ネットで見かけた鞍馬の烏天狗の張子のお面が欲しくて、もう何年になるだろう?(笑)
関西方面へいく度に、京都のはずれに鞍馬寺があるけどなぁと思いつつも、どうせなら火祭りの時にいくべし!と我慢してきたわけですが、遂に、遂に絶好の機会が訪れたのでした
2010年10月22日、昼から時代祭を見物し(これがけっこう疲れました。体力なっ(笑))、18時から始まるという「鞍馬の火祭り」に対して少し早めに出町柳駅に向かったのでした。
14駅ある叡山電鉄叡山本線は出町柳駅から鞍馬駅まで約30分。
2両編成の山岳路線。
片道410円ですが、16時頃既に列できていて「帰りの切符を買っておくことをお勧めしまーす」のアナウンスあり。
ギッチギチの満員電車
ホームで待っていたお客さんの「Oh my god!」的な表情が各停車駅でみられ、駅員さんがねじ込んでいきます(笑)
田舎で車通勤の私には、ちょっとつらいかな。 フッ(笑)
大分山の中へ入ってきて、紅葉の季節はさぞ見ごたえありそうな風景のなか、16時半すぎに終点鞍馬駅へ到着。
「天狗の山 鞍馬へようこそ」とホームや駅舎内に天狗の面が多数飾られていました。
祭りは0時を過ぎるとのことで、終電時間等チェックするため、とりあえずデジカメで記録です。
当日は臨時ダイヤで増発され、16時以降は、12分毎に運転されるとのこと。
鞍馬駅内には源義経に関するパネルが展示されていました。
でも祭りが気になるので、じっくりは見れず。
駅舎内に、それらしき松明が展示されていました
長さ3.5m 重さ60kgの松明ですが、これでも少年用の中松明とのこと
鞍馬の火祭りは鞍馬寺の鎮守社・由岐神社の例祭で、 仁王門(鞍馬山門)から鞍馬街道一帯で行われます。
駅前の広場にでっかい天狗面があり、その前には帰りの電車待ちの列用の柵が設けられていました。
帰りの叡山電鉄の待ち時間は1~2時間との話も…
「僧正が谷(そうじょうがだに)は木の根道が続く奥の院の大杉権現、不動堂、魔王殿の辺り一帯を指し、この付近は古来から天狗が棲みつき、牛若丸(義経)はここで鞍馬の天狗をはじめ高雄・愛宕の天狗などから武芸を教わったと伝えられる。
鞍馬・比叡・愛宕・飯綱・白峯・大峯・大山・彦山など全国各地の霊山には天狗伝承があり、大天狗・小天狗・烏天狗・木の葉天狗などの階層もつけられているが、中でも鞍馬山の大天狗は、「僧正坊」と呼ばれ、日本各地の天狗たちの総元締めとして、また、僧正が谷は総本山ともいえる場所のひとつとして語り継がれている。」
駅を出ると、土産物屋が並んでいますが、おおっ 烏天狗などのお面が
18時からの祭り開始に備えて早めに腹ごしらえしようと、きつねうどんをオーダー
さずが京都、かなりの薄味~
うどんを食した茶屋の中に本日の火祭りの進行内容が張ってありました。
「六時 神事振れ かがり火点火 小さい子ども用の松明がきます。
七時頃 少年・青年の大きな松明が街中を練り歩きます。
八時半頃 上と下から太鼓が聞こえ、鉾が山門を目指してきます。
九時半頃 お神輿を迎えるために鞍馬寺山門に全ての松明が集まります。
火祭りのクライマックス。
十一時 お神輿を御旅所に納めます。
神楽松明が出ます。
十二時 終了 叡山電車の最終24時22分」
駅を出て山門に向かって坂になっていて土産物屋さんなどが並びます。
ここ一帯が祭りのメインの場所で、この狭い集落に大勢の見物人が集まるので、とんでもないことになります。
かがり火や松明が店前に配置されていました。
これに火がつくんですね。
つつじの柴を5月に刈り、しっかり枯らせて10月に藤蔓で巻き上げて作るそうです。
「あったあ~」
ありました、私が数年欲しいと思っていた張子の烏天狗のお面が
お値段も420円とリーズナブル
これでミッション終了と言っても過言ではない(笑)
ごっついお面も飾られてました。
火祭りだから消防団かと思いきや、ポリスマンがわんさか来てました。
この石段を昇ると仁王門(鞍馬山門)が現れます。
石階段で、見物客に大人気だった忍者コスプレのワンちゃん
大篝火(かがり火)が石階段の横の立ち入り禁止区域にありました。
山門前に二基の神輿が置かれてあります。
9時半頃から八所大明神、由岐大明神の順序で神社から神輿が下るそうです。
石段を昇ると出てくる仁王門(鞍馬山門)は、俗界から浄域への結界とされています。
ここから先は本格的な山道となります。
この日は参拝はやめときました。
石段から駅側を見下ろしていますが、すでにかなりの見物人の数です。
