結果は同じでも 諦めないでやってみよう

「止まない雨はない」などと言って、人を励ましてきたけれど、雨が止まない。九州では記録的な大雨という。「どうかかみさま、禍から人々をお守りください」と祈らずにはいられない。

いつも自分が我慢すればいい、そう思って身を引いたり、金銭的なマイナスも引き受けてきた。それが平和だと。恰好をつけるつもりでもなく、それで済むのならと思ってきた。それはいけないよと止める人もいなかった気がする。聞いても聞こうとしなかったのだろう。

今回のNPOの解散で10万以下の債務が残った。最後は私が放棄すればいいだけだった。ただ、名簿などを整理してくださった方が、今までと違う形でも「社会貢献」をしていこうと思うなら、きちんと最後まで皆さんに寄付を呼び掛けるほうがいいと言われた。一番苦手科目だけど、そのとき読んでいた「神さまのカルテ」で最後まであきらめない医師の姿勢を思い出して勇気が出た。

結果は同じではないとわずか3日でわかった。「清算して余ったお金はどうするのですか？」という話になった。たくさんは余らないが、同じような「社会貢献」をする新しい団体へ寄付することになるだろう。それがたとえ1万円でも私には大きな学びが残った。やってみるものだ。

いろいろなこと最後まで逃げないで話し合うなどすればよかった。たとえ離婚ということは変わらなくても、元夫に時間をかけてきちんと始末することを要求すればよかった。自分が泣けばいいは卑怯だね。

屋久島のスギの木のたくましい写真を思い出した。たとえ、100年足らずのいのちでも生きるということはすばらしい。このコロナ禍、あきらめないで生きていきましょう。