金曜8時のドラマ『釣りバカ日誌~新入社員・浜崎伝助~』。、最終話のネタバレ感想まとめです。
2015年秋ドラマで1番だったと思う。
ハマちゃんスーさんもよかったな。
初回は混乱したけど最終話では安定のハマちゃんスーさん。
せめてドラマ内では一緒にいてほしかったからご都合でもこの結末でよかったと思う。
あと二人とも釣りシーンがとても似合う。
リアルタイム視聴が出来なかったのが本気で悔しかった
関連リンク
・『新・釣りバカ日誌』7話、鈴木親子の複雑な事情とみち子さんの女心をナチュラルに口説くハマちゃん
・『新・釣りバカ日誌』第6話、親子愛と夫婦愛と魚愛で、1時間があっという間。
・『新・釣りバカ日誌』第5話の感想まとめ。吹越さんのイケボを堪能、いいぞテレ東もっとやれ。
・『新・釣りバカ日誌』3話の感想まとめ、ハマちゃんのスーさん愛、スタッフの釣りバカ愛。
・『新・釣りバカ日誌』2話の感想、釣りバカなのかバカなのか、判らないけど面白い。
・『新・釣りバカ日誌』親子で大笑い、さすが元ハマちゃんのスーさんです。
他ドラマ感想目次はこちら。
・少々真面目で結構ゲスいテレビっこの備忘録
■のっけから石黒賢の秋田方言
「あ、それから稲庭うどん、いぶりがっこ、じゅんさい]
「きりたんぽはかなり出てるからあと200追加してけれ」
「へば、そういうことで」
一瞬、さまぁ~ず大竹かとおもった…。
■鈴木建設大ピンチ
そんな折、先日盗撮された昌行常務をめぐるスキャンダルが発覚。
「鈴木建設は青山ミッドシティ計画への入札参加を見送ることにします」
■スーさんはひとりじゃない
「ねぇハマちゃん。主人の力になってあげてね。あなたといるとあの人元気が出るから」
「え?あれ?そうだあの死にかけのチンアナゴどこ行ったの?」
「なんですか?」
「おいもちゃん」
それはみち子さんからの差し入れにじんわりくるんだけど、
死にかけのチンアナゴとかおいもちゃんとか何よwww
キャストの皆さんがカメラ無視して笑い堪えてるから、よりじわじわくる。
■かづさ屋のおやじさん
「嫌なことがあってもおいしいものを食べているときは、少しだけ嫌なことを忘れるだろ?」
「俺は自分の料理で人を幸せにしたかったんだ」
■どうしてこうなった
「なんでみかんなんだ!私はサラリーマンなんだ!ハマザキ!」
「お前よく見たら可愛い顔してんな」
ど う し て こ う な っ た 。
しかしハマちゃんと佐々木課長、陰謀の大元・貞松専務を発見。
「なんか怪しいですね」
「キミのほうがよっぽど怪しいよ!」
突っ込む前に貞松専務がしっかりつっこんでくれたww
■釣り行きたい
これでどうにか一段落。スーさんも一安心。
「釣り行きたい」
「アハハ、いいっすね」
「もう水たまり見るとね、もうすぐ釣りしたくなっちゃう」
「よっしゃ、じゃあ久々に勝負といきますか!」
■ラブラブ過ぎるふたり
スーさんは久しぶりの釣りだったのでボウズでした。
で、いつものかづさやの前で、ハマちゃんに「そのたくさんあるカワハギを少しでいいから分けてくれ」と頼みます。
「その1尾ですよ。その1尾をくださいって言ってるんですよ」
「お願いしますは?」
「お願いします」
「はい、いいよ。へへへ」
早いな!!