門前町のいい雰囲気です。
鞍馬の里に七仲間(なななかま)と言われる住民組織があり、これは七仲間の宿の飾席(かざりせき)というものです。
お祭りちょうちん・大松明・かがり火・剣鉾・大松明などが飾られています。
さて17時頃、ボチボチ通路の最前列に場所とろうかと並んでいると、警察の方が「祭りが開始されたら、立ち止まっての見物は危険ですので、一方通行で進んで下さい」と延々と拡声器等で連呼していました。
早く来て場所取りはできないお祭りだったのです
ゆっくりのんびり見物なんて無理無理。
18時から「神事にまいらっしゃ~れ~」の合図で、各戸の「かがり火」が灯されるそうですが、警察の拡声器が耳元でうるさくて全然聞こえず。
ロープが張られ、さらに人間の鎖の輪が作れそうなくらいの数の警官が、必死に誘導していました。
この狭い鞍馬集落に物理的に無理だろというくらいの見物人が押しかけ、しかも200本もの松明に、火の粉が舞う火祭りですから仕方ないのでしょうが・・・
小さい子供のとっくり松明(小松明)が点火され街道を進み始めました。
まだ祭りが始まったばかりの18時30分頃、私は帰宅の途につきました。
同日の時代祭見物でも疲れたし、翌日の仕事に響きますしね…
街道の松明がほとんど見えない駅の方には、凄まじい数の見物人が並んでいました。
鞍馬行きの叡山電車とすれ違うとき満員であるのが見えました。
19時すぎに鞍馬へ向かう人々。
一番盛り上がる時間は20時以降らしいので、丁度よいかもしれません。
出町柳駅改札口にて。
外国人観光客がかなり多かったです。
烏天狗のお面を無事、鹿児島の我が家へ持ち帰り、コレクションに加えます(笑)
生後10日目の娘の顔にピッタリ
次男(小1)も負けじと、不動明王の面(今年奈良で購入)を装着(笑)
赤ちゃん、泣いとるやん(汗)
いや~~~、見物人は多いとは思っていましたが、鞍馬の火祭りがあんなに狭い所で行われるとは予想外でした。
後でネットで調べると、一方通行で歩きながらの見学になるとか、ちゃんと載せてあるサイトもありました。
神事である「鞍馬の火祭り」を見るには、それなりの覚悟が必要だとわかりました。
またいつの日か、気合を入れてリベンジの見物をしたいものです。
関西方面へいく度に、京都のはずれに鞍馬寺があるけどなぁと思いつつも、どうせなら火祭りの時にいくべし!と我慢してきたわけですが、遂に、遂に絶好の機会が訪れたのでした
2010年10月22日、昼から時代祭を見物し(これがけっこう疲れました。体力なっ(笑))、18時から始まるという「鞍馬の火祭り」に対して少し早めに出町柳駅に向かったのでした。
14駅ある叡山電鉄叡山本線は出町柳駅から鞍馬駅まで約30分。
2両編成の山岳路線。
片道410円ですが、16時頃既に列できていて「帰りの切符を買っておくことをお勧めしまーす」のアナウンスあり。
ギッチギチの満員電車
ホームで待っていたお客さんの「Oh my god!」的な表情が各停車駅でみられ、駅員さんがねじ込んでいきます(笑)
田舎で車通勤の私には、ちょっとつらいかな。 フッ(笑)
大分山の中へ入ってきて、紅葉の季節はさぞ見ごたえありそうな風景のなか、16時半すぎに終点鞍馬駅へ到着。
「天狗の山 鞍馬へようこそ」とホームや駅舎内に天狗の面が多数飾られていました。
祭りは0時を過ぎるとのことで、終電時間等チェックするため、とりあえずデジカメで記録です。
当日は臨時ダイヤで増発され、16時以降は、12分毎に運転されるとのこと。
鞍馬駅内には源義経に関するパネルが展示されていました。
でも祭りが気になるので、じっくりは見れず。
駅舎内に、それらしき松明が展示されていました
長さ3.5m 重さ60kgの松明ですが、これでも少年用の中松明とのこと
鞍馬の火祭りは鞍馬寺の鎮守社・由岐神社の例祭で、 仁王門(鞍馬山門)から鞍馬街道一帯で行われます。
駅前の広場にでっかい天狗面があり、その前には帰りの電車待ちの列用の柵が設けられていました。
帰りの叡山電鉄の待ち時間は1~2時間との話も…
「僧正が谷(そうじょうがだに)は木の根道が続く奥の院の大杉権現、不動堂、魔王殿の辺り一帯を指し、この付近は古来から天狗が棲みつき、牛若丸(義経)はここで鞍馬の天狗をはじめ高雄・愛宕の天狗などから武芸を教わったと伝えられる。
鞍馬・比叡・愛宕・飯綱・白峯・大峯・大山・彦山など全国各地の霊山には天狗伝承があり、大天狗・小天狗・烏天狗・木の葉天狗などの階層もつけられているが、中でも鞍馬山の大天狗は、「僧正坊」と呼ばれ、日本各地の天狗たちの総元締めとして、また、僧正が谷は総本山ともいえる場所のひとつとして語り継がれている。」
