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ごろねの魔女

魔法を忘れた魔女はこの世界に順応しちゃっています

使用済み

2005年09月24日 11時23分58秒 | 雑貨
店をやっててビックリしたのが『使用済みでいい』ってお客様が意外と多いこと。

うちは陶器中心の雑貨屋で、狭いながらもコーヒーを飲むスペースがある。
そこで使用するカップやお皿はもともと商品だったもの。実際使ってみて良さを実感していただきたいし、私自身も使い勝手を試したいから。

新商品をどんどん使いたいのだけれど、一点モノの器も多く、そうもいかない。
時間が経つにつれ『このカップいいわね』といわれても、もう売り切れていることが多い。

そこで「店で使用したものでよろしければ」と伺うと、たいていの方がOK。
数回使用しているということで、販売価格の半額でお譲りしている。
お客様もお得だし、こちらも入れ替えが出来て助かる。

考えてみれば、数回使用している方が陶器はいいのかもしれない。
『粉引の器は使うと色合いが変わる』とか『貫入があるとこういう感じになるのね』なんていうことが判るし、『これは使い込んでもキレイ』というのも判る。
私自身も「アイスクリームを食べるのにもいいですよ」なんて具体的に説明しやすい。

使用済みといっても、不潔なことなんてないしネ。
「人が使ったものはイヤだわ」なんて言っていたら外食なんて出来なくなっちゃう。

そうか。
『使用した商品、半額でお譲りします』ってどこかに書いておこうかな。
それ目当てで来られても困るかもしれないけれど。。。


おやつ皿

2005年09月21日 12時01分51秒 | 雑貨
ここのところ、ひとりだけのランチに原田晴子さんの『おやつ皿』が活躍♪
パンを3種類くらい冷凍庫から出してきて、焼きなおして、お皿に。
おいしいパンが倍おいしく感じられちゃう。

先週パンツアーに行った時のパンが冷凍庫に密かに隠してあって、それを少しずつ少しずつ食べるのが楽しみ♪

画像にはないけれど・・・
『プティタプティ』のラムレーズンのパンは大人のレーズンパン。しっとり生地もいい。
『ルシャンボラン』のほうれん草の丸パンは繊維もそのまま、ほうれん草の味がしっかりして、野菜好きにうれしい味。ちょっと青臭いからほうれん草そのものが嫌いな人にはだめかもしれない。むちむちの食感で、食べ応えある。

あ~もっと買ってくればよかった~。

片口

2004年12月07日 17時25分31秒 | 雑貨
陶器市に店の商品の買い付けに行く時、「今日はカップを探そう!」とか決めていく。
店に置きたいものとして、ポットやパン皿を探すことが多い。

ところが気がつくと「片口」を手に取っている・・・・。

いけない、今日はカップを探しに来たんだからと自分を説得しようとするけれど、いつも誘惑に勝てない。

「これ!」という器にはなかなか出会えないものだから、出会いを大切にしないとね・・・って自分に言い聞かせては、買っちゃうんだよね~。

片口にはなんともいえない魅力を感じちゃう。

別に注ぎ口があるからといって、汁物を入れるわけではなく
「鉢」のひとつとして、サラダを入れたり煮物を入れたりほうれん草のお浸しを入れたり・・・。

丸や四角の器の並ぶテーブルのアクセントになる。
・・・・なんて、別に意識して効果を狙うわけではなくても、よく食卓に登場する。

ああ・・・また買ってしまった・・・といつもあきれながらも、そんな買い物が好き。

カップ

2004年12月06日 19時56分33秒 | 雑貨
カップが好き。
いくつも持っているんだけれど、つい欲しくなる。

お気に入りは、ちょっとくらい欠けても使っちゃう。
でも先日、一番のお気に入りのカップの取っ手が何かの拍子にポロリと取れてしまって、さすがにカップとして使えなくなってしまった。

益子でひとめ惚れして買ったカップ。
商品として5個仕入れて、気に入ったから追加したかったけれど、もうなかった。
4個がすぐに売れて、慌てて1個を自宅用にしたもの。

粉引のきれいな白で、独特の形をしていて、両手で包むように持つと手にしっくりきた。
口が広いから、スープカップとしても便利だった。
ヨーグルトにも、アイスクリームにも、シリアルにも・・・・本当に愛用していたのに・・・・。

陶器のいいところは、こんな“はかない”ところかも。
理想のカップはなかなかないだけに、出会えたときがうれしい。
きっとまた、出会えるでしょ。

そう、カップが割れると、すごくすごく哀しいんだけれど、『あ、これでまた新しいのを探せる』という気持ちにもなったりして・・・・。