■シュウちゃんはみち子さんのお父さん
「家飛び出して3か月。ろぐすっぽ連絡もよごさねえで。まったぐおめって娘は…」
見合いなんかしたくない、と結婚を決めた恋人がいると大嘘をつくみち子さんですが。
咄嗟の嘘があとで悲劇を招きます
■なまはげが見ていた
みち子さんはハマちゃんに恋人役を頼もうとするのだけれど、うまくいかず……
そのときスーさんがみち子さんの相談に乗ってくれました。
これじゃ無理だww
困り果てたみち子さんに声をかけたのはスーさんでした。
「どうした?」
しかしスーさんとみち子さんを目撃してしまったのがシュウさん。
なまはげて!!。
■話がややこしくなる。
ショックを隠せないシュウさんは、ハマちゃんに相談。
「娘がよ、結婚してえ男がいるんだど」
「相手は俺より年上のジジイだど!」
↑
そのジジイ。
ハマちゃんに一緒に来てくれるように頼むシュウさん。
これは話がややこしくなるぞと…
■あーっ!あーっ!
みち子さんが待つホテルのラウンジに向かうシュウさんとハマちゃん。
そのとき、コーヒーがみち子さんのセーターにこぼれてしまい…
ワタワタしているとスーさんにカレーがこぼれてしまい……
「あっ!あーっ!あーっ!あーっ!」
「チンチンが!チンチンが!」
仮にもほとんど全国放送で何言ってんのwww
■おやおや?
着替えの洗濯と乾燥が終わるまでの間、バスローブ姿で待たされる2人。
(だいたい予想はついている)
「でもね、お父さんの気持ちもわからないでもないなあ」
「私もね、あと10歳若かったらね。狼になっちゃってたかもしれないぞって。フーッ、ウィー!ウゥー!なんて」
スーさんが狼になりかけてるそのとき、『噂のジジイ(スーさん)』のことを話しながらホテルに到着したハマちゃんたち。
案内されるままにみち子さんとスーさんのいる部屋に案内されます。
■どうしてこうなった、2回目
「あれ?あんた誰?」
こうなるよね(知ってた)
「お父さんお父さんお父さん!お父さんお父さん!あのあの、こんな格好ですみません」
「みち子おめえこんだ男と結婚してぇのか?!」
「違う違う違う違う!つがうからつがう!」
「えーっ!?みち子さーん!」
「ハマちゃん」
「ねぇみち子さん!なんで?いいの?それでいいの?」
「そうだ!あんたさ!すてきな奥さんも息子もいるじゃない!何やってんだよ!」
「なんだおめえ家族持ちか?」
「はい、孫もいます」
「この野郎!」
「落ちる落ちる落ちる!」
「あ、落ちた」
なんだよこのカオスwww
■(いったん反省会)
「思ったんだよ。だってスーさんとみち子さんでしょ?何かあるわけないじゃない」
「よく言うよ」
■男、浜崎伝助。
「みち子さんが秋田に…?」
「みち子さんを連れて帰らないでください」
「これからもずっと俺の釣った魚を、みち子さんに料理してもらいたいんです。みち子さんの料理が食べたいんです!」
ならば、と「俺と釣りで勝負してください」で釣り勝負を挑むことにしたハマちゃん。
相手はそんじょそこらの男じゃない、みち子さんのお父さん・シュウさんです。
どうなることやら。
■いざ勝負
「制限時間は3時間、魚は何でもありのちょっとでも大物を釣ったほうの勝ちです!いいっすね?」
やっぱり釣りシーンが素敵です。
(さすがだテレ東)
■みち子さんの気持ち
ところが、かけつけたみち子さんたち。
大物の黒鯛を釣り上げて喜ぶハマちゃんですが…
みち子さん、激おこ。
「人のごど何だと思ってるの?私の人生釣りなんかで決めねえでよ!」
「この…このバカケ!」
■男たちの反省会
「みち子さんのためを思って勝負を挑んだのに、嫌われてしまいました」
ハマちゃん、へこみっぷり激しく。
「えっなんでさこんなツヤツヤしてんの?」
「あっもう出てんのかな、コラーゲン」
(へこみ過ぎてなんか違う方向性にいこうとしてる)
「踏切の音がする」
「ハマちゃん?バカバカバカバカ、バカ!バカ!」
(へこみ過ぎて違うドラマになろうとしてる)
■スーさんの底力
で、翌日。
「まあ奥の手を使うしかないだろうね。」
