フラスコな生活

フラスコ製の鞄とフラスコな生活を紹介していきます。

 

色落ちの話

2009-03-31 | フラスコ 革
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http://www.k-bagspro.co.jp/ (フラスコ・ホームページ)

フラスコ・エンボスは、
日本国内の堅牢度の試験でも
トップクラスの評価を得ています。

しかし、
革の特性として
良い革ほど色は落ちやすいものです。

また完全に
色止めをした場合には、
革らしさや革の良さが失われてしまいます。

ここが、革製品の難しいところです。


続きは、また・・・。


染色の話 その2

2009-03-30 | フラスコ 革
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フラスコ・エンボスの
革の発色性は、
特にすぐれていると思います。

フラスコでは、
色のバリエーションを8色ご用意しています。

そのどれもが、
上品で美しく鮮やかな色合いが
表現されています。

それが、
フラスコ・エンボス
最大の特徴になっております。

また、
軽撥水加工が施されており
革の表面も出来る限り
強くなるように仕上げてあります。

染色の話

2009-03-29 | フラスコ 革
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フラスコ・エンボスは、
下地を丸ごと染め、
更に「セミアニリン」という加工法で
仕上げをしています。

「セミアニリン」とは、
革本来の銀面模様を
生かした染料仕上げの「アニリン」仕上げと
革表面の傷や染色のムラを
目立たなくする顔料仕上げの「カバリング」の
中間的な仕上げです。

銀面の傷や不均一さを
カバーしながら革表面の銀面模様をのこします。

着色剤は、
染料と有機顔料を併用し、
小さな傷を目立たなくします。







エンボス加工の話 その2

2009-03-28 | フラスコ 革
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繰り返し試作を作っていきました。

なかなか納得のいく革が
出来なかったのですが、
何度か修正を繰り返し
ようやく、イメージしていた美しく、繊細で
上品な味わいのフラスコ・エンボスを
完成させる事が出来ました。

また、
エンボス加工を施すことにより
弾力性にも富み、型くずれしにくい革になりました。

また
ヌメ革やスムース系の革と比較した場合に
キズの付きにくい革に仕上げる事が出来ました。

エンボス加工の話

2009-03-27 | フラスコ 革
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フラスコ・エンボスは、
その名のとおり
エンボス加工と言われる
型押し加工されています。
(プレスで加熱をして加圧をし、型を押し付けます。)

一般的には、
型押しレザーとも言われております。

型押しにも
何十種類と様々なタイプの型がありますが、
フラスコでは、
オリジナルにこだわり
試作を繰り返しながら仕上げていきました。


続きは、また・・・。

皮のなめしの話 その2

2009-03-26 | フラスコ 革
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フラスコ・エンボスは、

日本国内のトップ技術を誇る
タンナー(皮のなめし等をする工場)の中から
さらに選りすぐったタンナーさんに
お願いし、作っています。

皮のなめし方は、
基本的には、混合なめし(コンビネーション)で、
クロームなめしとタンニンなめしを
バランス良く合わせることで、
適度な柔軟性と堅牢性を可能にしました。

単独なめしでは得られない
多様な、なめし効果を得る利点があります。

皮のなめしの話

2009-03-25 | フラスコ 革
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皮のなめしとは・・・。

皮が革になるまでの製革工程
だと思っていただければ、
いいかと思います。
(簡単な説明で、革屋さんに怒られそうですが・・・。)

原皮は、欧州産ですが、
なめしからは、
日本国内で仕上げていきます。

この革は、
長年お取引している革屋さんと
様々な意見を出しあって、
実験、研究を繰り返して
共同で開発しました。


続きは、また・・・。




原皮の話 その2

2009-03-24 | フラスコ 革
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農業先進国の欧州で
綺麗な水と空気、
そして、
厳選された飼料と共に、
皮にも汚物等が付かないように
スノコ状の床にするなど
最高の環境の中で育てられています。

その為キズも少なく
革の繊維も充実しており
銀面(皮の表面)も滑らかな、
バックや鞄を製作するのに
最適な原皮に仕上げてもらっています。

この原皮をベースに
フラスコ・エンボスは作られています。


原皮の話

2009-03-23 | フラスコ 革
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フラスコ・エンボスに使用される原皮は、
輸入された欧州産キップの中から
フラスコ向けに選別された
A級の上質な皮のみを使用しております。

使用されている牛は、
欧州の牛舎の中で生まれ、
牛舎の中で大事に
そして、
大切に育てられています。

また、
飼育環境にも非常に気を配っています。


続きは、また・・・。

フラスコ・エンボスの話 その6

2009-03-22 | フラスコ 革
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しかし・・・。

カーフのデメリットとしては、
 1.革が大変高価である事。
 2.子牛のため革の大きさが小さい事。
  
財布などの革小物でしたら、あまり問題にならないと思いますが、
例えばA4サイズの鞄を一本分、傷をよけて裁断しようと思ったら
おそらく一枚の革で裁断するのは、難しいと思います。
革二枚で鞄一本分となると相当高価な鞄になってしまいます。

そこで、フラスコでは、
いろいろ検討した結果キップを選択する事にしました。

滑らかさでは、カーフに劣りますが、
キップもカーフ同様に子牛のため
表面のキメが細かく、ケガなどによる傷も少ない革です。
大きさは、カーフよりも一回り大きく
革の厚みは、カーフより厚く強度があるのが特徴です。


ベースの革をキップでいくと決まり
本格的に革屋さんとの開発が始まりました・・・。