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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

昭和レトロの思い出

2022-09-15 18:38:30 | 日記

朝、のんびりとコーヒーを飲める幸せを味わっています。たぶん、季節のせいでコーヒーも秋になるとおいしく感じます。ただ、パンを流し込むためのコーヒーだった時代とは変わり、うれしいです。

昨日もぶろぐに書きましたが、イギリスの映像を見ていると時代の流れが止まったようにも感じます。「伝統」の重さはありますね。先ほど、ネットの記事を見ていますと、懐かしいガラスのコップがありました。あら?昔使っていたわ、と思うと、昭和レトロの「アデリア」グラスとか。普通に牛乳を飲んでいた気がします。いま、「アデリアレトロ」として復刻しているとか。そこにクリームソーダを入れて出す喫茶店も人気とか。若い人がクリームソーダやレスカを知らないのにびっくりしたことがありました。大体、喫茶店というものがなくなりましたものね。あの人工的なグリーンのクリームソーダ、赤いサクランボが乗っていました。

昭和という時代は右肩上がりの時代でしたから、どこかに余裕があった気がします。お給料は上がるものでしたから。実は今以上に服装も自由だったかもしれません。深夜喫茶などもあり、六本木では踊りあかせました。そういう時代を知っていることは、しあわせなことかもしれないと思います。

長浜の町も着物姿(浴衣姿)で歩く若者がいます。京都からの流れでしょうか。でも、借り物の衣装という感じで、趣がないのです。昭和の時代は、大正時代の矢羽根の模様などの着物も来て、わりと優雅にお祭りなどに出かけました。たぶん、時の流れの早さの違いだと思います。

今日は久しぶりにドリアを作りました。レトロな喫茶店で食べたことを思い出しました。秋はそんな時代へ連れていってもくれますね。

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自然体の女王さま

2022-09-14 20:33:21 | 日記

秋の空は高くて、空気が澄んでいる分陽ざしが強く感じます。今日も暑い日でした。やはり、暑さ寒さも彼岸までなのでしょうか。また、連休に台風が接近しているようです。海水温が高いので、台風になりやすいのでしょうか。

「本当の国葬」などという言葉が出てくるくらい、故エリザベス女王の葬儀の模様が映像で流れてきます。英国という国を感じるこの頃です。女王はチャーミングな方だと思います。国民へのアプローチが自然でほほえましく感じます。あのようなきれいなピンクや黄色の服が着こなせたらなぁなどとも感じさせてくれますね。

自由を自分たちの手で獲得してきた国というのは、違う気もしています。無理に作られたものではなく、そのこころに任せることが許されるというのでしょうか。日本という国は、その真の大事な部分を見ることを忘れてきているように思います。倫理だけでは越えられない人間の性というか本質の部分をただそれはダメ、これはいいと判断はできない気もしています。それはそうですが、でも・・・というゾーンが減っていますね。自己責任で覚悟ができるなら、さもありなんということもあるようにも思います。(わかりにくい表現ですみません)

今日は好きな花の一つ秋明菊が咲き出していました。この花と彼岸花を見ると秋を感じます。虫の声が大きくなる中、静かにものを想います。

 

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秋の花火

2022-09-13 18:22:57 | 日記

パソコンの画面の下に「日没です」と出ている。気温は30度。窓の外は薄明るいです。1時間ほど台所にいたら、汗が噴き出てきます。

昨日は、5時半からの長浜の花火大会へ出かけました。あまり宣伝はしないで、1週間約15分だけ打ち上げます。打ち上げ場所はわかりませんが、2年前に打ち上げたあたりならと琵琶湖畔に向かいました。まだ、暑さが残っていました。長浜駅からなら高いところなので見られると思っていましたが、危ないのでスコーンがおかれていました。琵琶湖に近づくと、人がどんどん増えてきました。若い人たちの中で、おばあさんは必死で陣取りに向かいました。湖面まで3メートルのところ辺りが最前列で、座ってみる感じです。

