絵織り 鳥獣戯画
絵織りの最後にと思って、本の鳥獣戯画を1冊全部織って見ました。
出来上がり寸法 巾・・36cm 長さ・・9メートル
まず最初に1冊の本の絵をスキャナーにかけ、自分の思って居る巾と長さになる様に
絵の大きさなど考えて、織りの元絵の経糸の長さと本数を決める、
経糸は着物を織るよりは短かったので助かりました、
絵を織るのは一段一段織って行くと、絵が出て来るので楽しいのですが、織り機の巾もありますので、
絵は横向きにして織るのです。巾の広いもの(東海道五十三次などはすべて)がそうです。
西陣織など本職の方たちはは裏を上にして織るようですが、私は表を見ながら織るので、それもたのしいですね。
織りあげるのに1年半かかりました 織ったものはそのままにしておけないし、業者頼むと経済的にも大変ですし、
何でも最初から最後まで一人でしないと気が済まない性分でので、 表装も一人でしましたが、
流石に9メートルを続けて出来ないので、半分に別けて巻きもの2本にし、できあがりました。
でも、困った事にわが家にはこんな長いものは飾る所がないので。丸めて箪笥にしまってあります。
一度だけ自分の展示会をした時にテーブルに思い切って、伸ばして飾る事が出来たので満足してます。
もう今はとても出来ませんし、たまに出して見て自分であきれています。
今回ブログに載せるのに、写真には長すぎるので、カットして載せました。