素晴らしい寝姿?

 

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　ＺＺＺｚ・・・・　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　ベットはフワフワ　　ポンポは一杯～

　　　　　　　　

　　　　　　　朝の早い僕には、　第１回目の昼寝が一番きもちいいのさ。
　　　　　　　何？　　寝て居る姿がわるいって？
　　　　　　　この恰好が一番リラックス出来るのだよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　やゃゃ・・　　かあさんが寝て居るならリモコンの番をすれって？
　　　　　　　　　折角、気持ち良く寝ていたのになぁ～
　　　　　　　　　フーがくしゃみを３回もしたから？　風邪だと大変だってさ

　　　　　　　　

　　　　　　　それで僕に温度調整をさせるつもりなの。
　　　　　　　僕はお日様の当たる所でとても快適で、
　　　　　　　クーラー何て要らないと思うけどね

　　　　　　　　

　　　　　　　おい!  フー介　風邪引いたのかい？
　　　　　　　僕に移すなよな！　僕は糖尿病だからな。
　　　　　　　風邪は一番怖いのさ。

　　　　　　　違うのよ。　母さんの早とちりなのよ。
　
　　　　　　　母さん３つ、続けてくしゃみすると風邪だと騒ぐんだよな。

　　　　　　　　

　　　　　　　本当にうっかりくしゃみも出来ないね。
　　　　　　　そのくせ、自分は５回も７回も続けてしたりしてるんだからな。
　　　　　　　だいたい、掃除が良く出来て居ないからだと僕は思っているけどな。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　そうなのよ。ジーコ兄ちゃんはみんなの倍は毛が抜けるものね。
　　　　　　　お天気が好いとあっちにフワフワ・こっちにフワフワ。
　　　　　　　それにしてもジーコ兄ちゃんったら凄い寝ぞうね。
　　　　　　　かあさん、ばっちり撮って居たわよ。

　　　　　　

　　　　　　おい・おい。　フー介　背中に何をしょってるんだい？
　　　
　　　　　　母さんが背中を暖かくして居ると好いって。　
　　　　　　ふーちゃん重たいし、邪魔なんだけど、こうして居れば
　　　　　　母さん安心するから・・・

　　　　　　

　　　　　　フー介は母さん孝行だね。　重たくないかい？

　　　　　　そりゃぁ～　重たいし、ふーちゃん背中に何か乗せられると
　　　　　　歩けなくなるのよね。

　　　　　　　

　　　　　　　葉っぱを食べる時も、ちゃんとしょってるでしょう？
　　　　　　　これ、袋毛布だから重たいし、取るに取れずなの。

　　　　　　　

　　　　　　　少しの我慢だと思うから、好きにさせてあげるわ。

　　　　　　　

　　　　　　　フーちゃんって、ものすごーーく好い子でしょう？
　　　　　　　ジーコ兄ちゃんもおはな姉ちゃんもこんな事させないわよ。
　　　　　　　おはな姉ちゃんなんか噛みついて・引っ掻いてだわね。
　　　　　　　頭にビニールのお皿まで乗せられても、ジッと我慢のフーちゃん。
　　　　　　　どう？　　今は母さんの遊び相手はフーちゃんしか居ないもんね。
　　　　　　　その代わり、夜になると金ネズミや猫じゃらしで一杯遊んで呉れるし、
　　　　　　　片膝抱っこも、ねんねの時は母さんの首をペロへロもさせて呉れるから
　　　　　　　おあいこね。　　　　　

 

　　　　　　　

忘れてませんか？ ジーコ様を

 

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　化け物？　　失礼だよ。　俺様ジーコだよ。
　　　　　　　　　ビニールの袋の中に居るんだよ。
　　　　　　　　　どうも袋を見ると年甲斐も無く入りたくなるのさ。

　　　　　　　　

　　　　　　　やぁ～～、　お久しぶりです。
　　　　　　　この頃は僕の出番がなかったもんね。
　　　　　　　えっ？　　元気だったかって？
　　　　　　　そうでもなかったよ。夕方になるととうさんを思いだしてね。
　　　　　　　ニャ～オン・ニャ～オンと鳴くもんだから、かあさんに叱られてね。

　　　　　　　　

　　　　　　　「鳴くのなら、戸を閉めて部屋の中で鳴きなさい！」とね。
　　　　　　　何でも近所のおばさんが、変な鳴き方をする猫がいますね。って言われたとか・・
　　　　　　　僕はただ、夜になるからとうさんを呼んで居るだけなのにね。

　　　　　　　　

