かえで君と私

私、夫ネイサン、長男カエデ、次男アボ(全て仮名)4人家族の生活@ホワイトロック、カナダ。

オリンピックナショナルパーク 春休み

2017-03-25 12:31:32 | 旅行 観光
お久しぶりです。
引っ越したり仕事にパートですが復帰したりして忙しく、ブログから遠ざかっていました。

ただいま子供達の春休み真っ只中。今年はワシントン州ラプッシュの先住民居住区Quileuteにあるキャビンへ行ってきました。
ここは去年友達が見つけて大変気に入ったので、今年は例のキャンプグループと一緒に4家族で行ってきました。

ウィドビーアイランド経由、クープビルからポートタウンセンド間フェリーに乗ります。フェリー代、車込みで14ドル。(一人分じゃなくて4人分)BCフェリーのべら棒な料金に慣れているのでびっくりの安さ。予約しないで行ったのですが、ギリギリ最後の1台でちょうど入ってきたフェリーに乗れました。

Quileute Oceanside Resort 一泊145ドルの2ベッドルーム。去年の夏にものすごくボロボロのキャビンに泊まった事があったのでなーんにも期待せずに行ったのですが(安いし)予想外に綺麗でびっくり。


窓から海がバッチリ。

一歩外に出てみるとこの絶景が広がります。

ファンシーではないけど清潔で必要なものは揃っています。台所もオーブンも電子レンジもコーヒーメーカーもあるので本格的に料理もできそう。ご飯の材料は行きにトレーダージョーズに寄って買え揃えてきました。
1日目は到着後すぐに暗くなってしまったので友達のキャビンで雑談をして終了。

2日目はあいにくの雨模様だったので遠出はせずに車で5分のセカンドビーチへお散歩に行きます。

15分程度の森トレイルの後海に出ます。トレイルの難易度1。距離も短いので子供でも楽勝。

森トレイルのキノコ。


海に出る直前に流木が溜まっているのでここを超えるのが唯一の難所でしょうか。このように奇岩のある海岸に出ます。


2mほどのブイを発見。沖縄、と書かれてます。長旅を経てこんな所に漂着したんですね。このほかは漂着物は全く見ませんでした。誰かが定期的にお掃除してるのでしょうか。

3日目は晴れたので車で20分ほどの所にあるRialto Beachへお散歩に行きます。ここでは北側にある岩を目指して3キロほど砂浜を歩きます。

流木越しの家族。

途中川があるので丸太橋を渡って行きます。



ようやく奇岩へ到着。





こんな風に岩に穴があいてトンネルになっています。

ちょうど潮が引いていたのでイソギンチャクなどを観察。

帰りの丸太橋でアボちゃん落下、下半身ずぶ濡れ、というもはやお約束的なハプニングもありましたが潮遊びができて子供達大満足でした。


リゾートにはテレビなし、Wi-Fiなし、アイパッドも持ってこなかったので4日連続子供も大人もスクリーンタイムなし。子供達はひたすらお友達と外で遊び、大人は景色を眺めて音楽をきいてひたすらボーーっとお酒を飲み時間を過ごしました。とってもリラックスできてくせになりそう。


ガスの暖炉の前で色々乾かしてます。

4日目はもう帰る日です。朝、海辺でお散歩をして別れを告げてから出発。私のハイキング本でオススメのShi Shi Beachへ寄ります。


森トレイルが意外に長く、1時間ほどかかります。


最初の方はこんな風に橋がかかっていますが途中からドロドロに。私とネイサンはハイキングブーツ、アボちゃんは長靴だったのですがカエデはなぜかスケッチャーのスニーカーを履いてきてしまったのであっという間に泥水が浸みてきた模様。ひたすら文句が続くのでウキウキしてるアボと二人でさっさと歩きます。


急な崖のような坂を下りてShi Shi Beach到着。ここは長いトレイルの途中にあるキャンプ地ですが全く手付かずの自然が残る砂浜です。


ここも奇岩。


イソギンチャクいっぱいで嬉しそうなカエデ。


大きくて色が綺麗。


そしてとうとう探し求めいていたウニを発見!


一匹大きい食べ頃のを見つけたのですがカエデに止められ食べるのを断念、そっと海へ戻します。あーあ、食べたかった。ちなみに岩にはびっしりこれも食べ頃のムール貝が。

お天気も暖かくて綺麗だったのでゆっくり過ごし、全部で4時間ほどかかって駐車場へ到着。
帰りのフェリー乗り場には7:30に到着、最後の便は8:30ですが日曜だったので混んでいて、またまた最後の一台でギリギリセーフで乗れました。フェリーの神様に守られている我が家、サンシャインコーストの義父母の家の行き来も予約なしでなぜかいつもギリギリ乗れます。
ハイキングに時間がかかったので家に着いたのは夜中の12時でしたがとても楽しく大満足の旅行でした。帰ってきた後も目を閉じたらくっきり海の絶景が広がります。山もいいけど海もやっぱりいいな〜。


バノック レシピ 先住民のパンケーキ

2015-09-25 18:37:56 | お菓子
先住民が作っていたというパンケーキ、バノック。ヨーロッパから来た入居者も旅の途中に野営しながら料理して食べたという、ただ小麦粉を水と合わせて作った素朴なパンです。先住民は今のような小麦粉はなかっただろうし、今もバンノックという同じ名前でも、フライパンで焼いたり、揚げたり、棒に巻きつけて焚き火で炙ったりオーブンで焼いたり、様々なバージョンがあります。

そういえば昔テレビをみていたら、誰かがアラスカを旅していて、先住民の漁についていき、ご飯に小麦粉を練った生地をアザラシの油で揚げて食べているのをみたことがあるのですが、あれもバノックかも。

