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熊本地震から9年 時は過ぎても

2025-04-14 21:43:55 | 日記

肌寒い朝でした。1日の寒暖差があるので、少し自律神経が狂いそうです。長浜の中心部は「曳山祭り」で一色になりそうです。その中心の八幡さまは朝から準備に忙しそうです。すでにカメラも入っています。

熊本地震から9年の歳月が過ぎました。短く感じる9年です。私は当時、神奈川湘南に住んでいました。ああ、桜の季節が終わり、新緑がうつくしい時期だったのか・・・。改めて2016年の写真を開いてみました。記憶には、熊本城の崩れた石垣や屋根やらしか思い出せないのです。そして、道路の崩壊。その年の11月に八代の日奈久温泉にシニアサッカーの取材で行ったとき、旅館の離れのようなところにあるお風呂へは渡り廊下が崩れたままで怖くて行くのが大変でした。この後、益城町などを一緒に訪れたサッカー友が今年1月に亡くなりました・・・。

幸い、私は自然災害には遭遇しませんでしたが、祖父母は浅草で関東大震災に遇い、着ているもの以外のすべてを失いました。近所の多くの人が亡くなったと言います。そして、私の生まれた文京区に住まいを移したそうです。今、思うと確かに家具の少ないうちでした。高さの低い家具が多かったです。その分、祖父は庭つくりにお金をかけたようです。四季を通じていつも花が咲いていました。その花を祖母が部屋のあちこちに活けていました。今頃はチューリップが満開でした。その価値観が今私の中に生きています。

防ぎようのない自然災害ですが、イタリアの地震時の避難施設の様子を見ると、なぜ日本はできなのだろうと悲しくなります。ますます高齢化していく社会の中で、高齢者の避難などは大きな問題となることでしょうね。

八幡さまの青モミジがうつくしくなりそうです。熊本城の新緑はどうなのでしょうか?時は移っても、植物は時を忘れずに四季がめぐります。多くの犠牲者を悼むように。

 


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