見えない部分の話 その２

BEYES X FLASK JAPAN コラボ商品　（好評販売中）

新規取扱
（BEYES WEB SHOP） 販売開始！ 　http://www.beyes.jp/men/item/211001

取扱店
（BEYES表参道ヒルズ店）
（フラスコジャパン・ネットショップ）　　http://www.k-bagspro.co.jp/



このモモ革と言われる部分ですが、
一般的には、
厚い１枚革のままで
取り付けているケースが多いかと思います。

一見革が厚いので、
強度的に強いように思われますが、
革のみの場合
使用頻度にもよりますが、
１年～２年で間違いなく切れます。

思っているより１枚革は、
強度的に強いものではありません。

このタイプは、
主に中国製品に多いかと思います。
日本製でも最近よく見かけますが・・・。

このモモ革という部分は、
ハンドルが取りついて
常に負荷がかかる部分なので
フラスコでは、
特に気をつけて製作しています。


BEYES（バイズ）さんのWEBの方でフラスコジャパンを紹介していただきました。
http://www.beyes.jp/buyerblog/men/2009/08/post_1355.php
(商品紹介）
http://www.beyes.jp/omotesando/2009/07/made_in_japan_1.php
（ブランド紹介）
http://www.beyes.jp/omotesando/2009/07/post_323.php#more
(ファクトリー紹介）

見えない部分の話

BEYES X FLASK JAPAN コラボ商品　（好評販売中）

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まったく見えない部分の話になりますが・・・。

ハンドルを取り付ける
モモ革と言われるパーツのウラ側に
写真のような
テープを貼って製造しております。

「何のために？」

これは強度を強化するために貼っています。

このモモ革と言われるパーツは
ハンドルを取り付ける部分でもあり
常に負荷がかかる部分でもあります。

そのために
革が簡単に切れるような事がないように
様々な工夫が必要になってきます。

その工夫とは？




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いまだ研究中？の話

BEYES X FLASK JAPAN コラボ商品　（好評販売中）

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今までも何度か、
鞄のコバの色塗り（ミガキ）について、
このブログでお話をしてきました。

（お時間のある方は、
　カテゴリーのフラスコetcの中に「磨きの話」という　　　　
　以前に書いたブログがありますので
　御覧になってみて下さい。）
　

今回の商品も
ミガキ部分はポイントの一つになっています。

このミガキの仕上がり具合により
商品のクオリティに大きな差が出てきます。
比較をして頂けるとすぐにわかると思います。

ミガキの工程は、
手を抜こうと思えばいくらでも手を抜けます。
逆に
手をかけようとすれば、
いくらでも手をかけられる部分でもあります。

そのためクオリティの違いは
一目でわかるくらいの差が出てきてしまいます。



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調整役の話 その４

BEYES X FLASK JAPAN コラボ商品　（好評販売中）

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一口にミシンで縫うといっても
縫うモノによって
セッティングが変わります。
もちろん糸の調整も変わってきます。

革を縫う時とナイロンを縫う時は違いますし、
内装などの生地を縫う時も違います。
また同じ革でも
厚い革の場合と薄くソフトな革の場合では違ってきます。

糸の太さによっても変わりますし
厳密に言うと糸の色によっても変わります。

そんな様々な条件を
この糸調整の機械が調整します。
まさに調整役です。

糸調整一つとってもなかなか奥が深いものです。


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調整役の話 その３

BEYES X FLASK JAPAN コラボ商品　（好評販売中）

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糸調整をする機械ですが、
一つあれば充分なのでは？
と思われるかもしれません。

しかし、
機械モノとは
車でも電化製品でもそうだと思うのですが、
当たり外れやクセなどが、
あったりします。

ミシンも同じで、
一台一台同じ機種でもクセがあったりします。
そのため
ミシン一台一台に
専用の糸調整の機械を設置しています。




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調整役の話 その２

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フラスコでは、
ミシンの縫い目（ステッチ）にもこだわっています。

エルメスのような
きれいなステッチで縫うために
針はもちろんですが、
縫う前段階の糸の調整に
ものすごく気を使っています。

その糸調整に使う道具が、
今回の主役でもある調整役の機械です。

この機械は現在では、
生産中止になっております。

そのウワサを聞き
ミシン屋さんにあった在庫をすべて買取ました。
それをミシン屋さんで、
カスタマイズしたものを
フラスコの工房で使用しています。

一個あれば充分なのでは？
と思われるかもしれませんが・・・。




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調整役の話

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フラスコでは、
素材、品質はもちろんのこと、
その他様々な部分でもこだわりをもって
製品作りに取り組んでいます。

以前にもこのブログに
書かせてもらいましたが、
例えばミシン針、
一つ取って見てもこだわりがあり
ドイツから取り寄せてもらっています。

そして、
そのままの状態で使用することはせず、
一本一本針を磨いて使用しています。

その針をミシンに取り付けて
革を縫うわけですが、
ここでもこだわりがあります。

そのこだわりとは・・・。




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商品紹介の話

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少し前の話になりますが、
BEYES(バイズ）さんのWEB SHOP販売開始時に
WEBで、商品の紹介をしていただきました。

ブランド紹介、ファクトリー紹介に続き
今回は、商品の紹介です。

ご興味のある方は
ご覧になって見て下さい。
http://www.beyes.jp/buyerblog/men/2009/08/post_1355.php



BEYES（バイズ）さんのWEBの方でフラスコジャパンを紹介していただきました。
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謎の物体？の話 その５

BEYES X FLASK JAPAN コラボ商品　（好評販売中）

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いつものことですが・・・。

無ければ作ればいいじゃない
という話になります。

作るといっても
フラスコの工房では、
本格的な木型のように
木では作ることが出来ないため、
鞄用の部材や建築用の部材を
利用して作っていきます。

ここまでくると何屋だか？
わからなくなってきます。
これもいつものことですが・・・。

様々な部材を利用して、
鞄の基本となる木型（木ではないですが。）
を鞄のサイズに合わせて作ります。

その木型を基本に
張り込みをして立体の箱型の状態にします。

こんなことをしている
鞄屋さんは他にはないので、
同業者が見ても
この木型は得体の知れない謎の物体？
に見ると思います。



BEYES（バイズ）さんのWEBの方でフラスコジャパンを紹介していただきました。
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謎の物体？の話 その４

BEYES X FLASK JAPAN コラボ商品　（好評販売中）

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謎の物体？とは・・・。

例えば、
靴を作る時に
靴の基本となる木型を使用しますが、
それと同じ考え方で、
スウィング・ポスト・ミシンで
縫う前段階の立体の鞄にするために木型を使用します。

ただ木型と言っても
靴の木型のように
本当に木で出来ている型ではありません。

従来の鞄作りで、
木型を使用するということは、まずありません。

そのため木型を
製作してくれるところも知らないですし、
作ってもらえるにしても
鞄用の木型を１～２個では
対応してもらえないと思います。

「じゃどうしょうか？」
と言う話になります。

いつものことですが・・・。



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