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一服のお茶の重さ

2024-06-04 20:51:53 | 日記

夕方になると少し冷たい風が吹いてきました。一枚羽織るものを探しました。昨日は神奈川で暑い日でした。その前の日の土曜日は、愛知県の清須市でさらに暑い日をお祭りを楽しんでいました。西枇杷島祭りと言い、江戸初期に始まった尾張藩の東照宮祭りを正統に後継するお祭りだそうです。

シニアサッカーで10年お世話になっているSさんの御招待でした。S家は山車行列がねり歩く街道にあります。S家では5月の連休にはなんじゃもんじゃの木のもとでお餅つきをサッカー仲間と楽しみました。そして、9月の大会の後では、反省会と称してS家の建築のお話を聞きながら宴会に興じていました。いつもお誘いいただくので、おいしいものを食べながら楽しい時間を過ごしました。そのほかにシニアサッカーの大会では、ご一緒に熊本城や高知城の見学やらをして歩きました。いまのシニアサッカーのグループのメンバーもたくさんご紹介くださいました。毎年のシニアサッカーの集まりのほかに、奥さまともご一緒にお食事をしたりしています。

涼しそうな絣の着物をお召しになって、Sさんはお迎えくださいました。そして、奥さまに冷やかされながら、人生で初めてお茶を点ててくださいました。奥さまも息子さん2人も裏千家の教授でので、S氏も知識は豊かでした。

膝がもうサッカーボールを蹴るのに耐えられないと、主治医に言われてこの4月に引退を宣言しました。ほかにお身体にも少し故障があるそうです。大学時代から選手として活躍していたS氏にとってこの引退はどんない気持ちが沈んでいることか!S氏の引退と一緒に私もシニアサッカーの情報発信を引退と思っていましたが、なかなかそうも状況は許されそうにありませんでした。

「大変けっこうでございます」とご挨拶をすると、嬉しそうに苦笑いをしたS氏。でも、お互いにわかっていたのでしょう。その一服のお茶の重さを。

 


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