カエデの学校では先住民のことを学習する月があり、2年生の時にバノックのレシピを学校から持ってきました。早速作ってみて、それに改良を加えて数年。おやつがない!買い物に行くのも面倒臭い、という時、時間もかからず材料も少ないまさに救世主的なバンノック。揚げパンみたいでとても素朴、材料費が安い割に美味しくてお腹に溜まる、ただしダイエットには不向きなお菓子です。

先日もカエデのリクエストで作りました。大きく作って切り分けてもいいのですがうちではもらったレシピを参照に小ぶりのサイズです。もらったレシピは牛乳の代わりに水、揚げるのではなく焼くレシピでしたが、何度か作ってみて改良しました。キャンプの時にも野性味たっぷりなのでいいかも。

バノック 
材料
薄力粉(またはオールパーパス)2カップ(500cc) 455g
砂糖 大さじ2
ベーキングパウダー 大さじ1
塩 小さじ1
温めた牛乳 3/4カップ 190cc

作り方
1)粉類をボールに入れ混ぜる。
2)温めた牛乳を入れ、混ぜる。耳たぶより柔らかくなるようにまとめる。(パサつく場合は水分を、べったりしすぎる時は小麦粉を足す。)
3)手にバターをつけて、(生地がつかないように)オレオクッキーの大きさに平たく丸く成形する。
4)フライパンに多めに油を入れ、揚げるように焼く。
5)きつね色になったら返して両面を焼く。
6)油を切りシナモンシュガーをまぶしたり蜂蜜をかける。熱いうちに食べる。(重要)


フライパンに入れる油は5ミリほど。


良い色に焼けてきました。


この日はシナモンシュガーで。若干多めのベーキングパウダーがふわふわの秘訣です。

ちょっと素朴を通り越して貧乏くさい感じのおやつですが、なぜか我が家の男子に大、大人気のバノック、この日もあっという間にお皿はからっぽ。興味があってカロリーを気にしない人は昔の人に思いを馳せながらぜひ作ってみてください。

ピカピカの幼稚園生(と5年生)

2015-09-10 22:58:41 | 子育て
今年の9月、ついに待ちに待った、アボの学校生活がスタートしました!1年前からプリスクールに週2回通っていたし、毎日カエデの送り迎えですっかり馴染んだ学校なので心配ご無用。普段家では大胆なのに、いざとなると怖気付くアボですが6月から「もうすぐ幼稚園だね〜。」と言い聞かせていたし心の準備は万端で、8月末からもう待ちきれない様子でとても張り切っていました。


当日はネイサンも仕事を午前中だけ休んでみんなで登校しました。一人でルンルンしているアボ。


クラスの前にて。1日目は全学年1時間だけ。授業はなく、ただ顔を見せに行くだけです。親には保護者会からの差し入れでティムホートンズのドーナツとコーヒーが振舞われました。


ちょっと早めに到着。塗り絵などをして帰って来ました。すっごく楽しかったけど短かすぎたそう。

二日目からは1年生から上の学年は普通授業が始まりますが、クラス分けはまだ行われず、学校始まり2週間目でようやくクラスが決定します。
幼稚園生のアボは初めての学校生活に慣れるように、慣らし保育で2週間。クラスがきちんと決まるのは2週間目後半になりそうです。

慣らし保育のスケジュール
1週間目
初日(火)  グループA&B 10:00〜11:00
2日目(水) グループA   8:30〜10:30  グループB 12:33~2:33 (スナック開始)
3日目(木) グループA   8:30〜11:00 グループB 12:00~2:33
4日目(金) グループA&B 8:30〜11:30  12:40〜保護者面談

2週間目
 月    全グループ  8:30〜12:30 (お弁当開始)
 火           8:30〜1:00
 水          8:30〜1:00
 木          8:30〜2:33(通常の時間割スタート、ほかの学年と同じ)
 金          8:30〜2:33

このこまか〜いスケジュールは、事前にお手紙で知らせてくれます。確かに慣らし保育は大切でしょう。で、も、これってちょっと複雑。二日間だけグループ二つに分けたり、毎日30分増えていくのかと思いきや、来週の火、水、は時間が同じで木から急に増えたりして、迎えに行く時間を間違えてしまいそうです。アボに加えてカエデも迎えに行くとなると明日の金曜日は、まず11:30にアボを迎えに行き、その後面談に12:40に行き、また2:33にカエデを迎えに行かなくてはいけない?朝の送りに行くのも含めて4回も学校に行かなきゃいけない、トホホなスケジュールになっています。しかも久しぶりのお弁当作りが割に大変。この手間を夏の間にすっかり忘れていました。


カエデは五年生になりました。5年生のクラスはほとんど去年と同じ友達で担任も同じなので安心の新学期スタートです。お酢の中に卵を入れて殻を溶かす実験中。

この2週間が終わればようやく私にもちょっと自由な時間が生まれるはずなので頑張らなきゃ。




アボ 5歳の誕生日

2015-09-02 10:07:03 | 子育て
8/20 アボは5歳になりました。
前日の夜にアボの席を飾ります。

朝ごはんは本人希望で初のラッキーチャーム(極甘シリアル)チョコレート味。


午後は本人の希望で近くの公園でパーティーをしました。

この日は暑くて暑くて、日よけのついたテーブルはもう空いておらず、急遽キャンプ用の日よけを使用しました。まずはピザで腹ごしらえ。そのほかに用意した食べ物はチップス、自家製サルサ、チョコレートフォンデュ、レインボージェロー、果物など。

