そろそろ『星の金貨』の話をしよう。

懐かしのドラマを語るシリーズ。


沢村一樹さんが連ドラデビューした役がえげつなかったっていう話。

※役名だとちょっとわかりづらいので、俳優さんの名前そのままで表記してます。

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●元祖ドロキュン




「７０年代テイストを９０年代で作ってみたらこうなった」っていう往年の名作。




主人公は聴覚障害を持つ倉本彩（酒井法子）。
北海道の診療所で出会った秀一（大沢たかお）と結婚の約束をするんですが

記憶喪失、陰謀渦巻く大病院、しくまれた医療事故、刀傷沙汰、腹違いの子…

「ドッロドロやんけ！」と言いたくなる展開が続きます。



とにかく大沢たかおが、あっちの女こっちの女いったりきたりしてて、わりとクズ。
なのにクズに見えないから９０年代全盛期マジック。

この時期全盛期の竹野内豊はチャラい感じの仕上がりになっています。
ここまで渋かっこいい役者さんになるとは想像もしてなかったですねえ。

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●凶悪産婦人科医っていう。


で、続編が『続星の金貨』。
だいたいドロドロなニュアンスで続いていきます。



悪徳産婦人科医を演じたのが、連ドラ初出演となる沢村一樹。
朝ドラお父ちゃんの役からは考えられないほどのクズ。


【『続星の金貨』で沢村一樹が演じた役の話】

・母体のリスクの高い出産を強行（お母ちゃんそのまま死亡

・責任を指摘した戸田菜穂を口封じのためレ〇プ

・竹野内豊を襲い、下半身不随にさせる

・病院乗っ取り計画を見抜いた田中美奈子を自殺に見せかけて殺害しようとする

・大沢たかおに闇献金の罪をかぶせ、病院を乗っ取ろうとする

ひとつひとつがえぐいったらもう。
単純に「殺害する」ではなくて、「出産時に死なせる」「重篤な後遺症」など１つ１つの演出がまあヘビイったらもう。



で、沢村一樹の身の上が明かされるんですね。
実は秀一の実の兄っていう。

貧しく育った沢村一樹は、裕福に大病院を経営している大沢たかおを恨んでいて。
で、その大沢たかおのそばにいる彩を襲うんですが、そのときに彩に惚れこんで、独占したくなってしまいます。

ってところまでなら「酒井法子モテモテやん」でいいんですけれども、問題がこの後。

戸田菜穂をマインドコントロール下において、ごく自然な形で彩を襲わせます。
襲われた酒井法子は、視力も失うことに。




しかし病院乗っ取り計画がバレてしまい、ヤケクソになった沢村一樹は酒井法子を誘拐。
酒井法子と心中しようとするも、竹野内豊ともみあいになってひとり崖下に転落。

これでどうにか酒井法子と大沢たかおがゴールインできる、と思ったら。

　

教会にいる大沢たかおを刺しにきた沢村一樹。
刺された大沢たかおはそのまま死亡。

大沢たかおの角膜が、酒井法子に移植されます。

……。

………。


お腹いっぱい！！！！！！

#ひよっこ ですっかりいいお父ちゃんな沢村一樹さんの中の人はセクスィー部長だし、連ドラデビューまで遡れば、おまえそこまでやるの？！っていう狂ったドクターな役どころだったっていうのはここだけの秘密だよ(◔౪◔ )

— ゆずず (@yuzu0905) 2017年4月10日

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●おまけ、９０年代ドラマの話

そんなちびっこ小学生がこっそり見てたのが『Age35恋しくて』と『オンリーユー愛されて』ですよ。見てくれよこの大沢たかお。しかしまあAge35は小学生が見るもんじゃねえなあ。あっぱれさんま大先生が好きで、さんま主演の『恋のバカンス』も観てました(´･ω･`) pic.twitter.com/jJyfa1sUrl

— ゆずず (@yuzu0905) 2017年4月6日

で問題の99年『鬼の棲家』ですよ。当時大人気のＪＫ深田恭子がドン底に落とされる話。両親事故死、遺体が行方不明、保険金おりず、学校通えず、ドロドロの旅館で働き、弟は売られ、理不尽に抱かれ、愛した人とは異母兄妹……これゴールデンタイムに放送してたのフジテレビ攻めてたなあ。 pic.twitter.com/gD2lbgRl5L

— ゆずず (@yuzu0905) 2017年4月6日