フラスコ錠前の話 その１０

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FLASKの刻印に色を入れる事は決まりました。
色は黒を入れました。
錠前は完成しました。

だけどなんか小骨が喉に引っ掛かるような？
気持ちの悪さが、ありました。

何も考えず、ただ安易に
FLASKのロゴの刻印に黒を塗りましたが・・・。
ここまでこだわって錠前を作ってきて、
最後にそんな安易な気持ちでいいのかな？

他の色も試して塗ってから決めた方いいのでは？
と思い様々な色を試して塗ってみました。

黒、つや消し黒、ネイビー、
オレンジ、赤、青、グリーン

いろいろ試して塗った結果
黒、赤、グリーンの3色が候補となりました。
さらに同じ赤でも明るいめの赤から濃い赤まで何色か用意し
同じくグリーンも何色か用意して試して塗ってみました。

グリーンも品が、あってよかったのですが、
最終的に黒とちょっと濃いめの赤にしぼられました。

黒は黒で高級感がありものすごく、商品がしまる感じがします。
赤は赤で革命のシンボルカラーでもあり情熱的で、
または、日の丸を連想させフラスコのイメージに
合っているような気がしました。

どちらにするか？
どちらの色も本当によくて、
どちらか一つに決められませんでした。

それなら
フラスコのアクチニウム・シリーズには
色のバリエーションが多いので
鞄本体の色に合わせて合う方を採用しょうという事になりました。

鞄の色でいうと、赤とキャメルはFLASKのロゴを赤。
それ以外の鞄の色は、ロゴの色を黒にしました。

ちなみにこの色入れの作業は
一つ一つ完全な手作業になります。
大変な手間ですが、
鞄の色に合わせてロゴの色も変えるとなると
手作業でないと対応できません。

実際に色入れをしている僕がいうのだから
間違いありません。

やっと完成です。



そして、やっと小骨が取れました・・・。