ライオンの話 その７

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取り付けられているエアコンが、
おそらく日本向けの仕様じゃなかったんだと思います。

わかりやすく言うと
真夏にエアコンをつけると
すぐにオーバーヒート気味になります。

そのままつけ続けると
間違いなくオーバーヒートします・・・。

渋滞なんかにはまったら大変でした、
冷房どころか？
真夏に暖房を全開にして、
エンジンルームの熱を逃がさなきゃいけないなんて事は、
何度もありました。

車の装備については、
最悪な車でした。
ラリーベース車なのだから
装備は求めちゃいけないけど本当に最悪でした。

しかし走らせると
本当にこのプジョー205ラリーは、
笑ってしまうくらい楽しい車でした。

ただ今
同じ車が目の前にあっても
絶対買わないと思いますが・・・。

やはり若さとは、バカさなんだと思います。

ライオンの話 その６

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鞄とは、まったく関係ない話で、すいません。
もうすぐ終わりますので・・・。

おそらく今だったら
買わなかったと思います。
当時は若かったから乗れたんだと思います。

何せ不都合だらけですから・・・。
205ラリーというくらいですから
ラリー仕様になっています。

パワステは付いてないし
パワーウインドーも付いてません、
オーディオも付いてません

軽量化のため？
内装はものすごく簡素な感じです。
はぎ取れるものは、
すべてはぎ取ってある状態です。

それにエンジンですが、
電気制御のインジェクションが、
あたりまえの時代に
なぜか？
昔ながらのキャブレター仕様でした。
（だから運転してて、おもしろいという別の見方も出来るのですが・・・。）

とてもデートに誘えるような車では、ありませんでした。
そして、
これだけ割り切ってるのになぜか？
エアコンが付いてました？
意味がわかりませんが・・・。

そして、
このエアコンが、大問題をひき起こします・・・。

ライオンの話 その５

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振り返るとそこには、
白いプジョーが止まっていました。

お目当てのプジョー205という車なんですが、
何か雰囲気が、違う感じでした。

フロントのバンパーは外れていて、
車高も低いように見えました。

「何んですか？この車は？」
店のオーナーに聞いてみると

この車は、
フランス国内限定で、
ラリーのベース車として販売された車で、
205ラリーという車でした。

ものすごく挑戦的で、
かっこいい車だなと思いました。

早速試乗させてもらうと
ノーマルの205とは、まったく別物の車のようでした。

エンジンは高回転まで回るし、
加速はいいし、
ハンドリングもいいし、
とにかくおもしろい車だなと思いました。
そして、購入を決めました。

しかしこの時は、
冷静な状態ではなく、
不都合な部分が、
まったく見えてませんでした・・・。

ライオンの話 その４

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二週間ぐらいしてから
例の車屋さんから
「おもしろい車が入庫したから週末見にくれば？」
と連絡がありました。

週末見に行くと連絡し
週末が来るのを待ち遠しく感じていました。

そのころの僕は、
すでにプジョーとの生活を想像していました。

女の子受けもいいだろうし
デートに誘っていろんな所に
ドライブに行きたいなと思っていました。

頭の中で、
プジョーとの洒落た生活をイメージしていました。

そして週末、
お目当てのプジョーと対面です。
イメージどうりの黒のプジョーが止めてありました。
一目で気に入ったので購入しょうとしたら

「そのプジョーじゃなくこっちの白いプジョーを見てくれ」
と言われ振り返って見ると

そこには・・・。

ライオンの話 その３

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目に止った一台の車が、ありました。

それは、
ライオンマークのプジョーでした。

プジョーの205という小さなフランス車でした。

当時の僕の印象ですが、
仕事をバリバリとこなしている
お洒落な女性が乗る車というイメージが、ありました。

実際に女性のオーナーは、
他の車と比較すると多かったと思います。
ドラマとかにも使われてたので
人気も高かったんだと思います。

プジョーが気になりだし
例の車屋さんに試乗させてもらいました。

これが、
小さいわりには、
乗り心地はいいし
走りはキビキビしてるし
外見は、お洒落だし
いい車だなと思いました。

すっかり気に行ってしまい購入を決めたのですが・・・。

お店の店長が、
「もっと程度のいいプジョーを探してあげるよ！」
と言ってくれたので
そんなに急いでないしお願いすることにしました。

しかし、
このお願いが、
とんでもない事に・・・。

ライオンの話 その２

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(言い忘れましたが、10年くらい前の話です。）
週末に友達と例の車屋さんに毎週通ってました。
友達はルノーサンクという車に乗っていました。

