反省だけなら猿でもできる

道を歩けば必ず棒に当たるような、ネタに困らない我が母をもう何年もバカにしてネタにして笑ってきた私ですが、全くもって自分だって相当母を笑えないヤツだと確信する出来事がございました。
というか、本来同じ血が流れているのだから、こういうネタ気質は受け継がれていくものなんじゃなかろうか。（嫌な血だな）

車の免許の更新で、初回だった私は初回更新時講習を受けてきたのですよ。
全く事故は怖いよね。安全運転こころがけなくちゃね。
なんて思いながらブブンと会社に向かって走っていたら、なんと後ろからパトカーが追ってきた。
全く持ってパトカーに追いかけられる覚えなんかないので、なによーと思って道を譲ったら、後ろに止まるじゃないの。「え！？私！？」と動揺してたら

「一時停止無視したでしょー」

と。いや！してない！止まった！
この私が「止まれ」と書いてあるところで素直に止まらないわけがない！
と訴えてみたのですが、止まってないと言い張るので、押し問答してても仕方ないかと素直に応じました。彼らが言うからには、減速してても止まってはいなかったのでしょう。とんだうっかり違反者だ。普段は慎重なのに、何故今日に限って・・・ちくしょー仕事なんて焦って行かないで寄り道してからのんびり行けばよかった。
止まったと思うんだけど・・・止まってないらしい。
もう覚えてない。覚えてないが反省するしかないのであった。
罰則金の７千円は相当痛かった。今日が給料日でよかった。

会社に行ったら、途中で電話して事情を話しておいたのでみんなに「よくお金あったね、かわいそうにね。７千円は痛いよね」と同情されまくり。どれだけ貧乏キャラが定着してるんだよ。
「講習行って何聞いてきたんだ」とも言われました。
何も言えません。
しかしその後は皆の体験談で勝手に盛り上がられました。
みんな捕まりすぎですよ。警察も働きすぎですよ。

それにしても、死角にパトカーがいすぎる。
とにかく知り合いが軒並み捕まってるので、私もいつかやるのではないかと常に慎重に走っていたのにまあなんて間の悪い。
一度視界の隅に突然パトカーが見えたことにビビってブレーキかけそうになったこともあるので、正直やめて欲しいくらいだけど、事故件数減らす為にやってることなんだから、と思うとそうそう文句も言えないしどうしたらいいんだこの状況。

それにしても、免許保有者率国内一位に変動なしって凄いな。群馬県。
確かに高校３年の時点で学内の３分の１が取得しちゃうしね。
確かに知り合いを辿れば必ず一人は走り屋に行き当たるしね。
そんなに車以外の交通手段が他にないのだろうか。