もりた真弓市議、条例の一部改正についてもりた議員が登壇し提案理由を述べました。
中村きみえブログより転載
今回の条例では精神障害者保健福祉手帳の障害等級が2級の方に医療費の助成をするものです。
現行では身体障害では1級から3級まで、知的障害は知能指数50以下の方への医療費の一部助成をしていますが、精神障害は1級のみとなっています。精神障碍者の保健と福祉の増進を図るため2級まで拡充しようとするものです。
今から80数年前の1918年日本の精神医学と精神医療の創始者の東京帝国大教授の呉秀三氏は、「我邦十何万ノ精神病者ハ実ニ此病ヲ受ケタルノ不幸ノ外ニ、此邦ニ生レタルノ不幸ヲ重ヌルモノト云フベシ」という著書で有名な言葉を残しており、精神障害者の偏見、差別が残っていることを指摘し、千葉市では2級に該当する人は約5400人あり、推定年間約3億8000万円必要であり、すでに名古屋市や相模原市では独自に助成しており、国が行うべきものですが自治体が責任を持って対応すべきと指摘しています。生きる人生を輝くようにするための条例提案です。
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