ぶれて揺れてGo

来るもの拒んで去るもの追って
なにやってんだ
流れに身を任せたいもんです

彼は知らない

2018-07-07 11:42:58 | 恋愛
私は彼と共に生きるのだろうか

共犯てのは罪の意識を半分こしたようなもので
秘密であればあるほど
連帯感を生む

いや、あれは単なる優しい嘘だ
彼女のための、優しい嘘
とてつもなく嫉妬深くてわがままで
それでいて偽善を男と女でそれを使い分け
手の内は決して見せずに自分の思い通りにことを運びたい独占の塊、彼女への、小さな復讐だ

いいわ、表面上は、勝たせてあげる

私が後釜、二番目ってことに、仕立てあげてもいいわ。
そうでもしないと、彼女はいつまでも、本当の意味で私に優しくならないだろう。




彼女に振り向いてもらいたいと願い、彼女より1枚も2枚も上手でいたいのは、絶対私なのだ。

そうなれるのならば
屈辱さえも、肥やしにできる。

彼の不本意に蒔いてしまった種を
うまく取り除けたのであれば


私たちは彼女の支配下に有る。

と、思わせることができるだろう。

知っているのは、わかっているのは私と彼だけ。
一緒に泥をかぶったふりをしよう。


彼が一番悔しいかもしれないが
蒔いたのは本人。
でも結果オーライではなかろうか。


彼女は彼を、哀れに、そして申し訳なく思って優しくなり、協力的になりうる。
私は私で、彼女からのいくつかの小さなトゲによる小さな絶望を感じなくなるかもしれない

私は
こういう女だ
彼女とそう大してかわらぬ。
いくらでも疑い、拒絶し、手の内は見せない
その上わたしは、
確実なメリットさえわかっていれば土下座に屈することもいとわない

が、不意に疲れて
考えるのが嫌になって
どうでもよくなって

または、突如として魅力的にうつる何かが現れて

まったくの突然に
頭を働かせるのをやめてしまうのが、彼女と違うところである
そんな我は無防備で危なっかしいが、
その時だけは天使なのである
人を信じ、信じるがゆえに傷付く。
そして悲しみを、自分に都合のいい解釈で代替えしてみるが、心の奥が赤く腫れたまんまである

その傷なんだか、その間なんだかを埋めるためなのか、私にさえわからないが、異常行動や依存があること




それを彼は
知らない


最大限にモンスターは私

それでも受け入れていただけるんだろうか


彼からの 好き。が重い




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