　　　　　　　でも、かあさんが「とうさんはもういないのだからね、
　　　　　　　お兄ちゃんの帰って来るのを玄関で待って居なさいだってさ。
　　　　　　　とうさんとおにいちゃんは違うのにさ。
　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　そうそ、　今年も又サクランボの季節だよ。
　　　　　　家にもずーと前は沢山サクランボがなった事あるんだ。
　　　　　　今は枯れてなくなってしまったけどね。
　　　　　　とうさんが嬉しそうに獲って居たっけ。
　　　　　　通る人に褒められると、嬉しそうにあげて居たんだ。
　　　　　　母さんが「知っている人？」って聞いたら「知らない人だよ」だってさ、
　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　この佐藤錦のサクランボは必ず毎年僕の頭に乗せて写真を撮る。
　　　　　　母さんのたのしみ。そして僕の苦しみ。
　　　　　　まぁ、一寸の間我慢すれば、かあさんご機嫌になるからね。
　　　　　　いいですよ。どうぞ・どうぞ。

　　　　　　　

　　　　　　　ても、これとうさんにお供えしていたのでしょう？
　　　　　　　ちょっと、お借りしたの？
　　　　　　　今頃、天国で怒っているかもよ。

　　　　　　　　　僕、しーーーらない！

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　どう？　ジーコとサクランボ。　好い感じでしょう？

　　　　　　　　

　　　　　　　とうさんのをちょっと借りたので、お茶でも入れますね。
　　　　　　　頭、良く拭いて・・・　ビニールの袋で？　お絞りでないの？
　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　まず、お茶碗を乗せる茶たくね。
　　　　　　おっとと・・・　　裏返しだったね。

　　　　　　　

　　　　　　　今度は好いでしょう？
　　　　　　　とうさん、そそっかしいから、お茶こぼすと悪いからね。
　　　　　　　この上にお茶碗？　それは駄目だよ。
　　　　　　　熱いお茶をこぼしたら、僕頭やけどするからね。
　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　お茶碗におちゃを入れるのを待つ間だけだよ。
　　　　　　　　　なに？　熱いお茶でないけど・・・　　こぼすと大変だから？
　　　　　　　　　僕の頭が？　　違うの後始末が大変なの？　
　　　　　　　　　嫌なかあさんだね。

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　と言う事で、サクランボもとうさんにお返して・・・
　　　　　　　　ついでにお茶のサービスもして・・・

　　　　　　　　久しぶりに写真を撮って呉れたのはいいけど、
　　　　　　　　一番喜んだのはとうさんでも僕でもなくかあさんでした。

　　　　　　　大きい兄ちゃんが家の掃除・お洗濯・お風呂場に掃除を　しているのに、
　　　　　　　自分はパソコンをして・・・
　　　　　　　おはなもフーも次は自分の番になるかと、猫眠りをしてるし、変な家だね。

　　　　　　　　　　　

 

 

　　　　　　　　

フーだって出来ますわよ

 

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　ふーちゃんにはできないって？
　　　　　　　　何時もカメラの紐で遊んでるから？
　　　　　　　　見てなさい！　　　上手に乗せてあげますよ。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　ねぇ、金ネズミ君好い子だから大人しくして居てね。
　　　　　　　　これが出来ないと又、おはな姉ちゃんに馬鹿にされるからね。

　　　　　　　　　

　　　　　　あぁぁ…　　こら！逃げないでも大丈夫よ。
　　　　　　別に咬みついたりしないわよ。
　　　　　　噛みつきはおはな姉ちゃんの得意技よ。

　　　　　　　　

　　　　　　本当に世話の焼けるチューさんね。
　　　　　　お願いだからフーちゃんの言う事聞いて協力して頂戴ね。

　　　　　　　

　　　　　　何をブツブツ言っているのかって？
　　　　　　今、チューさんと交渉中なんだから、静かにして居て頂戴な。

　　　　　　　

　　　　　　ねぇ～～　かあさんおはな姉ちゃんの時の様に紐を持ち上げて～
　　　　　　それから、フーちゃんの頭にそろっと乗せて・・・
　　　　　　そんなの違反？　　自分で乗せるの？

　　　　　　

　　　　　　だってさ。
　　　　　　おはな姉ちゃんの様にフーちゃんの頭平らでないわよね。
　　　　　　年だって半分だし～～
　　　　　　かくれんぼうなら負けないんだけどね。

　　　　　　

　　　　　　えっ？　　ブツブツ言ってないで早くしなさい？
　　　　　　かあさんいいわ。　　チューさんも嫌がっているようだしね。
　　　　　　やっぱり、チューさんとは鬼ごっこするのが一番いいわ。
　　　　　　食っちゃ寝ばかりしていると、誰かさん見たいに・・・・