お腹がいっぱいになった後は森の中でネイサンプロデュースでゲームなどをします。ロードオブザリングのホビットチームとブラックライダーチームに分かれてグループ鬼ごっこをして盛り上がったそう。


アボのプリスクールのお友達も来てくれました。今までアボの友達はカエデの友達とその弟、だったので自分だけの友達が来てくれてとっても嬉しそう。

一息ついてケーキタイムです。

今回のケーキはハリネズミ。本人の希望、というより私が勝手に決めました。ずっと前に買ったアメリカのお菓子の本、Desserts to die forからRed Raspberry Passion Cakeというレシピを使いました。スポンジにアーモンドが入っていますが、アーモンドプードルではなく、自分でローストして刻んだアーモンドスライスが入っています。これが香ばしくてとても美味しくできました。クリームはバタークリームですがメレンゲが入って軽い仕上がりになっています。


じゃ〜ん。


そのあとはプレゼント開けタイム。これは従兄弟のヘイデンからもらった蛇のぬいぐるみ。すっごく気に入って毎日一緒に寝ています。


お友達に囲まれて幸せそうなアボでした。

5歳のアボ 覚えがき
趣味 お絵かき 水泳
特技 日本語(ひらがな カタカナ読めるようになった)
ハマりもの 猫、ジバにゃん
好きなおもちゃ ぬいぐるみ、レゴ
好きな食べ物 果物





ゴールデンイヤーズ ハイキング

2015-08-17 23:50:18 | ハイキング アウトドア
北海道から帰ってきて一週間後、まだ時差ぼけですが今年初のバックパッキングへ行って来ました。
目的地はゴールデンイヤーズ。ゴールデンイヤーズパーク内にある山で、二つの頂があり、本当に動物の耳みたいに見えます。

ウィキペディアの写真
今回は北側の山頂を目指します。

いつもの山レディーズメンバー、ギャビーは仕事で残業続きで疲れすぎているので今回はパス、ニッキーと私の二人旅でした。
工程は土曜日アルダーフラッツでテント泊、日曜日にデイパックだけ背負って山頂を目指す。

ゴールデンイヤーズは標高1706m。高低差は1500m難易度中の上。ハイキングの本では万年雪の上を歩くにはピッケルを持って行った方が良い、と書いてあります。ピッケルなんて持ってないし、MECでレンタルしても使い方もわからないので無理そうだったらその手前のパノラマリッジに行くだけにする予定です。

アルダーフラッツまではウェストキャニオントレイルという登山口を使います。駐車場は無料、キャンプ料は一人5ドルのバックカントリーパスを事前にウェブで購入する事。この日は2時間ほど歩くだけだったので午後2時にスタート。ウェストキャニオントレイルは初心者向けのなだらかな道なので重いバックパックを背負ってもそんなに苦しくありません。この日の私のパックの総重量は9キロ弱でした。森の道を進みます。トレイルは最近お手入れされた様子で、橋も新しくかけられていました。アルダーフラット手前で「最後の水場」と書かれた川があるので、明日使用分まで水を確保します。私は2リットルの水入れと、4リットルの牛乳パックに水を汲んで持って行きました。(水は塩素やフィルターで消毒します。)

午後遅くのスタートだったので、この日に下山する人たちとすれ違いました。その度に明日に備えての情報を集めたのですが、皆一様に「とっても急で岩登りもあるから、きっついよ〜。明日は朝早くに出ないと日没までに帰ってこられないよ!!」と言います。「あまりの急斜面で2回ぐらいパニックになっちゃった。すっごく怖かった。」「君たちは高所恐怖症?ぼくはそうだから結構きつかった。」 などなど。聞いているうちに不安が募ります。

アルダーフラッツまでは特にドラマチックでもなく、普通の森トレイル。2時間ほどで到着です。
夕食は私の作った日本のカレー(こくまろ使用)とご飯。今回は二人だけだったので私の作ったビール缶のアルコールストーブで温めてみます。時間はかかりますがなんせ軽いのでお気に入り。幸いカレーはニッキーにも好評でした。デザートはニッキーの作ったグウィネス パルトローのレシピ本からのキャンディーバー。チョコレートが沁みます。この日は次の日のビッグハイクに備えて禁酒。

そして食後の大仕事、ベアハング。このキャンプ場、熊に食べ物を食べられないようにするハンガーや箱が付いていないので自分たちで食料などを木に吊さなければいけません。(もしくはベアキャニスター持参)実はこれ、私たち初めての体験!食料などを入れた袋は下から最低4m、枝からは2m、幹からも2mは離れていないといけません。ということは6mの高さまでロープを投げる必要があります。これって、簡単そうで実はなかなか難しい。まず、手頃な木がなかなかない。寝る場所から適度に離れている事(最低100m)でも取りに行くのが面倒臭くない程度に近い事、投げるのに勢いをつけるためしっかり立って、適当な距離を取れるところも必要。

最初は足場が悪い場所に木を発見して、二人で試みるも、ヘナチョコショットで全然ダメ!ロープはこんがらがるし、お互いの投げ方が面白すぎて笑いすぎて全然力が入りません。しばらく挑戦して諦め、ちょっと低めですがロープを投げやすそうな木を発見。ロープの先には石を入れた小さい巾着をつけて重りにします。30分以上頑張って、やっと決めました! 


