ずーみんのはがき絵七十二候

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落葉(らくよう)きのこ(ハナイグチ)

2021-09-26 01:07:54 | 日記

 はがき絵に描いたのは「落葉(らくよう)きのこ」と呼ばれるキノコです。標準和名は「ハナイグチ」というそうですが、私はどちらも聞いたことがありませんでした。単に「ラクヨウ」とも呼ばれるぐらいにポピュラーなキノコだそうです。

 

 

 ただしそれは落葉キノコが生えるカラマツ林がたくさんある土地の人にとってです。関西人である私にとって、カラマツ林は決して身近なものではなく、したがって落葉キノコも北海道在住の知人から聞くまで知りませんでした。

 

 

 非常においしいキノコだそうで、「マツタケをしのぐ」と書いてあるサイトも見つけました。写真で見る限り、ナメコのようなぬめりがあるようです。食感も楽しめそうなキノコですね。

 

 

 出始めの幼菌も、この絵のような成菌も、大変おいしくいただけるそうです。傘の裏の黄色が鮮やかな内がおいしいらしいです。傘が反り返ってしまうとダメだと聞きました。
 キノコを採取するときに、例えばスーパーのレジ袋なんかに入れて持つのはご法度で、収穫してからも胞子が飛び散って地面に落ちるように、ざるやかごなどで持ち運ぶのがよいそうです。その際に、キノコとキノコの間に、落ち葉などを挟んで、キノコ同士がくっつかないようにすると、傘の裏の黄色が黒ずんだりするのを防げるそうです。

 

 

 ことに寒冷な気候である北海道ではたくさん採れるようで、たくさん採れる時期にはスーパーに出回って売られることもあるそうです。栽培できるキノコではないようですが、けっこう採れるみたいですね。
 食べてみたいですねえ・・・

 

(※北海道在住の知人によると最近は北海道でも取れなくなっているそうです。希少なキノコになってしまって、長らく口にしていないと聞きました。)