駅を出ると、土産物屋が並んでいますが、おおっ 烏天狗などのお面が
18時からの祭り開始に備えて早めに腹ごしらえしようと、きつねうどんをオーダー
さずが京都、かなりの薄味~
うどんを食した茶屋の中に本日の火祭りの進行内容が張ってありました。
「六時 神事振れ かがり火点火 小さい子ども用の松明がきます。
七時頃 少年・青年の大きな松明が街中を練り歩きます。
八時半頃 上と下から太鼓が聞こえ、鉾が山門を目指してきます。
九時半頃 お神輿を迎えるために鞍馬寺山門に全ての松明が集まります。
火祭りのクライマックス。
十一時 お神輿を御旅所に納めます。
神楽松明が出ます。
十二時 終了 叡山電車の最終24時22分」
駅を出て山門に向かって坂になっていて土産物屋さんなどが並びます。
ここ一帯が祭りのメインの場所で、この狭い集落に大勢の見物人が集まるので、とんでもないことになります。
かがり火や松明が店前に配置されていました。
これに火がつくんですね。
つつじの柴を5月に刈り、しっかり枯らせて10月に藤蔓で巻き上げて作るそうです。
「あったあ~」
ありました、私が数年欲しいと思っていた張子の烏天狗のお面が
お値段も420円とリーズナブル
これでミッション終了と言っても過言ではない(笑)
ごっついお面も飾られてました。
火祭りだから消防団かと思いきや、ポリスマンがわんさか来てました。
この石段を昇ると仁王門(鞍馬山門)が現れます。
石階段で、見物客に大人気だった忍者コスプレのワンちゃん
大篝火(かがり火)が石階段の横の立ち入り禁止区域にありました。
山門前に二基の神輿が置かれてあります。
9時半頃から八所大明神、由岐大明神の順序で神社から神輿が下るそうです。
石段を昇ると出てくる仁王門(鞍馬山門)は、俗界から浄域への結界とされています。
ここから先は本格的な山道となります。
この日は参拝はやめときました。
石段から駅側を見下ろしていますが、すでにかなりの見物人の数です。
門前町のいい雰囲気です。
鞍馬の里に七仲間(なななかま)と言われる住民組織があり、これは七仲間の宿の飾席(かざりせき)というものです。
お祭りちょうちん・大松明・かがり火・剣鉾・大松明などが飾られています。
さて17時頃、ボチボチ通路の最前列に場所とろうかと並んでいると、警察の方が「祭りが開始されたら、立ち止まっての見物は危険ですので、一方通行で進んで下さい」と延々と拡声器等で連呼していました。
早く来て場所取りはできないお祭りだったのです
ゆっくりのんびり見物なんて無理無理。
18時から「神事にまいらっしゃ~れ~」の合図で、各戸の「かがり火」が灯されるそうですが、警察の拡声器が耳元でうるさくて全然聞こえず。
ロープが張られ、さらに人間の鎖の輪が作れそうなくらいの数の警官が、必死に誘導していました。
この狭い鞍馬集落に物理的に無理だろというくらいの見物人が押しかけ、しかも200本もの松明に、火の粉が舞う火祭りですから仕方ないのでしょうが・・・
小さい子供のとっくり松明(小松明)が点火され街道を進み始めました。
まだ祭りが始まったばかりの18時30分頃、私は帰宅の途につきました。
同日の時代祭見物でも疲れたし、翌日の仕事に響きますしね…
街道の松明がほとんど見えない駅の方には、凄まじい数の見物人が並んでいました。
鞍馬行きの叡山電車とすれ違うとき満員であるのが見えました。
19時すぎに鞍馬へ向かう人々。
一番盛り上がる時間は20時以降らしいので、丁度よいかもしれません。
出町柳駅改札口にて。
外国人観光客がかなり多かったです。
烏天狗のお面を無事、鹿児島の我が家へ持ち帰り、コレクションに加えます(笑)
生後10日目の娘の顔にピッタリ
次男(小1)も負けじと、不動明王の面(今年奈良で購入)を装着(笑)
赤ちゃん、泣いとるやん(汗)
いや~~~、見物人は多いとは思っていましたが、鞍馬の火祭りがあんなに狭い所で行われるとは予想外でした。
後でネットで調べると、一方通行で歩きながらの見学になるとか、ちゃんと載せてあるサイトもありました。
神事である「鞍馬の火祭り」を見るには、それなりの覚悟が必要だとわかりました。
またいつの日か、気合を入れてリベンジの見物をしたいものです。
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