがき絵をいろは歌に沿って紹介していきます。現代仮名遣いにない「ゐ」と「ゑ」は飛ばしましょう。「を」と「ん」で始まるはがき絵もおそらく見つからないと思われます。これは一周目をやってみた結果気づいたことです。

 二周目の第二回目、今回は「に」から「へ」までです。

 

 

 

 

『に』・・・ニンジン

 

 

 ニンジンを描きました。西洋種ですね。ニンジンを「人参」と書いて俳句では冬の季語です。「人参の花」なら夏の季語になるのだそうです。レースフラワーのようなきれいな花です。ハングルでは「당근(タングン)」と言います。漢字語「人参」のハングルは「인삼(インサム)」で、高麗人参なんかを指すようです。

 ちょっと古くさい言い方ですが、「当然じゃん!」と言う時に「당연하지!(当然じゃん!)」→「당근이지(ニンジンじゃん)」→「말밥이지(馬のエサじゃん)」→「이문세밥이지(イ・ムンセのご飯じゃん)」というへんてこな言い回しがありました。(イ・ムンセは顔が長い韓国の歌手です。)こんな言い方が流行っていたころに描いたはがき絵です。

 

 

 

 

『ほ』・・・ホヤ

 

 

 はがきにも書いた通り大好物です。「養殖なので一年中いつでもありますよ」とスーパーの中の魚屋さんが言ってたのですが、どうも夏場にしか売ってないように思います。調べてみると俳句でも夏の季語です。ホヤを売っていない時期にもときどき食べたくなるのですが、我慢していました。すると最近、ホヤを干物にしたおつまみがテレビで紹介されていました。東北新幹線の車内販売で売っているという情報だったのですが、調べて取り寄せました。これで冬場もホヤが食べられます。めでたしめでたし。

 

 

 

 

『へ』・・・ヘクソカズラ

 

 

 葉などをもんだ時に悪臭がすることから「ヘクソカズラ」。ひどいネーミングですが、灸花(ヤイトバナ)という別名もあります。俳句では夏の季語です。よく乗り鉄する関西本線の気動車 キハ120系に乗っているイメージです。夏草が短時間でぐんぐん伸びて、走っている気動車をなでたり叩いたりする、その中にこの花が咲いています。時間帯によって蝉がやかましく鳴いています。車窓から木津川の流れを見ることができます。峠にさしかかりエンジンの音がひときわ大きくなります。速度は落ちますので線路わきのヤイトバナがはっきりと確認できます。

 


月6題(その2)

2023-04-16 13:51:39 | デザイン書芸

 「風」という文字ばかりを集めて並べて見ますと新たな発見があって面白かったので、「風」以外の文字もたくさんたまったものは並べて見たいと思います。手始めに「月」という文字ばかり並べてみます。

 デザインした文字ははがきに書いて、ある方に宛てて送ります。するとその方がご自分のブログにアップしてくださるという仕組みになっています。ずいぶん回りくどいようですが、書いた文字を一度投函して「旅をさせる」ことが面白く感じますのと、各地の郵便局に依頼して風景印を押印してもらうという楽しみもありまして、このようなことになっています。

 

 

 

 

 

 『月7』 2022年7月

 「7月の月が輝く日に・・・」

 

 

 

 

 

 『月8』 2022年8月

 「8月の月の下で・・・」

 

 

 

 

 

 『月9』 2022年9月

 「これ以上もなく これ以下もなく 秋夕のように穏やかであれ」

 

 

 

 

 

 『月10』 2022年9月

 「仲秋の名月」

 

 

 

 

 

 『月11』2022年10月

 「11月の月がきれいですね」

 

 

 

 

 

 『月12』 2022年12月 

 「12月の月はどっちに出てる?」

 

 

 

 

 こうして並べてみると同じような文字にならないように工夫して書いたことが思い出されます。用具なども変えて書いています。いろいろ試してみるのが楽しいです。

 


はがき絵いろはうた2周目(その1)

2023-04-08 10:11:54 | 日記

 今までに書いたはがき絵をいろは歌に沿って紹介していくシリーズの「二周目」です。現代仮名遣いにない「ゐ」と「ゑ」は飛ばしましょう。「を」と「ん」で始まるはがき絵もおそらく見つからないと思われます。これは一周目をやってみた結果気づいたことです。

 二周目の第一回目、今回は「い」「ろ」「は」です。

 

 

 

『い』・・・いもむし

 

 

 我が家の植木鉢にいた芋虫をドアップで描きました。こんなに大きくなるまで存在に気づかないはずがありません。葉っぱも食べられていませんでした。これは何者かが我が家の植木鉢にそっと置いていったに違いないとにらんでいます。絵を描いた後で近所の公園に連れていき、そっと置いてきました。「芋虫」は俳句では秋の季語です。

 

 

 

 

『ろ』・・・ロバ

 

 

 ロバに竿をくくりつけて紐をたらし、その先にニンジンをぶら下げてあります。好物であるニンジンを見たロバは前に進むのですが、ニンジンはロバとともに前に進みます。この繰り返しでロバはどんどん前に進みます。ニンジンに追いつくことはありません。ハングルで「永久運動機関」と書き添えました。

 

 

 

 

『は』・・・鳩笛

 

 

 鳩笛を描いてハングルで「ぽっぽっぽ」と読めるように考えて書いてみました。日本の童謡「はと」からの発想です。「뽀(ポ)」というハングルを三個連ねて「뽀뽀뽀」と書きましたが、「뽀」が二個で「뽀뽀」なら、幼児語で「チュー」「キス」という意味になります。「鳩笛・鳩吹く」は俳句では秋の季語だそうです。

 


月6題(その1)

2023-04-02 08:54:37 | デザイン書芸

 「風」という文字ばかりを集めて並べて見ますと新たな発見があって面白かったので、「風」以外の文字もたくさんたまったものは並べて見たいと思います。手始めに「月」という文字ばかり並べてみます。

 デザインした文字ははがきに書いて、ある方に宛てて送ります。するとその方がご自分のブログにアップしてくださるという仕組みになっています。ずいぶん回りくどいようですが、書いた文字を一度投函して「旅をさせる」ことが面白く感じますのと、各地の郵便局に依頼して風景印を押印してもらうという楽しみもありまして、このようなことになっています。

 

 

 

 『月1』 2021年9月 

 「これ以上もなく これ以下もなく 秋夕のように穏やかであれ」

 

 

 

 

 

 

 『月2』 2021年12月

 「月よ 月よ 明るい月よ 李太白が遊んだ月よ」

 

 

 

 

 

 『月3』 2021年12月

 「1月のお月様をおくります」

 

 

 

 

 

 『月4』 2022年4月

 「出づる月を待つべし 散る花を追うべからず」

 

 

 

 

 

 

 『月5』 2022年5月

 「5月の月をながめます」

 

 

 

 

 

 

 『月6』 2022年6月

 「6月の月が輝いています」

 

 こうして並べてみると同じような文字にならないように工夫して書いたことが思い出されます。用具なども変えて書いています。いろいろ試してみるのが楽しいです。