初めてのベアハング  本当は上部のロープ2mないといけないのですが、幹がちょっと低いので無理。


熊になって実験。多分とどかない、はず。ベアハングをかけるのに1時間もかかってしまいました!夕食後は何の予定もお酒もないので良い時間つぶしになりました。二人ともふざけまくっていたので終わった頃には笑い疲れも。

夜は上空がちょうど飛行機の通り道だったようで数分おきにジェット機の騒音がしてよく寝られず。朝方やっと眠れましたが7時出発のため朝6時すぎに起床。朝ごはんはニッキー準備のオートミールですが、甘味を忘れたとの事で素のオートミール(牛乳なし)にアーモンドと乾燥クランベリーを混ぜたもの。味がなさすぎで辛〜い。無理やり飲み込んで出発です。
帰り道は同じ道を通ってくるのでキャンプの荷物や食べ物はアルダーフラットへ置いていき、軽いデイバッグだけ背負って出発です。山頂に水を補給する場所があるとの事で2リットルを詰めます。

始め2キロほどは川底のようなゴロゴロ石を登っていきます。今はすっかり水がなくなってカラカラですが、春先はドロドロかもしれません。すこし歩いたところで4人の若者に遭遇。なんでも、昨日の午後12時に麓を出発、上に行かないうちに日没になり、危険だったので野宿したと。遭難者が出るレベルなの??しかもこんな若者が。(11時間のハイキングなので12時出発はナメすぎか。)

しばらく歩いて最初の見晴らしの良い場所にでます。ここから急な階段が少しばかり続き、本格的な登りに。そしてやっと噂の崖登りの登場。


ざ〜ん。 でもとっかかかりも掴まれる木の根もあるので思ったより大変ではないです。このような岩登りが数カ所あり、はしごを降りたら岩がゴロゴロの平な場所に到着。ここからは最初の展望、ピットレイクが見下ろせます。

予報は晴れでしたが朝のうちは霧が立ち込めて見晴らしはイマイチ。

シェルターを越えたらあとはパノラマリッジを越えて頂上を目指します。が、ここでなぜかニッキーがばったり電池切れに。「私、もうここでいい。あとはもう行きたくない。」と。え!ここまで来たのに!!!「Hanaはもっと行きたかったら行ってきて、ここで待っているから。」と言うので一人で行く事になりました。最初はちょこっと登ってみようかな、くらいだったのですが、ちょこっと登ったらあとすぐで山頂、しかも万年雪の雪渓が行く手を阻むはずだったのに、記録的に暖かい今年は万年雪はちょっとだけしか残っておらず、普通に登れる事を発見。こんなチャンス逃したら、もう2度と山頂へ行けないかもしれない!待たせてるニッキーには悪いけど山頂を目指す事にします。

一箇所だけずりずりよじ登らなければ行けない場所がありましたが、難易度はそれまで登ってきた岩と同じくらい、とくにロープなどなくて登れました。そしてシェルターから40分ほどで山頂へ到着!やった〜!
見渡すと周りは霧だらけでしたが山頂だけ晴れていて、遠くの方に同じぐらいの高さの山々の山頂だけ見えています。氷河を抱いた山もあり、うっとり。ちょうど飛行機に乗って雲すれすれ、眼科に雲海を見下ろす時と似ています。ふと風が吹いた瞬間だけ霧が晴れて向かいの山並みが見えますがあっという間にまた霧の中に。あとすこし待てば霧が晴れそうですが、下でニッキーが待っているのでゆっくりできず10分ほどで下山。あ〜ここでご飯を食べたかった!

ニッキーは私が山頂まで行っているとは知らず、1時間以上も帰ってこないので心配していました。そして私は待っているはずのニッキーが見つけられず、30分ほどウロウロ。しばらくしてやっと発見できました。休んだニッキーは復活していて「ちょっと休憩してから山頂に行けばよかった〜!!!」と後悔。でもここからまた登る気力はない、との事で下山です。

帰りは霧が晴れてきて絶景が広がります。


あと1時間ほど遅く出発したらよかったかなー。

帰りはずっと急な下りなのでとてつもなく長く感じました。膝上の筋肉が痛!
下山途中、いつもは感じない違和感を足指に感じて靴を脱いでみると、親指外側にホットスポットが。モールスキンを貼って水ぶくれ防止を図ります。と、その時気がついた事。私、ブーツの中敷きを入れ忘れてた!そういえば前回ブーツの手入れをした時に中敷きを洗って干して、その後ブーツに入れるのを忘れていたのでした。ひえ〜。道理でブーツが緩かったはず。行きじゃなくて帰りに気がついたので戦意を削がれなくてすみました。

階段を降りた石ゴロゴロの場所で裸足の青年を発見。なんでも、裸足で歩くのは人間の体の構造からいって理にかなっている。5本指のハイキングシューズは持っているけど、行けるところまで裸足で行ってみたかったと。下りの方が登りより大変だそうで、ゴロゴロ石の上を慎重に歩いていました。ためしてガッテンでも下りの登山で足腰を痛めない為には裸足で歩くイメージで下山する事、と言っていたのを思い出し、下りでも足をいためないようにゆっくり、親指の付け根を意識して歩いてみました。

アルダーフラッツのキャンプに着いて、ちょっとお昼寝してからテントなどを畳み、夕方6時に下の駐車場へ到着。休憩などを含み、11時間のハイキングでした。帰りの下りが長いのが閉口でしたが、今度は頂上から絶景を見渡したいのでまた来てもいいかな。これが登れたらブラックタスクも多分登れるのでちょっと自信がついたハイキングでした。

ゴールデンイヤーズ 行き方などはこちら。
最近トレイルが整備されたらしく、橋なども真新しくトレイルのマーカーもわかりやすかったです。
West Canyon Trail, アルダーフラッツまでは簡単なハイキングですがとくに見所もないので、家族連れには川遊びもできて滝も見られるEast Canyon Trailの方がオススメです。