スーさんは鈴木建設の社長。
人事権だって握ってます。
ハマちゃんの所属する営業三課に赴き…
「この営業三課の皆さんの中でだな。あの秋田の営業所にね。行ってくれる人はいないかな?」
突然の辞令に驚く面々。
消去法でひとりずつ東京残留が決まり……残ったのがハマちゃん。
スーさんはそれでも「でも新入社員だろ?重荷になってしまうんじゃ?」と言いますが…
「あ~いやあいつは荷が重いとか軽いとか考えてません。というかにを背負わされても自覚しないと思うんですよ」
「そうかそこまでみんながね推薦してくれるならば。えっとハマザキ?サキ?」
「浜崎君に秋田に行ってもらおうかな」
ハマちゃんを指名するとあからさますぎる。
三課のそれぞれを指名しつつ、断らせつつ、「じゃあ浜崎しかいないよね」と課長に言わせる。
さすがです、スーさん。
■最後の有給休暇
「好きならまず自分に打ち明けてほしかったんじゃないの?お父さんと釣り勝負より何より」
「女ってそういうところにこだわる生き物なの」
スーさんの奥さん、ひさえさんがハマちゃんの背中を押し、かづさ屋の面々からもエールを送られて。
ハマちゃんがみち子さんを「釣り」にいく。
ああそうか、この新釣りバカって「みち子さんに惚れてるハマちゃん」だったんだ、と。
そのころみち子さんとシュウさんは、秋田行きのバスを待っていました。
「悪ぐねど思うけどな。ハマちゃん。俺は好きだな、ああいう男」
「もう言わねえで。今更」
そんなこと走らず、ハマちゃんが走ります。
間に合うのか…!
「みち子さん行かないで!」
■幸せになる自信
バスターミナルにはもう誰もいませんでした。
気を落としてかづさ屋に戻るハマちゃん。
と、その横に1台のタクシーがとまり、シュウさんとみち子さんが降りてきました。
「俺はみち子さんが東京に残ってくれても、みち子さんを幸せにする自信はありません」
「だけどみち子さんがそばにいてくれたら、俺は幸せになる自信があります」
「だから…もうどこにも行かないでください。大好きです」
「このバカケ!」
ハマちゃんの告白。
みち子さんもずっと待っていた告白。
釣り以外不器用なハマちゃんらしい言葉で思わずじーんときました。
よかったね、ハマちゃん。
■離れ離れになっちゃうんだよ
とまあハマちゃんとみち子さんはうまくいったものの。
でも、スーさんはそんなことを知らず。
ハマちゃんの秋田行きの辞令を出してしまってました。
「秋田に転勤?!」
「いやだってさ。みち子さんが東京に暮らせないんだったらさ、いっそハマちゃんがさ秋田に行ったらいいんじゃないかなって思ったから」
揉める2人。
でもハマちゃんが秋田に行くことで離れ離れになるのは、ハマちゃんとみち子さんだけではなく。
本当はスーさんもハマちゃんと離れてしまうのが悲しい。
「みち子さんと離れ離れになっちゃうだろ。どうすんだよおい」
「離れ離れになっちゃうんだよ」
■スーさんの底力、2回目
そして辞令が発表。
昌行常務、秋山部長、それぞれの辞令が発表される中…
「とにかくこの男、浜崎伝助の異動は取りやめだ」
ハマちゃんの秋田行き辞令は取り消しに。
これもスーさんの社長力。
佐々木課長は頑張りましたが、胃袋のことも考えて据え置きです。
■グッドキャスティング!!
「グッドキャスティング」
「えへへへへ、あはははは」
「かわいい。みち子さん弁当かわいい」
と、みち子さんからのお弁当を披露するハマちゃん。
弁当のないスーさん(みち子さんが作ってくれると思ってた)はうらやむばかり。
と、そのときハマちゃんの釣り竿が大きく引き出しました。
ハマちゃんが海に向かっているとき、スーさんは…
みち子さんがハマちゃんの為に作ったラブラブ弁当を食べちゃうスーさんwww
「妬んでんじゃねえぞスー!おいちょっと!返してよ!」
「今日だけは、今日だけは私にこの幸せをくださいよ」
カワハギもわけあって。
弁当もわけあって。
喧嘩もするけどすぐ仲直りして。
たまにはジンワリ涙して。
そんな2人がきらきら光る海でした。
■キスはどうする?