　　　　　　　　　糖尿病になっちゃうからね。

　　　　　　

　　　　　　　又、おはな姉ちゃんに「あんたは何をしても落第生ね」って。
　　　　　　　いいわ。　そんな事気にしないから。
　　　　　　　チューさん遊びましょ。　勿論フーちゃんは可愛い鬼さんよ。

　　　　　　　　子供は元気で遊ばなくっちゃね。
　　　　　　　　もう子供では無いって？
　　　　　　　　中年なの？
　　　　　　　　でも、かあさんよりはずーと・ずーと若いですもの。　　ね。

　　　　　　　　

何でも出来ますよ。

 

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　この金ネズミを頭に乗せるのね。
　　　　　　　　　今年は金色が流行りね。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　ちょっと、寝ころんでしても見ても好い？

　　　　　　　　

　　　　　　　　駄目なの。　起きてするの？

　　　　　　

　　　　　　まず、ちょっと齧って見るわ。
　　　　　　それから母さんに紐を上に持ち上げて貰って・・・・

　　　　　　　

　　　　　　　　あら、そんなのずるいって？
　　　　　　　だって、　これ位はして貰わないと難しいわよ。

　　　　　　　

　　　　　　１・２・３で「エイ～～」と頭をひょっと出すのよ。

　　　　　　

　　　　　それから頭を静かに動かして、お座り！

　　　　　　

　　　　　　　どう？　　出来たでしょう？
　　　　　　　自分で出来なければフーちゃんの鬼監督は勤まらないからね。

　　　　　　　　

　　　　　　　　　なに？　　こっちを向けって？　
　　　　　　　　　そんなことしたらちゅうさん落っこちてしまうわよ。

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　駄目なの？　　どうしても動かすの？
　　　　　　　　そろ・そろとね。

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　どうか、フーちゃんの見て居る間は落ちません様に。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　凄いわねぇ～　　ジーコ兄ちゃんより上手よ。
　　　　　　　　フーちゃんにはおはな姉ちゃんの様には逆立ちしても出来ないわ。
　　　　　　　　悔しいけど、叱られてもこれからの特訓頑張るしかない様ね。
　　　　　　　　でも、何となくインチキぽい感じがするけどなぁ～。

　　　　　　　　ウフフ・・　　フーちゃん疑って居るわよ。
　　　　　　　　少しおとなになってきたのね。
　　　　　　　　そうよね。こんな事はかあさんが無理やり乗せたから出来たのよ。
　　　　　　　　おはなちゃんはただじっと我慢の子で居るだけよ。
　　　　　　　　一人で出来たら今頃テレビで引っ張りだこになって居るわね。
　　　　　　　　　　

 

　　　　　　

 

　　　　　　

　　　　　　

　　　　　

おはなのお城

 

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　今日は、フーちゃんの特訓はお休みです。
　　　　　　　　余り毎日すると、フーちゃんがノイローゼになってしまうでしょう？
　　　　　　　　そこでちょっと困った事になっている、おはなのお城のお話をします。

　　　　　　　　

　　　　　　　　おはなちゃんはかあさんからずーと前に買って貰った猫ベットを
　　　　　　　　机の上に置いて貰って、夜も昼寝もこの中に居る事にしたの。
　　　　　　　　大きさはおはなには丁度いいのよ。

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　所がです。ジーコ兄ちゃんが、そのべっと俺様に寄こせって。
　　　　　　　　一生懸命反抗したけど、あの体で椅子を踏み台にして上がって来て、
　　　　　　　　怖～い顔で睨むの。

　　　　　　　

　　　　　　おはな、又噛みつかれると痛いからひとまず逃げる事に・・・
　　　　　　ジーコ兄ちゃんは椅子が無ければ上がる事も降りる事も出来ないからね。
　　　　　　おはなはこっちからピョンと飛びおりて・・・・

　　　　　　　　

　　　　　　　やれやれ、おはなの奴諦めたな。
　　　　　　　何となく俺様には小さい様だけど折角上がったのだから、
　　　　　　　一応中に入って匂いを付けておこうか。

　　　　　　　　

　　　　　　　ひや～～　　おはなの匂いでプンプンだ～
　　　　　　

　　　　　　　　

　　　　　　　やっぱり、僕はストーブの隣のベットの方がいいな。
　　　　　　　母さんが段ボールと和紙で作って呉れた奴だよ。
　　　　　　　上がる時は踏み台がいるし、　母さんのかけ声も居るけどね。

