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アルゼンチンババア

2008-03-30 | 邦画(あ・か)
 



  あらすじ 
両親と仲良く暮らしていた女子高生・みつこ。だが母が病死して
しまい、父親は母が死んだ日にそのまま失踪。それから半年後、
父は町外れの草原にぽつんと立つ屋敷で発見された。そこは、
小さな田舎町の中の異国。昔はタンゴやスペイン語を教えていたが
今はちょっと頭がおかしい、と噂される“アルゼンチンババア”
の屋敷だった。母の供養もせず、どうして父はそんなところに?!
みつこは父親奪還のため、屋敷に向かうが…。

【出演】
役所広司、鈴木京香、堀北真希
森下愛子、小林裕吉、手塚理美
田中直樹、きたろう、岸部一徳




  感想  ※ネタバレ注意

いまや世界30数カ国で作品が翻訳される人気作家、よしもとばなな。
彼女が2002年に発表した「アルゼンチンババア」は、人の生死を
テーマに扱いながら、じんわりと体中に染み渡るような幸福を描き
出した傑作小説。



見どころは何と言っても演技派俳優の豪華共演だ。繊細すぎて妻の
死に向きあえず、娘をほったらかしにするダメな父親役に役所広司。
そんな父親に翻弄される一人娘に堀北真希。そして大きな愛で人々を
包み込む不思議な存在、“アルゼンチンババア”を鈴木京香が老け
メイクで見事に演じきった。

よしもとばななという人の原作を読んでいないので、何とも言え
ませんが、この映画の役所広司は本当にダメ親父です。
堀北真希がかわいそう過ぎる。。

確かに大切な人や身近な人の死に向き合うということは、大変な
事だと思います。
でも1人の娘の父親としては、ちょっと親になりきれてない子供
過ぎるだろう‥しかも落書きしてる子に、トマトを投げるところ
とかもぅ最悪です(笑)。
まぁ、立ち直ってからの親父はボチボチとして‥
アルゼンチンババアもよくわからん。

まぁ、クスクスっと笑えるシーンもいくつかはありますが、
何かあまり納得できない映画でした。




【評価】
 (3.5点/5点満点中)

 アルゼンチンババア HP


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