北海道へ その3

2015-08-12 16:25:39 | 旅行 観光
7)いとこたち
今回も関東から従姉妹ののんちゃんとかおちゃん&その子供達が遊びに来てくれました。
みんなで以前祖父母の住んでいた家に泊まって2日間でしたが楽しく過ごしました。
花火をしたり、子供達は押入れからジャンプしたり。祖母のお寺へお参りに行った帰りは洞爺湖へ湖水浴へ。中洞爺は昔キャンプをした思い出の地です。

この日はとても暑くて水温も丁度良かった様子。いつも思うのですが、洞爺湖は空気まで青い!自分の体も青くなりそうな清涼感です。
その後はアボが行きたがっていて昭和新山へ。のんちゃんが「子供の頃はもっと湯気が出ていた。」かおちゃんは「昔はこんなに木が生えていなかった。」そう言われてみれば。二人とも鋭い!私は全然気がつきませんでした。だんだん温度が下がってきているのかな。駐車場の人によると「雨が降った後は湯気がたくさんでる。」そうです。

その後はまたサンパレスに行こうとしたのですが、日帰り入浴は3時までで間に合わず、帰り道の伊達温泉へ行ってきました。銭湯スタイルでタオル、シャンプーなど持参しなくてはいけませんが露天風呂もあって大人440円はお手頃。温泉に入った後食事をとるのに移動するのが面倒だったのでそこで食事をしました。我が家はまたもやジンギスカン、従姉妹たちの子供はラーメンなど。帰宅後大人は台所で酒盛りして、子供達は家中を走り回って楽しく遊びました。去年私の祖母は亡くなってしまいましたが、家が久しぶりに賑やかになったのでお婆ちゃんも喜んでいるような気がしました。

集合写真 伊達の可愛い雑貨屋さんlittle chairにて、従兄弟の奥さんがやってるお店です。

8)大通りビアガーデン
北海道出身なのに未だに行ったことのなかった憧れのビアガーデンに今回は2回も行ってきました!
大通り公園にどーんと6ブロックぐらい各ビール会社ごとに設けたビアガーデンが出現する、札幌の夏の風物詩。
1回目はネイサンとお昼に。
平日の昼なのに各社ともまずまずのお客さんの入り。半数以上がシニア世代、主婦のグループ(樽から注ぐタイプを注文)、ベビーカーで赤ちゃんを眠らせたお母さんの一人飲み(ノンアルコールビール)もいました。そこまでして!と思いますが夏の雰囲気を味わいたかったのかも。

ネイサンはクラシックの男前ジョッキ(1リットル)その後恵比寿の黒中ジョッキ。

私はクラシックの中ジョッキ、でしたがその後もう一本中ジョッキをたのんだので男前ジョッキで良かったのかも。
2回目は親戚のおばちゃんとおじちゃん。このおばちゃんとおじちゃん、我が家とはかなり近しい間柄なのですが、なんと今回初めてネイサンと会うのだと!両方よ〜く知っている間柄だったので初対面と聞いて私も母もびっくり。結婚12年目にしてやっと紹介できました〜。

平日でしたが夜になるとこのお客さんの入り。私たちは端っこの辺鄙なテーブル(しか空いていなかった)に座っていましたが、それでも相席になりました。

この日は私男前ジョッキx1、中ジョッキx2。北海道で飲むクラシックの生ってどうしてこんなに美味しいんでしょう。
あ〜たのしかった〜。おばちゃんご馳走様!!!

9)食べ物
行く前から食べたい物をリストアップして挑んだ今回。母の協力により、全員リストをほぼ制覇できました!
まずはうなぎ。(私のリスト)

室蘭で鰻といえば、塩釜、と有名なお店です。父の大盤振る舞いで鰻が2重に入ったのをいただきました。土用の丑の日は混みそうなのであえて1日早めに行きました。ふわふわの鰻、うまし。以前この2重の鰻を食べた時は量が多くて食べきれなかったのですがカナダサイズになった私の胃ではあっさり完食できました。

カエデは鰻ではなくて念願のいくら丼。今回は鰻もちょっと食べてみて美味しかったそうです。

伊達和さび (全員のリスト)

回転寿し屋さんですがネタが新鮮。活ホタテと活ホッキが美味しかった〜。二回行きました。

お祭りのたこ焼き(子供達のリスト)


かき氷(子供達)

何回食べたかな?ソフトクリームとかき氷、ほぼ毎日食べたのでは。

ツブのお刺身(私)マグロのお刺身(ネイサン)イカのお刺身(カエデ)カニ(ネイサン)


ラーメン (ネイサン)

ラーメンはネイサン3回食べました。旭川の天金と室蘭の大王。ネイサンは大王のカレーチャーシュー麺が気に入ったそうです。太りそうだな。

パフェとハーゲンダッツのアイスクリーム

これは雪印パーラー。ハーゲンダッツはカナダにもありますが限定フレーバーは日本ならでは。

ホヤ(ネイサン)うに(私)ツブの生姜煮(父の好物)


帰る間際に食べた新しいケーキ屋さんパティスリーブランのケーキもとっても美味しかった〜。おしゃれすぎて室蘭でやっていけるか不安ですが、コリコリに凝ったケーキで大満足。人数分、7種類買って全部味見してみましたが、どれも違っていて美味しかった。次回帰国してもまだありますように。

この他、天ぷら、おソバ、うちのお隣で作っている美味しいおとうふとところてん、日本酒、実家近くのパン屋さんのクリームパン、などなど、美味しいもの、懐かしいものたくさん堪能しました。

