旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

貞山運河(いわぬまひつじ村~新浜水門~閖上水門)

2019-03-27 00:31:56 | 水の道逍遥
2019.03.24(日)に、レンタカーを使って、貞山運河の様子を見ようと阿武隈川河口から名取川河口の閖上までたどってみた。
災害復旧が進む運河(堀)の護岸はコンクリートで覆われ、中世ヨーロッパの騎士が身に着けた鎧を連想させる。

これが落ち着いた景観を創出するまではどれほどの時間を要するのだろうか?
その日が一日でも早く来ることを切に願っている。

まず最初に立ち寄った『いわぬま ひつじ村』。
次から次に訪問者が到着。
ヒツジたちも餌をもらいに寄ってくる。







ここから海岸線に沿って南下し、阿武隈川河口の新浜水門へ移動。



(新浜水門の上流部=木曳堀(五間堀川))


(水門には橋が併置)


(五間堀川:この辺りの松並木がかろうじて残った。)


(五間堀川から新浜水門を望む。)


さらに阿武隈川の方に移動。



(新浜水門)


(対岸の亘理町荒浜の方角)


(太平洋に注ぎ込む阿武隈川)


閖上に向かう途中、避難丘(千年希望の丘)にも上ってみた。







(丘の上から南側を見る。左側の空との境の濃い青色は太平洋。)


(西方の山並みを遠望。左から雪をかぶった蔵王(刈田岳・熊野岳)、右は双耳峰の雁戸山。)


この後は、閖上の町に向かう。



(中央奥は閖上水門の方角)


内覧を行っていた『みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター』を覗いてみた。









ここでうれしいことを知った。
次の画像のNo40~41に注目。
東松島市宮戸島から塩竃市浦戸諸島の寒風沢島に渡るルートが描かれている。
センターの職員の方によれば、今度あらたに渡船が航行することになったのだそうだ。
(ただし、予約が必要。)
これで、奥松島から寒風沢、野々島、桂島、塩釜港へとつながっていく。
(浦戸諸島の朴島、寒風沢、野々島、桂島には市営定期船が航行しているが、渡船もあるので楽しい島めぐりができる。)





日和山や閖上水門の周辺は、災害復旧工事が行われている。
日和山駐車場は場所変更になったが、山に上ることは可能。
この日も大型バスが来ていた。
水門の方は工事関係者以外は立入禁止となっている。





(閖上水門)




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