さてその日の釣果は鱚。
「キス、どうする?天ぷらにする?」
「こっちのほうがいい」
おおう!
■それはまた今度のお話
スイッチ入ったハマちゃん。
「みち子さん」
「えっ」
「みち子さんみち子さん」
「ちょちょ…」
注)ラストカットです。
お茶の間が「?!」ってなった。
いやあ、とてもよかったです。
リメイクものはやばいんじゃないの?いやいや西田さんはスーさんじゃなくてハマちゃんでしょ?
なんて懸念していた頃が懐かしい。
予想を上回る面白さ。
ハマちゃんを演ずる濱田岳さん、スーさんを演じる西田敏行さんのお二人はもちろん。
吹越満さん、広瀬アリスさん、きたろうさんなどなど、モブキャラがいないキャスト陣。
小難しいトリックや駆け引き、ねちっこい恋愛などはなく、ただ『釣りバカ』の話。
だけどそれが面白い。
最終回だって、みち子さんスーさんがガウン姿になったときに「これはカオスになる」とだいたい予想はついたものの。
予想以上のカオスで大爆笑。
連ドラなんだけれど、漫才劇を見ているような、それでもジンワリくるような、不思議な感覚でした。
大人が本気出して面白いものを作ると、本当に面白いんだなあと。
西田さんや吹越さんのアドリブも多く仕込まれているとは聞いていましたが、
これはそれで大成功なんじゃないかって。
安心して家族みんなで笑える中に、たまに入る「元ハマちゃんのスーさん」の言葉がしみました。
三國さん、どこかで観てるかなって。
そんな切なさが番組の面白さをより盛り立てたのかもしれません。
そう考えると三國さんも『新・釣りバカ日誌』の立派な演出者のひとりですね。
「あんた誰かに似てんな」
「鈴木社長にはお世話になってるから出世返しでいいよ」
映画シリーズでも運転手役をやっていた笹野さん。
ほんのわずかな一言でしたがジンワリきました。
とにかく面白かった。
これはぜひ連ドラでも特番でも映画でも、シリーズ化を望みたいです。
キャスト、スタッフのみなさん。
素敵な作品をありがとうございました。
2015年秋ドラマで1番だったと思う。
ハマちゃんスーさんもよかったな。
初回は混乱したけど最終話では安定のハマちゃんスーさん。
せめてドラマ内では一緒にいてほしかったからご都合でもこの結末でよかったと思う。
あと二人とも釣りシーンがとても似合う。
リアルタイム視聴が出来なかったのが本気で悔しかった
関連リンク
・『新・釣りバカ日誌』7話、鈴木親子の複雑な事情とみち子さんの女心をナチュラルに口説くハマちゃん
・『新・釣りバカ日誌』第6話、親子愛と夫婦愛と魚愛で、1時間があっという間。
・『新・釣りバカ日誌』第5話の感想まとめ。吹越さんのイケボを堪能、いいぞテレ東もっとやれ。
・『新・釣りバカ日誌』3話の感想まとめ、ハマちゃんのスーさん愛、スタッフの釣りバカ愛。
・『新・釣りバカ日誌』2話の感想、釣りバカなのかバカなのか、判らないけど面白い。
・『新・釣りバカ日誌』親子で大笑い、さすが元ハマちゃんのスーさんです。
他ドラマ感想目次はこちら。
・少々真面目で結構ゲスいテレビっこの備忘録
■のっけから石黒賢の秋田方言
「あ、それから稲庭うどん、いぶりがっこ、じゅんさい]
「きりたんぽはかなり出てるからあと200追加してけれ」