まとめ

ネイサンも子供達も今回の旅に大満足だった様子。アボに何が良かったか聞いてみたら「お友達!」と即答でした。友達や従姉妹の子供達と遊んだのがとても楽しかった様子です。カエデは「僕の体を半分にして、半分が日本、半分がカナダに住めたらいいのに。」と言いました。私も全く同じ思いです。ネイサンは「日本がもうちょっと近ければ。カナダからメキシコくらいの距離だったらな〜。」私は別れ際に親友の言った「じゃ、来週の水曜に。と言えないのが辛いわ〜。」と言った一言が残っています。来週とは言わなくても年末にまたね、と言える距離だったらな〜。しばらくは写真を眺めてホームシック気味。

北海道へ その2

2015-08-12 16:23:54 | 旅行 観光
5)
旭川〜富良野への小旅行
家族で北海道の旅行へ行きたかったので子供達の好きそうな旭山動物園と私の行きたかった富良野へ行ってきました。(ネイサンは希望は特になかった)

旭山動物園は噂には聞いていましたが、想像以上の素晴らしさに感激。
まず、料金が安い。大人820円、子供無料!!日本では普通かも、ですがあんまり目玉動物のいないバンクーバー動物園は大人25ドル、3歳以上の子供19ドルもするのです。これはすごーく感動的に安い!しかもこの料金なのに展示の仕方が最高。
旭山動物園を有名にしたのは言うまでもなくその展示法。

各動物ごとに工夫をこらしたしかけがあるのです。このヒョウの檻はヒョウ達のお昼寝エリアの下に見物客が入られるようになっているのです。するとヒョウのモフモフの毛が金網に押し付けられているも見えるし、ヒゲが飛び出てるのも見えるし、好きな人にはたまらない空間になっているのです。

アザラシのトンネルやシロクマの顔出しドームなど、テレビでも大きく取り上げられていますが、実際に仕掛けを動物達は良く利用しているようで、活動的な動物の姿が見られてワクワクします。

カバの水中コーナー。

蛇はスケスケの金網トンネルを通過中。蛇の下がチロチロしているところなど、ガラス越しではなく直に見ると迫力あり。

そして旭山動物園が有名になったもう一つの理由が園内いたるところにあるあべ弘士画伯による動物の絵。

かわいいし色合いも綺麗で私の好みど真ん中。

次の日は富良野のファーム富田へ行きました。
北海道育ちなのに実は一度も行ったことのなかった富良野。旭川から富良野までの道は「ここはサレーだよ。」と言われても違和感なしのカナダみたいな風景でした。

一面のラベンダーは6月が満開なのでこの日はもうちょっと終わり気味、だったのですが風がラベンダーの香りで陶酔!

お花畑とラベンダー畑を見ながらお約束のラベンダーアイスを食べます。ラベンダーアイスは想像よりラベンダー度がかなり低し。ホワイトロックのドルチェジェラートのラベンダーハニーアイスを皆さんに食べさせてあげたい。
その後精油&コロンのお買い物をしてから、この日の第二の目的、ジンギスカンを食べに行きます。
六花亭が新しく富良野にオープンしたぶどう畑の中のカフェ、カンパーナ。その敷地内に六花亭と同じ帯広出身のジンギスカン屋さん、白樺があります。

ネイサンの食べたいものリストの中の一つだった、ジンギスカン。
普段はお肉を好まないカエデですが、日本のお肉は柔らかかくて美味しいそうで、この日のジンギスカンもばくばく。この後ケーキを食べる予定なので3人分注文しましたがあっという間にペロリ。私はこの日はドライバーでしたのでビールはノンアルコールで我慢、ですがぶどう畑を見ながらビールでジンギスカンは最高なのでは?

次にお隣にある無料の美術館は飛ばして六花亭のカフェへ。

サイクリングロードの中にあるのか、自転車が停めてありました。カフェの回りにはブルーベリーがたくさん植えてあって、たわわに実っていました。

カフェですがコーヒーは無料サービス。紙コップに自分でついで空いている席に座ります。この日は満席でしたので誰もいないバルコニーへ。

目の前にはぶどう畑、その向こうは干し草ロール、そして遠くには山々、と北海道らしい風景を見ながら美味しいケーキとコーヒー!ケーキは私がカフェクリームの、ネイサンはモンブラン、アボはイチゴの、カエデはソフトクリームにしました。その後岩見沢まで高速を通らず北海道らしいドライブを堪能して帰路につきました。行く前はなるべく高速に乗らずに、と考えていたのですが一泊二日では回りきれなくてとても無理でした。

6)室蘭の海岸線を堪能
故郷の室蘭は「鉄の街」。工場マニア、廃墟マニア両方満足できる街になってますが、私が好きなのは工場のない反対側の海岸線、いわゆる室蘭八景とイタンキ浜です。今回は山手町から地球岬までと、イタンキからトッカリショまで歩きました。

小学生の頃この辺りはマラソン大会で走らされる道。当時は恨めしく思っていましたが、今考えると大変風光明媚なコースでした。

チャラツナイ。展望台の回りの木が切られていてちゃんと下が見えるようになっていました。
ここから遊歩道に入り、森の中を歩いて地球岬に。
晴れた日でしたが地球岬につく直前に海からの霧に包まれて、肝心の地球岬は真っ白の霧の中。室蘭ではよくあるケース。子供達は2年前に食べた同じ売店でかき氷を頼みます。

2年前とおなじ、シロップ全色かけてもらったカエデ。アボは緑と青の地球色。
お散歩二回目はお友達のフェイスブック記事で教えてもらった「イタンキにある幻の洞窟」。イタンキからトッカリショまで歩くと、干潮時だけ行ける洞窟があるそうな。面白そうなので干潮時間を調べて行ってみました。

