ずーみんのはがき絵七十二候

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第66侯 雪下出麦

2021-12-31 01:12:39 | デザイン書芸

 地面が雪に覆われていても、その下では麦が芽を出す準備をしているという時候です。七十二侯中第六十六侯「雪下出麦(ゆきくだりてむぎのびる)」は12月31日から1月4日に当たります。いよいよ年をまたぎました。2022年の幕開けです。

 

 

 「雪下出麦」という字をデザインして書いてみました。

 雪深い地、寒さの厳しい土地では、一面の銀世界が当たり前のこの時期ですが、寒さに強い麦は雪の下でも芽を出しているものだそうです。米どころとして有名なところでも麦の畑はあるもので、水田の合間に麦が青々と育っている光景はよく目にします。製粉してパンになるもの、麺になるもの、またビールになるもの、ウィスキーになるもの、麦茶になるもの・・・麦は世界中で食料となっています。麦焼酎もありますね。てんぷらの衣も小麦粉です。

 私が住んでいる地域ではたこ焼きやお好み焼き、焼きそばなどの「粉もん」文化が発達しています。我が家にも「タコ焼き機」が2台もあります。寒い冬は苦手ですが、麦のたくましさにあやかって、元気に過ごしたいものですね。


向き合うも寄り添うもあり水仙花

2021-12-30 00:27:14 | 日記

 職場で水仙の花がたくさん咲いています。私の職場には研究用というか、実験用というか、畑があります。畑には野菜作りの名人がいて、ときどきとれた野菜を分けてくれたりもします。この名人は畑だけにとどまらず、あちこちに花を植えたりもしてくれるので、私たちの目をなごませてくれています。

 

 

 水仙は玄関を入ったところに植えられています。入るとすぐによい香りがただよっています。すべての香りの中でいちばん好きかもしれないな、と思わせるような香りです。

 

 

 拙句「向き合うも寄り添うもあり水仙花」を書き添えてみました。


牡蠣喰う稽古

2021-12-29 01:35:00 | 日記

 行きつけのスーパーでよく殻付きのカキを売っています。お値段も手ごろなのでよく買うようになりました。以前はこれをガスコンロで焼いていました。魚焼き用の網で焼くのですが、そのたびにガスコンロが汚れるのが悩みでした。電子レンジを使う方法を教えてもらってからは手軽になったので、殻付きのカキを買う頻度が増したように思います。

 

 

 「牡蠣喰う稽古」すなわち「かきくけこ」と書き添えました。スキャナの調子が悪かったのか、色があまり見えませんね。

 

 

 こちらは色がちゃんと出ました。ハングルで「굴을 먹는 연습」と書いてあります。「牡蠣を食べる練習」という意味です。「牡蠣喰う稽古」は「かきくけこ」ですが、「くるㇽ もんぬん よんすㇷ゚」では語呂合わせになりません。


お歳暮に新巻き鮭

2021-12-27 23:40:26 | 日記

 新巻き鮭の絵を描きました。

 

 

 今年実際に我が家に届いたお歳暮はリンゴでした。お返しに贈ったのはバウムクーヘンでした。新巻き鮭を贈りあうことは少なくなりました。

 

 

 鮭を描いたはがき絵をもう一点ご披露します。イクラ丼にサーモンの刺身ものっている親子丼を食べましたので、この絵を描きました。大変おいしくいただきました。

 サケはアイヌ語で「カムイチェプ」、神の魚です。特別に大切にされてきたようです。書いていて食べたくなってきました。


第65侯 麋角解

2021-12-26 01:25:17 | デザイン書芸

 麋(さわしか)とはトナカイの仲間で、「なれしか」とも呼ばれる大型の獣で、中国に生息すると書いてありました。麋角(びかく)はその大型のシカの角のことです。牡鹿の角が抜け落ちて新しい角に生え変わる時候ということのようです。七十二侯中第六十五侯「麋角解(さわしかつのをおとす)」は12月26日から12月30日に当たります。2021年もいよいよおしまいですね。

 

 

 「麋角解」という字をデザインして書いてみました。「角」という字のすぐ隣に「解」という字を書くと、「角」の部分が二つ並ぶことになるので、同じようにならないように気を付けました。

 シカが角を落として装いを新たにするように、私たちも一年の節目を迎える時期です。2022年がよき年でありますように。