　　　　　　　　1・2・の3　　とか、　「それ、どっこいしょのこらしょ」ってね。

　　　　　　　このかけ声が無いと上がるの大変なんだ。　それがちょっと困るけど
　　　　　　　伸び伸び寝られるし、僕には極楽の場所さ。

　　　　　　　

　　　　　　ベットの中でご飯を食べて、お行儀が悪いですって？
　　　　　　これには訳があるのです。
　　　　　　おはなは食べるのがのろいのです。　ジーコ兄ちゃんと並んで食べると、
　　　　　　母さんの目を盗んで、無理やり盗られるのです。
　　　　　　だから母さんが忙しい時は此処で食べて、終わったらベットから出ていると
　　　　　　すぐに片付けて呉れるのよ。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　こうして食べて居る時はとても安心して、のんびり食べられるから。
　　　　　　　　ジーコ兄ちゃんのカリカリよりおはなちゃんの方がずーーと美味しいの。

　　　　　　　　

　　　　　　　そうなんだよ、一度食べた時「こんな美味しいの食べて居る」って、
　　　　　　　それからは必ず５・６粒注射の後で貰うことにしてるのさ。
　　　　　　　前は糖コントロール１０粒だったけど、これは何時も食べて居る
　　　　　　　ご飯の中にもはいってるし、　やっぱりご褒美は美味しい方がいいもんね。　　

鬼特訓 （2）

　　　　　　　　

　　　　　　　フーちゃん切ないのよ。
　　　　　　　おはな姉ちゃんの特訓が始まるの。
　　　　　　　フーちゃん出来なくっても良いと思うんだけど・・・

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　フー介。　こんなの簡単だよ。
　　　　　　　　僕のを良く見てご覧。　
　　　　　　　　目は動かしても頭は絶対に動かさなければ乗っかるよ。

　　　　　　　　

　　　　　　　まぁ、ここの家の子になったら、これ位は出来ないとね。
　　　　　　　出来るとかあさん大喜びしてくれるよ。
　　　　　
　　　　　　　　えっ？　ご褒美？　そんなものないよ。
　　　　　　　　何しろパチパチと写真を撮って、すぐにパソコンに取り込んで・・・
　　　　　　　　修正。僕の場合は赤目補正もしなければならないしね。

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　このマリに接着テープでも付ければ落ちないのにね。
　　　　　　　　ジーコ兄ちゃんもおはな姉ちゃんも頭のてっぺん平らなの？

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　良く、咬んでペチャンコにするといいかしら？

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　この棒に縛り付けて頭に縛れば好いわね。
　　　　　　　　　フーちゃんって頭いいでしょう？
　　　　　　　　　何しろ脳味噌がいっぱい入って居るからね。

　　　　　　　　　だぁれ？　味噌が一杯過ぎてつるつるでしわが無いなんて・・

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　いいですよ。　何時かは出来る様になりますからね。

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　おはな姉ちゃんはフーちゃんにばかりさせて、
　　　　　　　　　自分はもしかして出来ないの？

　　　　　　　　

　　　　　　　　失礼ね。　教える時は自分が出来なければ駄目でしょうよ。

　　　　　　　　

　　　　　　　　　ねぇ。　ジーコ兄ちゃんより上手よね。

　　　　　　　　おい、　どさくさにまぎれて言いたい放題な奴だね。

 

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　お手本を見せろですって？　　好いですよ。

　　　　　　　　　あらよ。　どうですか？

　　　　　　　　

　　　　　　　　たぁーーれ？　　ガムテープがついて居ないかって？
　　　　　　　　そんな卑怯な事はしませんよ。

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　ほーーら。　見て・見て～
　　　　　　　　これなら乗せられますよ。　　凄いでしょう？
　　　　　
　　　　　　　　そんなのは簡単すぎるって？　　
　　　　　　　　ふーちゃんだっておはな姉ちゃんみたいに１０才になったら出来るわよ
　　　　　　　　あらら・・　　２才位から出来たの？

　　　　　　　

　　　　　　　ペション！

　　　　　　大丈夫だよ。そのうち出来る様になるから、
　　　　　　　　落ち込んでいるフーなんて似合わないぞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　

　　　　　　あぁ、　　今日はとても面白かったわね。
　　　　　　フーちゃんの困った顔。
　　　　　　何時も母さんに抱っこのおねだりばかりして居るから・・・
　　　　　　ちょっと意地悪したんだけど、し過ぎたかしら？

　　　　　　

　　　　　　　でも、でも、　　みなさん　まだ・まだ　続きますわよ。

　　　　　　　この次は何をすると思います。うふふふ・・・