広々綺麗な砂浜です。

写真で見るとどんよりしていますが実際は薄曇りでかなり蒸し暑かったです。

霧の中に見える二つの岩が今回目指すトッカリショ。
途中からゴロゴロぬるぬるの岩場になります。


トッカリショ付近は干潮時でも水があるので濡れてもいい靴でいきましょう。

トッカリショを過ぎると洞窟はすぐそこ。


やっと到着です。入り口はけっこう大きくて入り口が二つあります。

私のイメージの洞窟よりかなり浅い感じでしたが、カエデは満足の様子。ちなみに足場が悪いので途中からアボは歩けず、ネイサンがおんぶしました。そこまでいかなくても、道中の海岸線の美しさや水中の生物観察でも楽しめます。ただしこの付近は波が高いのでくれぐれも注意。干潮時間を調べて、波のない日を選びましょう〜。

その3へ続く

北海道へ その1

2015-08-12 14:17:10 | 旅行 観光
約3週間北海道へ帰省していました。今回は旦那も含めた家族4人の旅。行きたかったところへ行き、会いたかった人に会って大満足。満足すぎて、カナダに帰って5日目ですがただいまホームシック中です。

今回の旅行で心に残ったこと

1)親友二人とたっぷり遊んだこと。
ネイサンと両親に子守りをお願いしてゆっくり遊べました。2年ぶりの再会です。一緒にいると本当に楽しくて、この人達なしの生活は味気ないかぎり。前は毎日会えたのにな〜。カナダに帰ってくると時差もあるのでなかなか話すタイミングが合わないのが辛いです。

小学校のグラウンドにて。

こちらは酒盛り。

2)温泉 
音質で選べばナンバーワンの登別温泉に2回(第一滝本サンパレスに1回。サンパレスは子供孝行に行こうとしてたのですがお風呂がリニューアルされていて洗練された印象になっていたのはびっくり。露天風呂はこのホームページにあるように、洞爺湖に入っているみたいでとても良かったです。夏休みなどを外すと日帰りでとってもお得に入れます。その他層雲峡と伊達温泉でそれぞれ1回、正味18日間の帰省中に計5回も温泉に行けました。

3)樽前山
今回はネイサンも一緒だったので一緒に樽前山に登ってきました。樽前山は初心者コースながら活火山に登れるしダイナミックな景観が魅力と聞いて行ってみました。毎日予定がいっぱいで行けた日はあまり天候に恵まれず、薄曇りでしたが日陰がまったくないコースなのでかえって涼しくて良かったかも? 

イワブクロ

イワギキョウ
40分ほど登ればもうお鉢についてしまいます。そこからは平坦。ぐるっと御鉢を回るコースです。


活火山なので河口付近は立ち入り禁止。途中でイオウの匂いもする異世界が広がります。


東山は虫が多くてどんどん脚に登ってくるので急いで写真を撮って撤収。ぐるっと回って西山でちょっと遅めのおにぎりタイム。往復でお昼を入れて3時間ほどで登れました。次回は羊蹄山に登りたいな〜。

4)母と母のいとことお買いもの
前回はアボが小さすぎてゆっくりお買いものに行けませんでしたが今回はまたまたネイサンに子守りを頼んでゆっく〜り札幌でお買いものできました。久しぶりに日本のデパートでお買いものできてしあわせ〜。

2年ぶりの再会でしたが違和感なく仲良しな3人。家族の中では私の母とかえでが似ていると評判です。

その2へ続く

かえで10歳の誕生日

2015-06-05 13:16:57 | 子育て
お久しぶりです。最近は週3で甥のヘイデンを預かっているのと、アボがプレスクールに行っている日はジョギングをしているのでなかなかブログを更新する時間がありませんでした。

さて、先日かえでがとうとう二桁の大台にあがり、10歳になりました。
誕生日の前日はテーブルをお祝いモードにセッティング。このセッティング、毎年毎年すっかり忘れていて夜中に一人で黙々と折り紙で旗を作ります。


朝起きてにやりと嬉しそうでしたが、もう「うわ〜!」とか言ってくれないのが10歳。感想は「これ、折り紙で作った〜?」だけでした。


続いてプレゼントを開けます。今年のプレゼントは特別なのでご紹介。初ペットのプレゼントです。ペットはレオパ、と呼ばれるヒョウモントカゲモドキ、初心者に飼いやすい爬虫類とのこと。この日はお家セットと飼育本です。レオパ自体は夏の旅行が終わってからあげることにしました。
驚いてくれるかな、と思ったのですが秘密がアボから漏れていてすっかりバレていました。それでも今からお家のデザインを考えたりしてワクワクしている模様。


その後の朝ごはん、誕生日は本人リクエストの物なんでも食べられるしきたりになっています。毎年シリアルのフルーツループスだったのですが今年はワッフルのバニラアイス、キャラメルソース添え、でした。ここぞとばかりに激甘です。

お祝いは本人の希望でまたまた海で友達とパーティーすることに。

大人たち。このグループは毎年キャンプに行く仲良しメンバーなのでとてもお気楽。
用意した食べ物も去年と全く同じ、チリドッグ、チップス、自家製サルサ、レインボージェローなど。


スイカ割りもまたしました。去年は3人目で一番大きいオーシャンがあっさり割ってしまってほとんどの子供達が参加できなかったので、今年はかえでが最初にトライした後は(ちょっとヒビが入った)小さい子から順番に割って行くことにしました。