「へば、そういうことで」
一瞬、さまぁ~ず大竹かとおもった…。
■鈴木建設大ピンチ
そんな折、先日盗撮された昌行常務をめぐるスキャンダルが発覚。
「鈴木建設は青山ミッドシティ計画への入札参加を見送ることにします」
■スーさんはひとりじゃない
「ねぇハマちゃん。主人の力になってあげてね。あなたといるとあの人元気が出るから」
「え?あれ?そうだあの死にかけのチンアナゴどこ行ったの?」
「なんですか?」
「おいもちゃん」
それはみち子さんからの差し入れにじんわりくるんだけど、
死にかけのチンアナゴとかおいもちゃんとか何よwww
キャストの皆さんがカメラ無視して笑い堪えてるから、よりじわじわくる。
■かづさ屋のおやじさん
「嫌なことがあってもおいしいものを食べているときは、少しだけ嫌なことを忘れるだろ?」
「俺は自分の料理で人を幸せにしたかったんだ」
■どうしてこうなった
「なんでみかんなんだ!私はサラリーマンなんだ!ハマザキ!」
「お前よく見たら可愛い顔してんな」
ど う し て こ う な っ た 。
しかしハマちゃんと佐々木課長、陰謀の大元・貞松専務を発見。
「なんか怪しいですね」
「キミのほうがよっぽど怪しいよ!」
突っ込む前に貞松専務がしっかりつっこんでくれたww
■釣り行きたい
これでどうにか一段落。スーさんも一安心。
「釣り行きたい」
「アハハ、いいっすね」
「もう水たまり見るとね、もうすぐ釣りしたくなっちゃう」
「よっしゃ、じゃあ久々に勝負といきますか!」
■ラブラブ過ぎるふたり
スーさんは久しぶりの釣りだったのでボウズでした。
で、いつものかづさやの前で、ハマちゃんに「そのたくさんあるカワハギを少しでいいから分けてくれ」と頼みます。
「その1尾ですよ。その1尾をくださいって言ってるんですよ」
「お願いしますは?」
「お願いします」
「はい、いいよ。へへへ」
早いな!!
■シュウちゃんはみち子さんのお父さん
「家飛び出して3か月。ろぐすっぽ連絡もよごさねえで。まったぐおめって娘は…」
見合いなんかしたくない、と結婚を決めた恋人がいると大嘘をつくみち子さんですが。
咄嗟の嘘があとで悲劇を招きます
■なまはげが見ていた
みち子さんはハマちゃんに恋人役を頼もうとするのだけれど、うまくいかず……
そのときスーさんがみち子さんの相談に乗ってくれました。
これじゃ無理だww
困り果てたみち子さんに声をかけたのはスーさんでした。
「どうした?」
しかしスーさんとみち子さんを目撃してしまったのがシュウさん。
なまはげて!!。
■話がややこしくなる。
ショックを隠せないシュウさんは、ハマちゃんに相談。
「娘がよ、結婚してえ男がいるんだど」
「相手は俺より年上のジジイだど!」
↑
そのジジイ。
ハマちゃんに一緒に来てくれるように頼むシュウさん。
これは話がややこしくなるぞと…
■あーっ!あーっ!
みち子さんが待つホテルのラウンジに向かうシュウさんとハマちゃん。
そのとき、コーヒーがみち子さんのセーターにこぼれてしまい…
ワタワタしているとスーさんにカレーがこぼれてしまい……
「あっ!あーっ!あーっ!あーっ!」
「チンチンが!チンチンが!」
仮にもほとんど全国放送で何言ってんのwww
■おやおや?
