2024.06.11(火)5年ぶりに名取市閖上(ゆりあげ)に行った。
目的は、貞山運河、閖上水門、閖上漁港、名取川や井土浦の様子を見るため。
(2019.03.24)貞山運河(いわぬまひつじ村~新浜水門~閖上水門) ⇒ こちら
(2017.01.06)中貞山運河と閖上の町 ⇒ こちら
東日本大震災からの復旧が進み、かわまちテラス、みちのく潮風トレイル、サイクルスポーツセンター(温泉施設併設)も整備され、集客施設も整ってきた。
レンタサイクルで約3時間ほど走り回ってきた。
*
東北新幹線で仙台駅へ。
ここで、東北本線に乗り換えて名取駅へ。
そして、バス『なとりん号』で閖上の『名取サイクルスポーツセンター』に向かった。
片道200円。Suicaは使えない。
バスは1時間に1本運行。
センター内のレストランで昼食。
電動アシスト付きのレンタサイクルを借用した。
(きれいに整備されたJR名取駅)
(今日の行く先) バス乗り場脇の案内図から一部を加工・転載。
(駅構内に展示されていたポスター)
(名取市サイクルスポーツセンター) 入浴・宿泊可能な『閖上温泉輪りんの宿』が併設。
まずは、東日本大震災の津波被災後にかさ上げ再整備された防潮堤防の先を見に行った。
ここの砂浜には、地元の方々によってハマボウフウが育成されている。
大きく弓なりになっている仙台湾岸、長城のような堤防、砂浜で遊ぶ人たちなどを眺めた。
そして、自転車を走らす。
(北側:前方は名取漁港口。その先は仙台港のある方角)
(南側:阿武隈川河口~荒浜の方角)
(閖上大橋)
(閖上漁港) 大震災前の賑わいが恋しい。
(広浦湾)
(広浦湾とサイクルスポーツセンター)
次に、『みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター』に行った。
あいにくここは休館日だった。
(みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター)
<みちのく潮風トレイル(東北太平洋岸自然歩道)>
青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐロングトレイル(総延長1025㎞)。
三陸復興国立公園の断崖やリアス海岸ならではの絶景、恵み豊かな世界三大漁場など見どころが満載。
(奥松島宮戸島~寒風沢島~野々島~桂島~塩釜港桟橋の間は、徒歩と船の組み合わせで渡る。)
(広浦湾沿いの貞山運河(木曳堀)と前方に小さく見える閖上防潮水門)
(防潮水門を拡大)
この水門まで行って見ようと自転車で向かったものの、かなり距離があり、帰りの時間を考え途中で断念した。
(仙台市役所前に午後5時半までに戻らなければならない用事があった。)
北上して『かわまちテラス閖上』に向かう。
ここは、名取川と仙台市街を望むリバーサイドスポットで、大震災からの復興シンボルともなっている。
飲食店、海産物やスイーツの店などが立ち並ぶ。
この日は天気が良く、堤防斜面の草花も気持ちを明るくしてくれた。
(かわまちテラス) 左は名取川。
(名取川沿いのあんどん松)
名取川河口側に進み、前回来たときは工事中で近づけなかった閖上水門に行く。
(閖上水門)
水路は貞山運河(木曳堀)、水門後方は名取川。
(水門の裏側)
(水門脇から名取川の向こうの仙台市藤塚地区を望む。)
北側に伸びる水路は貞山運河(新堀)。
松並木が無くなって寂しい光景になっている。
画像右手は、井土浦。
(仙台市藤塚の『避難の丘』) 手前は名取川。
(名取川河口) 前方は太平洋。
だんだん残り時間が無くなってきた。
日和山に向かう。
(大正時代に築造された日和山)
日和山の築造の様子は ➠ こちら
(日和山山上の富主姫(とみぬしひめ)神社)
(日和山から周辺を見下ろす。)
水産加工会社などが操業しているが、大震災前と比べるとやはり寂しい。
(下に移設された山上にあった石碑群)
(震災メモリアル公園) 後方左は日和山。
平成23(2011)年3月11日発生の東日本大震災の津波で、964名が亡くなっている。全壊戸数3,765戸。
盛り土も含めた慰霊碑の高さは、この地を襲った津波の高さと同じ8.4mとなっている。
(皇太子同妃殿下行幸記念碑) ※現天皇
両殿下は、平成29年11月1日に閖上を訪問。
碑文の歌は、平成30年の歌会始での御歌。
復興の住宅に移りし人々の語るを聞きつつ幸を祈れり 皇太子殿下
あたらしき住まいに入りて閖上の人ら語れる希望のうれし 皇太子妃殿下
サイクルスポーツセンターに戻り、自転車を返却。
そして名取駅に戻るバスを待つ。
(広浦湾の岸壁から蔵王連峰を遠望するも霞んで見えない。)
東北本線で長町駅まで戻り、仙台市営地下鉄南北線に乗り換えて勾当台公園駅には想定時間どおり着くことができた。
(仙台駅で地下鉄に乗り換えると、いっきに乗客が増えてしまうので座ることができなくなる。)
(仙台市青葉区の定禅寺通り)
最も定番の画像。