そしたらこれが大成功!!通りかかりの人も巻き込んで大盛りあがりに盛り上がりました。今年はなんとアンカーのオーシャンの一人前でスイカが割れて終了に〜。

その後はケーキタイムになります。今年は普通の日本風のショートケーキにフォンダンで飾りつけをしました。

上に乗っているキャラクターはかえでと友達たちがずーーーっと考え続けているゲーム、エイリアンワーのキャラクターです。


かえでの原画。ポケモンみたいに水のエレメント、火のエレメント、などの生き物がいます。


本人嬉しそうなので良かった〜。日本風のケーキは大人達に好評でした。子供達はこのほかに用意した既製品のカップケーキの方が人気がありました。

ケーキの後は水は冷たかったのですが子供達は水遊び。ちょうど潮が混んできて遠浅だったので水遊びにぴったり。



そしてプレゼント開けタイムと記念撮影。

10歳になる、といっても特に何も考えていなかったのですがいざ誕生日が来てみると、もうかえでの子供時代も終盤なのだなとすこし寂しい気持ちになりました。あと何年、お友達と一緒に海でパーティーしたい、なんて言うのかな。




読書ノート 2014年

2015-01-09 10:25:32 | 趣味の世界
ダイエットとフィットネスの他もう一つの私の2015年の抱負は「英語の本をもっと読む」です。
読書は大好きなのですがどうしても楽な日本語の本を手に取ってしまうので去年から英語力をつけるためになるべく英語の本を面倒がらずに読むことにしました。

去年の私の読書記録はそれでもたった10冊(実用書を含まず)。しかも2冊は読み返し。この少ない読書量の中から大胆にも勝手に星を5点満点でつけてみます。

Angela's ashes : Frank McCourt 
読み返し アイルランド移民の自伝で映画にもなりました。日本語訳(『アンジェラの灰』)も出ています。何回読んでも良い本です。星5

Into the wild Story about Chris Mccandless  : Jon Krakauer  
アラスカでバックパッキング中に餓死した青年クリス マキャンドレスの伝記。クリスの弁護に始終してしまっていてこれはショーンペンが監督した映画のほうが好きでした。星3

Kitchen God's Wife : Amy Tan 
読み返し 小説 これも何回も読んでしまいます。ジョイラッククラブで有名な著者の小説。中国系移民の娘と母親の物語。とても良い小説。これも日本語訳が出ています。(「キッチン ゴッズ ワイフ」)星5

Saving fish from Drowning: Amy Tan 
小説 エイミー タンは大好きですが、これは今ひとつ。登場人物が多すぎて、しかも一人一人の魅力が今ひとつ。最後まで頑張って読みましたが読まなくても良かった本。星2

A Widow for one year: John Irving 
小説 これはとても面白くて一気に読めました。この本は去年読んだ本のなかで特に印象深かった本です。物語の展開がどうなるのか、書き方も面白いし上手だし、本を置くのが惜しくなるくらい良い本でした。エディーのダメダメ度も気持ちいいくらいです。日本語訳は「未亡人の一年」という題で出ているそうです。星5

Wonder: R.J. Paracio 
小説(ジュニア向け)友達に勧められた本。顔に生まれつき奇形のある子供が初めて普通の学校に通い、いじめられたりしながら友達を作るという話。テーマは良いし主人公にも共感できるのですがちょっと単純すぎるというか、やっぱり子供向けの道徳書みたいです。ちょっとひねくれた私には純粋すぎでした。とくに途中から書き手が主人公の友達に変わったりして調子が狂うのと、書き手があまり小説を書くのに慣れていない感が否めませんでした。星3

One Man's Wilderness: An Alaskan Odyssey Richard Proenneke 
アラスカの荒野の丸太小屋に一人暮らしをしているリチャード(ディック)プロネケの日記。私の愛するディックの日記です。このおじいさんのドキュメンタリーはもう何度も見ましたが本を読むのは初めて。映像ではいとも簡単にやっていた仕事も読んでみたらそれなりに苦労もあったという事がわかります。この人のファンなので星4.5 読み応え等はない本ですが、アラスカでの丸太小屋に興味のある人限定で読む価値あり。このおじさんの実直さが伝わる一冊です。

Pilgrim's Wilderness / A True Story of Faith and Madness on the Alaska Frontier : Tom Kizzia 
ノンフィクション これは面白かった〜!これまたアラスカが舞台。アラスカの片田舎、マッカーシーに突然現れた敬虔なクリスチャン一家の話。敬虔(というか原理主義)でいまどき珍しいほどの昔ながらの生活をしていて当初は好感度大。でも少しづつおかしなことが起こり続け、蓋を開けてみたら父親が一家を虐待していて、という話。書いている人もアラスカの新聞社の記者です。星4

Lovely bones:Alice Sebold 
小説 ティーンネージャーの女の子がレイプされて殺されて天国に行くところから物語はスタート。天国から家族をみつめます。遺された家族や友人を見守りながら、犯人も探し、と、とても面白い設定です。残念だったのは最後のまとめがちょっと乱暴すぎるのと、全てがうまくまとまりすぎで小説を読んだ後の印象が薄かった事。でも読んでも時間の無駄にはならない程度のおもしろさ。星3つ半

Wild: Cheryl Strayed
自伝 ミネソタ出身の著者、若い時期に結婚しますがお母さんをまだ20代のうちにガンで無くし、そこから立ち直れなくてドラッグとセックスにはまりそうになり、ふと思い立ちパシフィッククレストトレイルのバックパッキングに挑戦します。ユーモアいっぱいで面白くて、ミネソタ、ハイキング、と共通点もあり声を出して笑ってしまう箇所もたくさんあり、一気に読みました。心に残る名著ではないですがエンターテイメントとしておすすめ。星4つ

2015年の目標は月1冊最低でも読むようにして12冊。良い本にめぐり合いますように。