着替えの洗濯と乾燥が終わるまでの間、バスローブ姿で待たされる2人。
(だいたい予想はついている)
「でもね、お父さんの気持ちもわからないでもないなあ」
「私もね、あと10歳若かったらね。狼になっちゃってたかもしれないぞって。フーッ、ウィー!ウゥー!なんて」
スーさんが狼になりかけてるそのとき、『噂のジジイ(スーさん)』のことを話しながらホテルに到着したハマちゃんたち。
案内されるままにみち子さんとスーさんのいる部屋に案内されます。
■どうしてこうなった、2回目
「あれ?あんた誰?」
こうなるよね(知ってた)
「お父さんお父さんお父さん!お父さんお父さん!あのあの、こんな格好ですみません」
「みち子おめえこんだ男と結婚してぇのか?!」
「違う違う違う違う!つがうからつがう!」
「えーっ!?みち子さーん!」
「ハマちゃん」
「ねぇみち子さん!なんで?いいの?それでいいの?」
「そうだ!あんたさ!すてきな奥さんも息子もいるじゃない!何やってんだよ!」
「なんだおめえ家族持ちか?」
「はい、孫もいます」
「この野郎!」
「落ちる落ちる落ちる!」
「あ、落ちた」
なんだよこのカオスwww
■(いったん反省会)
「思ったんだよ。だってスーさんとみち子さんでしょ?何かあるわけないじゃない」
「よく言うよ」
■男、浜崎伝助。
「みち子さんが秋田に…?」
「みち子さんを連れて帰らないでください」
「これからもずっと俺の釣った魚を、みち子さんに料理してもらいたいんです。みち子さんの料理が食べたいんです!」
ならば、と「俺と釣りで勝負してください」で釣り勝負を挑むことにしたハマちゃん。
相手はそんじょそこらの男じゃない、みち子さんのお父さん・シュウさんです。
どうなることやら。
■いざ勝負
「制限時間は3時間、魚は何でもありのちょっとでも大物を釣ったほうの勝ちです!いいっすね?」
やっぱり釣りシーンが素敵です。
(さすがだテレ東)
■みち子さんの気持ち
ところが、かけつけたみち子さんたち。
大物の黒鯛を釣り上げて喜ぶハマちゃんですが…
みち子さん、激おこ。
「人のごど何だと思ってるの?私の人生釣りなんかで決めねえでよ!」
「この…このバカケ!」
■男たちの反省会
「みち子さんのためを思って勝負を挑んだのに、嫌われてしまいました」
ハマちゃん、へこみっぷり激しく。
「えっなんでさこんなツヤツヤしてんの?」
「あっもう出てんのかな、コラーゲン」
(へこみ過ぎてなんか違う方向性にいこうとしてる)
「踏切の音がする」
「ハマちゃん?バカバカバカバカ、バカ!バカ!」
(へこみ過ぎて違うドラマになろうとしてる)
■スーさんの底力
で、翌日。
「まあ奥の手を使うしかないだろうね。」
スーさんは鈴木建設の社長。
人事権だって握ってます。
ハマちゃんの所属する営業三課に赴き…
「この営業三課の皆さんの中でだな。あの秋田の営業所にね。行ってくれる人はいないかな?」
突然の辞令に驚く面々。
消去法でひとりずつ東京残留が決まり……残ったのがハマちゃん。
スーさんはそれでも「でも新入社員だろ?重荷になってしまうんじゃ?」と言いますが…
「あ~いやあいつは荷が重いとか軽いとか考えてません。というかにを背負わされても自覚しないと思うんですよ」
「そうかそこまでみんながね推薦してくれるならば。えっとハマザキ?サキ?」
「浜崎君に秋田に行ってもらおうかな」
ハマちゃんを指名するとあからさますぎる。
三課のそれぞれを指名しつつ、断らせつつ、「じゃあ浜崎しかいないよね」と課長に言わせる。
さすがです、スーさん。
■最後の有給休暇
「好きならまず自分に打ち明けてほしかったんじゃないの?お父さんと釣り勝負より何より」
「女ってそういうところにこだわる生き物なの」
スーさんの奥さん、ひさえさんがハマちゃんの背中を押し、かづさ屋の面々からもエールを送られて。
ハマちゃんがみち子さんを「釣り」にいく。
ああそうか、この新釣りバカって「みち子さんに惚れてるハマちゃん」だったんだ、と。
そのころみち子さんとシュウさんは、秋田行きのバスを待っていました。
「悪ぐねど思うけどな。ハマちゃん。俺は好きだな、ああいう男」
「もう言わねえで。今更」
そんなこと走らず、ハマちゃんが走ります。
間に合うのか…!
