旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

ヒガンバナ

2019-09-26 21:23:48 | 花鳥風月
今日の午前、孫を連れてこどもクリックに行っての帰りに目にしたヒガンバナ。
午後にそれを見に現地に。
といっても、自転車で5~6分のところ。
場所は、東急田園都市線二子玉川駅のすぐ近く。
沿線には田園の風景が無くなったとか言われるが、この花の群生を見るとまだまだそれを大事にしようとする人たちがいることを知る。



(高層ビルはライズ(rise))


(ママチャリも行く。)


(白花もある。)




(上部に咲いている花)


場所を変えて多摩川河川敷緑地にある兵庫島公園にも寄ってみた。



(兵庫島公園で)




(ハナカタバミ:多年草 南アフリカ原産 江戸時代の末以降に鑑賞用として渡来 カタバミ科カタバミ属)


この花を見ると故郷を思い出す。
それは、生まれ育った宮城県北の山里の集落、そして昨年まで暮していた仙台の郊外。

この花を不吉な花と忌み嫌う人がいるようだが、わたしにはとても懐かしく好きな花の代表的なものの一つ。
お墓でしばしば目にするのも、この花の球根には毒があるので、ネズミなどが埋葬された死体を食い荒したりしないようにとのことからとされる。
田んぼなどの畔でも同様に、ネズミやモグラによって穴をあけられないようにする狙いがある。
なお、球根のその毒も水にさらすことによって取り除くことができ、食用にもなるのだという。
(飢餓対策用にと中国大陸から持ち込まれたとする説がある。)
1000以上もの別名を持つこの花。
「花は葉を見ず 葉は花を見ず」
韓国では相思華とも言うらしい。

2年ほど前から、我が家の庭のヒガンバナを団地の斜面に移植してきた。
それが今どうなっているのか、咲いていてくれているのか。
とても気にかかる。

※過去に掲載したものもご覧ください。 ⇒ こちら


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