ずーみんのはがき絵七十二候

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入院していたこと

2023-02-26 18:53:32 | 日記

 5年前に入院して手術を受けました。この記事を書くにあたって調べてみますと、手術の日は2月27日だったようです。

 親しくお付き合いをさせていただいている方が現在入院中です。手術は明日、2月27日だそうです。同じ日だということに気づきませんでした。私の手術は大成功でしたので、その方の手術もきっとうまくいくことでしょう。

 入院するという貴重な(?)体験をもとに描いたはがき絵をアップして、応援メッセージとしたいと思います。

 

 

 

 

 「すいのみ」を描きました。ベッドサイドに置いておいて水分補給をする道具です。「結構なお手前で」と書き添えてあります。

 私が入院中にずいぶんお世話になった道具のひとつですが、今入院しているその方は使っていないそうです。というか、病院ではお茶が出ないらしく、買ってきた水を飲んでいるとのことです。食事時もお茶はないそうです。

 

 

 

 

 これはベッドの角度を変えるためのリモコンです。普段はベッドサイドに吊るしてありました。頭の方だけを起こしたり、足の方だけを持ち上げたりもできます。全体に高さを調節することもできて、テレビを見るときににはベッドを高く、ベッドから立ち上がる際には低くすることができます。「家にもほしいな」と思うほど便利なものでした。

 

 

 

 

 テレビの話題が出たので「テレビカード」を描きました。退屈なのでテレビをたくさん見ました。テレビにはテレビカードを挿入しないと電源が入らない仕組みになっていました。けっこうな出費でした。その方に聞いてみると、テレビカードはないそうで、コンセントの使用料というのを払うのだそうです。それで備え付けのテレビが見られるとおっしゃっていました。病院によって違うのでしょうが、スマホの充電などされる方が多い現在ではそのシステムも有効なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 「ナースコール」のボタンを描きました。このボタンを押すと看護師さんが来てくれます。「はぁ~い どうされましたかぁ~」と言いながらの登場です。手術後、歩けるようになるのが割と早かったので、ナースコールのボタンを押すことはあまりありませんでした。

 

 

 

 

 「点滴」を描きました。ハングルは「口から食べ物を食べることができる幸せ」と書いてあります。消化器系の疾患でしたので、元通りに食べられるようになるまで少々時間がかかりました。「歩いた方がいい」と言われて、病院の廊下をたくさん歩いてお腹がすいているのですが、食事時におかゆがちょっぴり、というのはつらかったです。同じ病室に入院されている方が「普通食」の方だったりすると、つらさはさらに増しました。

 

 

 

 

 病院の一階にコンビニ(たぶんファミマ)があって、そこでマンガをよく買って読みました。退屈なので早く退院したかったです。さいとう・たかお氏の「ゴルゴ13」のシリーズや、ラズウェル細木氏の「酒のほそ道」のシリーズをよく読みました。はがき絵にはゴルゴに登場してもらいました。

 

 

 

 

 入院中にかなり大きな地震がありました。

 と思っていたのは私だけで、震度もマグニチュードもごく小さいものでした。入院していた病院は13階建てで、私が入院していたのは10階でした。よくわかりませんが、免震構造とやらのせいで10階ぐらいがよく揺れるのだそうです。揺れることで建物を揺れから守る、という構造だそうです。スタッフはもちろん、先輩患者さんたちも慣れているようでした。

 

 今回は入院をテーマに7作品をご覧いただきました。

 手術がうまくいき、入院生活が快適なものでありますように祈っております。早くご退院されますことを心よりお待ちしております。


はがき絵いろはうた(14)

2023-02-19 10:45:52 | 日記

 今までに書いたはがき絵をいろは歌に沿って紹介しています。いろは四十八文字といいますが、「を」「ゐ」「ゑ」「ん」なんかをどうしようかなと困っています。まあ、飛ばしてしまいましょうか。あ、すでに「を」は飛ばしてしまいました。「ゐ」はかろうじて「ゐのしし」がありました。

 第十四回目の今回は「て」から「さ」です。

 

 

 

『て』・・・テールスープ

 

 

 カンガルーが自らのしっぽでテールスープを調理しているところを描きました。味付けはシンプルに塩コショウだけでいきましょう。しっぽは韓国語で꼬리(コリ)と言います。テールスープは꼬리곰탕(コリコムタン)ですが、もちろん牛テールです。カンガルーでも꼬리곰탕でいいのでしょうか。

 以前に勤めていた職場の近くにものすごくおいしいテールスープを出す店があったのを思い出しました。思い出すと食べたくなっちゃうんですよね。あの店は今でもあるのかなあ・・・

 

 

 

 

『あ』・・・アロワナ

 

 

 おしゃれなカフェバーの大きな水槽で悠然と泳ぐアロワナを描きました。

 学生の頃、友人と二人で車で北海道まで旅をしました。神奈川県は藤沢市あたりで行ったカフェバーをイメージしてこの絵を描いています。昼間は湘南でウィンドサーフィンを楽しみ、銭湯でさっぱりしてからカフェバーを探して入店しました。土地勘のない二人ですが、素敵なお店を見つけるのは天才的でした。銭湯のお湯の温度がものすごく熱かったのを覚えています。日焼けした肌には過酷でした。

 

 

 

 

『さ』・・・サバ

 

 