「みち子さん行かないで!」
■幸せになる自信
バスターミナルにはもう誰もいませんでした。
気を落としてかづさ屋に戻るハマちゃん。
と、その横に1台のタクシーがとまり、シュウさんとみち子さんが降りてきました。
「俺はみち子さんが東京に残ってくれても、みち子さんを幸せにする自信はありません」
「だけどみち子さんがそばにいてくれたら、俺は幸せになる自信があります」
「だから…もうどこにも行かないでください。大好きです」
「このバカケ!」
ハマちゃんの告白。
みち子さんもずっと待っていた告白。
釣り以外不器用なハマちゃんらしい言葉で思わずじーんときました。
よかったね、ハマちゃん。
■離れ離れになっちゃうんだよ
とまあハマちゃんとみち子さんはうまくいったものの。
でも、スーさんはそんなことを知らず。
ハマちゃんの秋田行きの辞令を出してしまってました。
「秋田に転勤?!」
「いやだってさ。みち子さんが東京に暮らせないんだったらさ、いっそハマちゃんがさ秋田に行ったらいいんじゃないかなって思ったから」
揉める2人。
でもハマちゃんが秋田に行くことで離れ離れになるのは、ハマちゃんとみち子さんだけではなく。
本当はスーさんもハマちゃんと離れてしまうのが悲しい。
「みち子さんと離れ離れになっちゃうだろ。どうすんだよおい」
「離れ離れになっちゃうんだよ」
■スーさんの底力、2回目
そして辞令が発表。
昌行常務、秋山部長、それぞれの辞令が発表される中…
「とにかくこの男、浜崎伝助の異動は取りやめだ」
ハマちゃんの秋田行き辞令は取り消しに。
これもスーさんの社長力。
佐々木課長は頑張りましたが、胃袋のことも考えて据え置きです。
■グッドキャスティング!!
「グッドキャスティング」
「えへへへへ、あはははは」
「かわいい。みち子さん弁当かわいい」
と、みち子さんからのお弁当を披露するハマちゃん。
弁当のないスーさん(みち子さんが作ってくれると思ってた)はうらやむばかり。
と、そのときハマちゃんの釣り竿が大きく引き出しました。
ハマちゃんが海に向かっているとき、スーさんは…
みち子さんがハマちゃんの為に作ったラブラブ弁当を食べちゃうスーさんwww
「妬んでんじゃねえぞスー!おいちょっと!返してよ!」
「今日だけは、今日だけは私にこの幸せをくださいよ」
カワハギもわけあって。
弁当もわけあって。
喧嘩もするけどすぐ仲直りして。
たまにはジンワリ涙して。
そんな2人がきらきら光る海でした。
■キスはどうする?
さてその日の釣果は鱚。
「キス、どうする?天ぷらにする?」
「こっちのほうがいい」
おおう!
■それはまた今度のお話
スイッチ入ったハマちゃん。
「みち子さん」
「えっ」
「みち子さんみち子さん」
「ちょちょ…」
注)ラストカットです。
お茶の間が「?!」ってなった。
いやあ、とてもよかったです。
リメイクものはやばいんじゃないの?いやいや西田さんはスーさんじゃなくてハマちゃんでしょ?
なんて懸念していた頃が懐かしい。
予想を上回る面白さ。
ハマちゃんを演ずる濱田岳さん、スーさんを演じる西田敏行さんのお二人はもちろん。
吹越満さん、広瀬アリスさん、きたろうさんなどなど、モブキャラがいないキャスト陣。
小難しいトリックや駆け引き、ねちっこい恋愛などはなく、ただ『釣りバカ』の話。
だけどそれが面白い。
最終回だって、みち子さんスーさんがガウン姿になったときに「これはカオスになる」とだいたい予想はついたものの。
予想以上のカオスで大爆笑。
連ドラなんだけれど、漫才劇を見ているような、それでもジンワリくるような、不思議な感覚でした。
大人が本気出して面白いものを作ると、本当に面白いんだなあと。
西田さんや吹越さんのアドリブも多く仕込まれているとは聞いていましたが、
これはそれで大成功なんじゃないかって。
安心して家族みんなで笑える中に、たまに入る「元ハマちゃんのスーさん」の言葉がしみました。
三國さん、どこかで観てるかなって。
そんな切なさが番組の面白さをより盛り立てたのかもしれません。
そう考えると三國さんも『新・釣りバカ日誌』の立派な演出者のひとりですね。
「あんた誰かに似てんな」
「鈴木社長にはお世話になってるから出世返しでいいよ」
映画シリーズでも運転手役をやっていた笹野さん。
ほんのわずかな一言でしたがジンワリきました。
とにかく面白かった。
これはぜひ連ドラでも特番でも映画でも、シリーズ化を望みたいです。
キャスト、スタッフのみなさん。
素敵な作品をありがとうございました。
キャストも良かったU+2757
毎週放送を楽しみにしてましたが、終わってしまい、残念です。