⑦パパの「頭の中は575」

元は「子育て日記」だったが、子供達も全員大人になっており、最近「俳句」の記事が増えたのでタイトルを変更しました。

岩波俳句「特選」

2021-12-11 05:29:33 | 創作・俳句など

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プロ野球が終わると俳句の成績が良くなるジンクスは今年も生きていましたw

プロ野球期間中はカープのほぼ全試合をスカパーで観るし、勝てば祝酒、負け

れば自棄酒という不健康極まりないい生活で、俳句も締切日に取って付けたよ

うな安易な句を投句してしまうプロ野球シーズンw 野球が終わって1日中俳

句のことを考えられるからか成績が良い。

本題にいきます。広島では2日遅れの10日発売の「世界」内の岩波俳句(池

田澄子選)特選3句に選ばれていました。

日本海色なき風と雲と波 ⑦パパ 

 

季語は「色なき風」で季節は三秋。秋の風のこと。「色なき」とは、花やかな

色や、艶のないこと。久我太政大臣雅実の「 物思へば色なき風もなかりけり

身にしむ秋の心ならひに」の歌にもとづく.

 

サラリーマン時代、山陰担当を通算で5年したのですが、夏が終わり秋、冬と

季節が進む9号線を走っているとなんか寂しくなっていました。特に鳥取県の

(いなばの白兎伝説で有名な)白兎海岸を走っている時に、それを強く感じて

いたので某句会に「白兎海岸色なき風と雲と波」で出して1票もいただけぬ0

点句だったのですが、上五を具体的な白兎海岸から日本海に直して岩波に出し

て大成功でした。白兎海岸では字余りでしたし、具体的すぎてもそこを通った

ことのない人には景が浮かびませんしね、遂行、大成功でした。

池田澄子先生の評「秋風ではなく色なき風と雲と波。それしかないような詠み

方が重い」ここの部分は恐ろしほど私の句意を読み解いてくださっています。

池田先生との好相性、いつまでも続きますように。大好きです。ありがとうご

ざいました。

嬉しすぎて、この記事を書きながらチャミソル飲みすぎて、炬燵で寝落ちして

今起きて続きを書きましたw

★ 12月の同じお題は「鍋」「1大ニュース」15日にお願いします。

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コメント (16)
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