目的は、貞山運河、閖上水門、閖上漁港、名取川や井土浦の様子を見るため。
(2019.03.24)貞山運河(いわぬまひつじ村~新浜水門~閖上水門) ⇒ こちら
(2017.01.06)中貞山運河と閖上の町 ⇒ こちら
東日本大震災からの復旧が進み、かわまちテラス、みちのく潮風トレイル、サイクルスポーツセンター(温泉施設併設)も整備され、集客施設も整ってきた。
レンタサイクルで約3時間ほど走り回ってきた。
*
東北新幹線で仙台駅へ。
ここで、東北本線に乗り換えて名取駅へ。
そして、バス『なとりん号』で閖上の『名取サイクルスポーツセンター』に向かった。
片道200円。Suicaは使えない。
バスは1時間に1本運行。
センター内のレストランで昼食。
電動アシスト付きのレンタサイクルを借用した。
(きれいに整備されたJR名取駅)
(今日の行く先) バス乗り場脇の案内図から一部を加工・転載。
(駅構内に展示されていたポスター)
(名取市サイクルスポーツセンター) 入浴・宿泊可能な『閖上温泉輪りんの宿』が併設。
まずは、東日本大震災の津波被災後にかさ上げ再整備された防潮堤防の先を見に行った。
ここの砂浜には、地元の方々によってハマボウフウが育成されている。
大きく弓なりになっている仙台湾岸、長城のような堤防、砂浜で遊ぶ人たちなどを眺めた。
そして、自転車を走らす。
(北側:前方は名取漁港口。その先は仙台港のある方角)
(南側:阿武隈川河口~荒浜の方角)
(閖上大橋)
(閖上漁港) 大震災前の賑わいが恋しい。
(広浦湾)
(広浦湾とサイクルスポーツセンター)
次に、『みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター』に行った。
あいにくここは休館日だった。
(みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター)
<みちのく潮風トレイル(東北太平洋岸自然歩道)>
青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐロングトレイル(総延長1025㎞)。
三陸復興国立公園の断崖やリアス海岸ならではの絶景、恵み豊かな世界三大漁場など見どころが満載。
(奥松島宮戸島~寒風沢島~野々島~桂島~塩釜港桟橋の間は、徒歩と船の組み合わせで渡る。)
(広浦湾沿いの貞山運河(木曳堀)と前方に小さく見える閖上防潮水門)
(防潮水門を拡大)
この水門まで行って見ようと自転車で向かったものの、かなり距離があり、帰りの時間を考え途中で断念した。
(仙台市役所前に午後5時半までに戻らなければならない用事があった。)
北上して『かわまちテラス閖上』に向かう。
ここは、名取川と仙台市街を望むリバーサイドスポットで、大震災からの復興シンボルともなっている。
飲食店、海産物やスイーツの店などが立ち並ぶ。
この日は天気が良く、堤防斜面の草花も気持ちを明るくしてくれた。
(かわまちテラス) 左は名取川。
(名取川沿いのあんどん松)
名取川河口側に進み、前回来たときは工事中で近づけなかった閖上水門に行く。
(閖上水門)
水路は貞山運河(木曳堀)、水門後方は名取川。
(水門の裏側)
(水門脇から名取川の向こうの仙台市藤塚地区を望む。)
北側に伸びる水路は貞山運河(新堀)。
松並木が無くなって寂しい光景になっている。
画像右手は、井土浦。
(仙台市藤塚の『避難の丘』) 手前は名取川。
(名取川河口) 前方は太平洋。
だんだん残り時間が無くなってきた。
日和山に向かう。
(大正時代に築造された日和山)
日和山の築造の様子は ➠ こちら
(日和山山上の富主姫(とみぬしひめ)神社)
(日和山から周辺を見下ろす。)
水産加工会社などが操業しているが、大震災前と比べるとやはり寂しい。
(下に移設された山上にあった石碑群)
(震災メモリアル公園) 後方左は日和山。
平成23(2011)年3月11日発生の東日本大震災の津波で、964名が亡くなっている。全壊戸数3,765戸。
盛り土も含めた慰霊碑の高さは、この地を襲った津波の高さと同じ8.4mとなっている。
(皇太子同妃殿下行幸記念碑) ※現天皇
両殿下は、平成29年11月1日に閖上を訪問。
碑文の歌は、平成30年の歌会始での御歌。
復興の住宅に移りし人々の語るを聞きつつ幸を祈れり 皇太子殿下
あたらしき住まいに入りて閖上の人ら語れる希望のうれし 皇太子妃殿下
サイクルスポーツセンターに戻り、自転車を返却。
そして名取駅に戻るバスを待つ。
(広浦湾の岸壁から蔵王連峰を遠望するも霞んで見えない。)
東北本線で長町駅まで戻り、仙台市営地下鉄南北線に乗り換えて勾当台公園駅には想定時間どおり着くことができた。
(仙台駅で地下鉄に乗り換えると、いっきに乗客が増えてしまうので座ることができなくなる。)
(仙台市青葉区の定禅寺通り)
最も定番の画像。
芭蕉がたどった「奥の細道」からは少し離れている閖上にお立ち寄りいただき、ありがとうございます。