小さい車なのに
足回りは、しっかりしてるし
シートのホールド性は素晴らしいし
ガンディーニのデザインだし・・・
ルノーもいいじゃないと思いました。

もともとアルファロメオを買うつもりだったので、
他の車は、あまり興味が無かったし
ましてや
イタリア車以外見向きもしていませんでしたが・・・。
フランス車もありかな？
と思いはじめました。

ルノーもいいなと思いましたが、
友達が乗っているので
他のメーカーにしょうと思いました。

しかし
ガンディーニのデザインというのに引っかかっていました。
（ちなみにガンディーニとはランボルギーニ・カウンタックのデザイナーです。
スーパーカー世代なもので・・・。）

ルノー以外には、
シトロエンに
ガンディーニのデザインの車が
あったのですが、
こちらのデザインは僕の趣味では無かったので、
他の車を探すことにしました。

そして
一台の車に目が止まりました・・・。

ライオンの話

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また鞄と関係無い話になりますが、
フランスつながりということで？
お話します。

以前イタリアのアルファロメオを買うつもりで、
車屋さんに通っていたのですが、
ラテン系になりきれず購入を断念しました・・・。

（もしお時間のある方は、
カテゴリーの車の中に
イタリア的な物作りの話というブログに
いろいろな経緯が書いてあるので、
読んでもらえたらうれしいです。）

しかし車は購入したいと思っていたので、
何かないかと探していました。

週末には必ず用もないのに
その車屋さんに通ってました。

その車屋は、
イタリアとフランス車の専門店で、
週末に行くと何かしらおもしろい車が、
入庫していてそれを見るのが楽しみでした。

そして、
ライオンのマークのあの車に出会いました・・・。

バイク街の話 その５

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イタリアンバイクで、
衝撃を受けたといえば・・・。

ビモータというメーカーのdB-1というバイクを
初めて見た時も衝撃を受けました。

まったく新しいスタイリング、
まったく新しいコンセプト
控えめなんだけど
しっかりイタリアを主張しているカラーリング、

そしてドゥカティのエンジン。
そのすべてが、
みごとにパッケージングされたすごいバイクでした。
値段もすごいバイクでしたが・・・。

それらが、
上野のバイク街に行けばすべて見れました。

ディズニーランドより夢の王国でした。

しかし
時代の流れなのでしょうか？
上野のバイク街の変わり様は、驚きました。

残して欲しいと思いますが、
難しいかもしれませんね。

そう言う自分も
もう何年も行っていませんしね・・・。

バイク街の話 その４

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かっこいいなぁーといえば、
またイタリア製品の話になりますが・・・。

イタリアのドゥカティという
メーカーのマイク・ヘイルウッド・レプリカというバイクは、
本当にかっこいいと思いました。

かっこいいを飛び越えて
美しいなぁーと感じました。

バイクのデザインを見て美しいなぁーと思ったのは
初めてでした。

タンクのデザイン、
イタリアカラーをイメージした
赤と緑の色づかい、
独特のエンジンのレイアウトとエンジンの造形、
今まで見てきた日本のバイクとは、
あきらかに違うバイクでした。

そしてバイクの一番の魅力といってもいいかもしれませんが、
エンジンの音も
ものすごくいい感じでした。

ドカドカドカッ！と
エンジン音も美しいなぁーと感じていました。

今思えばドゥカティを初めて見た衝撃が、
あまりにもすごかったので、
その後のイタリア製品を見る目が
変わってしまったのかもしれません。

バイク街の話 その３

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バイク街の話の続きですが・・・

最近は普通にハーレーなんかよく走ってますが、
当時は上野に行かないと
見れませんでした。

バイク雑誌なんかも今みたいに
専門誌なんてありませんでした。

だけどバイク街に行くと
海外の雑誌なんかも売っていて、
ハーレーの専門誌のイージーライダー（もちろん英語版です）など
よくお小遣いで買いました。

その他にも
ドイツのBMWや英国の古いバイクも
かっこいいなぁーと思いながら眺めていました。

そんな中のお気に入りの一台が、
映画「大脱走」で、
マックィーンが乗っていた英国のトライアンフです。

今もたまに見かけますが、
かっこいいバイクだなぁーと思います。