8時半になりましたが、アナウンスのありません。子供は飽きて、まだ?まだ?と歩き回っています。対岸からドカーンと花火が上がりました。とてもいい席でした。花火を見るというよりは、ほとんどの人がスマホかカメラを構えています。3発くらい上がると、一休みしてまた、始まります。湖からはいくらか涼しい風が吹いてきて、花火の音が止むと虫の声が聞こえます。密ではありませんが、結構、人が出ています。全員に近くマスクです。そろそろ終わりかな?と思うと、湖面に花火が広がります。思わず拍手が起こります。最後はわぁーという声でした。それで、これで終わりますのアナウンスもないのです。

ホテルに泊まっていた人たちとあとは地元の人たちのようでした。こじんまりとしたいい花火大会でした。スッキリ!気分。

帰路につくと、道端から虫の声が大きくなります。いつも通る道がほかの道のようです。どこかとんでもないところへ迷い行った気分です。祭りの後のさびしさ・・・。

秋の花火はすこしさびしいです。

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触れもせで

2022-09-11 19:59:02 | 日記

虫の音が大きくなりました。昨夜は十五夜。大家さんの蔵の上に隈もなく月が出ていました。もちろん、お団子もしっかり食べました!

昨日、「老いらくのこひ」を書いていて、久世光彦の「触れもせで」向田邦子との20年を思い出しました。前にもぶろぐで書いたと思います。向田邦子が脚本を、久世光彦が演出で多くのドラマを作り出しました。長い間一緒に過ごした二人の関係。そう、触れもせでなのです。

男と女の関係で、長続きするのはこの関係なのだろうと思うのです。近寄りすぎれば、最終的には一緒になるか(どのような形でも)、別れるかになるような気がします。それが普通かもしれませんね。欲張りか?もしくは相手といつまでも一緒にいたいとなったときは、触れもせでなるのかもしれません。若い人たちには難しいことですが。

向田邦子の小説(たぶん阿修羅のごとく)で、「男の人の爪って硬いのね」というセリフがあります。女のセリフですね。思わず、畳を見てしまいそうです。そういう、向田邦子のセリフが好きでした。素知らぬ顔をして残酷な場面を平気で持ってくることもあります。苦しいこいをしていたのかもしれません。

苦しまないために、ずっと一緒にいるために、触れもせでの関係も大人の愛の形なのかもしれません。

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老いらくのこひ

2022-09-10 18:58:18 | 日記

朝から太陽がまぶしい!秋晴れのいいお天気ですが、やはり午後からは蒸してきます。肌にまとわりつく空気に耐えられません。

今日は十五夜です。近所の和菓子屋さんへお団子を買いに出かけて、薄をいただいてきました。ご主人が山に入って採ってきてくださいます。お店にはお団子の山です。今年も里芋やさつまいもや果物を飾りました。この町ではそんな年中行事があっている気がします。

冊子で敬老の日を記事にしていました。「老」という字は、象形文字で人が杖をついて歩いている姿だそうです。その「老」という字を調べたときの読みに「おいる」がありました。その例に「老いらくの恋」がありました。「おいらく」というイメージででしたので、ああ、「老」という字を書くのだなぁと思いました。

谷川俊一郎がその老いらくの恋の話で、「70歳を過ぎてからは、好きな女と暮らしてみたい」と書いていました。いくつから老いらくの恋というのでしょうか?調べてみると、「恋に年齢はない」とありました。笑。岸恵子さんの「わりなき恋」は、主人公が69歳、お相手の男性はたしか58歳でした。まぁ、岸恵子さんだからOKなのかもしれませんね。若い人などは、気持ちが悪いと言われるかもしれません。でも、若い時の恋とは質が違うように思います。さまざまなケールがあるかもしれませんが。

「墓場へに近き老いらくの恋は怖るる何ものもなし」川田順さんの言葉とか。墓場に近いだけ、覚悟があり、大事に大事にするものかとも思うのですが・・・。労わりあいながら、のんびりのんびり共の歩めれば、老いらくの恋もいいのかもしれせんね。

おばあさん、今夜は月を見ながらパックしないと。

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