朝から宅急便を待つ日になった。今日は11月22日。「いい夫婦」の日だそうだ。婚姻届けを今日出す人も多いらしい。あの壇蜜さんもそうらしい。なんにかわからないけど、なんとなくわかるカップルだ。届けを出すとなれば、お互いにそれなりの覚悟がある。「この人をしあわせにしよう」とか「この人と人生を一緒に歩んでいくのだ」とか、それは「希望」で二人で見ているはずだ。特に男性は「この人には僕が必要なんだ」などと責任をかんじるのだろう。
今日届いた荷物のなかにお友だちの編んでくれた小さなマフラーがあった。多分外国の毛糸なのだろう。とてもあたたかい。この年までだれかに手編みのものをいただいたことがないなぁ。(ああ、子供のころは母はたくさん編んでくれた!)何点、誰かのために編んだことだろうか・・・。今の人たちは(若い)手編みのもののプレゼントはNGだそうだ。【重い】そうだ。それは一目一目編むのだからかなりの想いは詰まっているだろう。それがだめねー。わかる気もするが・・・。
今は『想い』の問題ではない。マフラーが限界だ。編んでも袖とエリしかつきそうにない。よく言えば、「ベスト」。根気がないのとも違う。相手がいないんじゃない?まぁ、そうねー。「着てはもらえぬセーターを・・・」かしらしら。それをしなくてもOKなのだろう。「愛情」はもっとほかのところにある。元気でご飯をしっかり食べて、階段をこけなければいいのだろう。
でもねぇ、なんとなく手編みに挑戦した日がなつかしい。夜になると紙袋を取り出して、編み物を始める。そのときめきは、いまもほしい とは思うが。
今夜は「牡蠣」が食べられる。宮城から届いた生食用のグラマーな牡蠣だ。二人の食卓に並べよう。(生食はやや弱いが)マフラーより冬の食材だ。