 サバの塩焼きを描いてフランス語で「Ça va?」と書き添えました。

 この絵は塩焼きを描きましたが、しめ鯖や煮つけ、棒寿司なんかもおいしいですね。九州ではサバのお刺身をよく食べます。スーパーで普通に売っています。割とリーズナブルなお値段です。お値段を言うならサバの棒寿司はおいしいのですがお高いですね。ともあれ、サバはどう調理してもおいしい魚です。缶詰も重宝しますね。


천년바위 (千年岩/チョンニョンバウィ) 歌詞3

2023-02-15 19:43:37 | デザイン書芸

 천년바위 (千年岩/チョンニョンバウィ)という歌があります。

 カラオケもずいぶんご無沙汰になっておりますが、カラオケ仲間でもある大先輩、N先輩とカラオケに行ったときには必ず歌うことになっている歌です。「生きるとは何だろう」「歳月が行き交う道端に立って」などと大仰な言い回しが気に入って、好んで歌っています。

 N先輩とカラオケに行くと二人で4時間は歌いっぱなしです。それもすべて韓国歌謡を歌っています。古い演歌(トロットと言います)やドラマの主題歌、結構新しい歌もレパートリーに入っています。

 韓国語の歌詞を参考にしながら、その内容に合うような文字を選んでデザインして書いてみました。この천년바위 (千年岩/チョンニョンバウィ)という歌は、歌詞に漢字語が多く含まれていて、文字を選ぶのがやりやすいと感じました。

 歌詞はこんな感じです。

 

 

천년바위

 

동녘 저 편에 먼 동이 트면 철새처럼 떠나리라
세상 어딘가 마음 줄 곳을 집시되어 찾으리라
생(生)은 무엇인가요 삶은 무엇인가요
부질없는 욕심(欲心)으로 살아야만 하나

 

서산(西山)저 너머 해가 기울면 접으리라 날개를
내가 숨 쉬고 내가 있는 곳 기쁨으로 밝히리라
생(生)은 무엇인가요 삶은 무엇인가요
부질없는 욕심(欲心)으로 살아야만 하나

 

이제는 아무것도 그리워 말자 생각을 하지 말자
세월(歳月)이 오가는 길목에 서서 천년바위 되리라・・・

(천년바위 되리라  천년바위 되리라・・・)

 

 

千年岩(チョンニョンバウィ)

 

東の地平にあけぼのがさしたら 渡り鳥のように去って行こう
この世のどこか 心休まるところをジプシーになって探そう
生とは何だろう 生きるとは何だろう
つまらない欲心を持って 生きないといけないのか

 

西山を越えて日が暮れたら たたもう翼を
私が息をするところ 私がいるところを 喜びで明るくしよう
生とは何だろう 生きるとは何だろう
つまらない欲心を持って 生きないといけないのか

 

今は何も懐かしがるまい 考えもするまい
歳月が来て行く道端に立って、千年岩になろう・・・
(千年岩になろう  千年岩になろう・・・)

 

 

 この歌詞の一行につき一文字をデザインしましたので、十作品を書くことができました。作品ははがきに書き、ある方に郵送すると、その方がご自身のブログにアップしてくださる、というシステムになっています。回りくどいようですが、一度郵便で「旅をさせる」ことにより、全国の郵便局の風景印をコレクションするという目的も達成できるので、このようにしています。バラバラにアップされた作品を、一つにまとめて並べて見たいという思いに至りまして、歌詞の順に十枚まとめてご覧いただきます。同じ企画で以前にも十枚セットをご覧いただきました。これは第三弾になります。

 

 

동녘 저 편에 먼 동이 트면 철새처럼 떠나리라

東の地平にあけぼのがさしたら 渡り鳥のように去って行こう

 

 

 

세상 어딘가 마음 줄 곳을 집시되어 찾으리라

この世のどこか 心休まるところをジプシーになって探そう

 

 

 

생(生)은 무엇인가요 삶은 무엇인가요

生とは何だろう 生きるとは何だろう

 

 

 

부질없는 욕심(欲心)으로 살아야만 하나

つまらない欲心を持って 生きないといけないのか

 

 

 

서산(西山)저 너머 해가 기울면 접으리라 날개를

西山を越えて日が暮れたら たたもう翼を

 

 

 

내가 숨 쉬고 내가 있는 곳 기쁨으로 밝히리라

私が息をするところ 私がいるところを 喜びで明るくしよう

 

 

 

생(生)은 무엇인가요 삶은 무엇인가요

生とは何だろう 生きるとは何だろう

 

 

 

부질없는 욕심(欲心)으로 살아야만 하나

つまらない欲心を持って 生きないといけないのか

 

 

 

이제는 아무것도 그리워 말자 생각을 하지 말자

今は何も懐かしがるまい 考えもするまい

 

 

 

세월(歳月)이 오가는 길목에 서서 천년바위 되리라・・・

(천년바위 되리라  천년바위 되리라・・・)

歳月が来て行く道端に立って、千年岩になろう・・・

(千年岩になろう 千年岩になろう・・・)

 

 

 記事を書きながらも頭の中にはこの曲が流れています。頭の中で歌が歌える十枚セットの完成となりました。

 第一弾の文字は順に 東、憩、삶、欲、西、嬉、生、慾、懐、길 でした。

 第二弾の文字は順に 曙、探、生、欲、西、喜、命、生、想、岩 でした。

 第三弾の文字は順に 暁、心、生、慾、翼、照、生、虚、無、空 です。