遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

青春時代の終わり

2013-05-10 05:42:16 | 原風景

私の青春時代の匂いがする場所は

御茶ノ水界隈神保町界隈だと思っているけれど

ここらあたりとか・・・・

青春時代って なんだろうね

わたしにとっては自我に目覚めてから自立するまで

人生のモラトリアム期間かな?

大人になるのが遅かったのかな

(まだ大人じゃないんじゃないかと言われれば一言もない)

年齢でいうと

小学校高学年から20代前半ぐらいだと思うのだ

それを懐かしいとか楽しかったということもできるけれど

この青春時代の始まった瞬間

終わった瞬間

これははっきり覚えがある気がする

始まったのは

自分を他人の目で意識した瞬間

一瞬で世界が転換した感じがした

自分は変わったのに人はそれに気が付いてない

そういうものなのかと思い知ったのも仰天だった

 

終わったのは

生きていくためには自力で社会の中に役割を持って

生活できないと何も始まらない

と身をもった悟った(当たり前のことだって悟るのは大変だったのよ

私の場合)

誰かが食べさせてくれるわけでもなく

財産があるわけでもなく

思えばピンチの時に手を貸してくれて人々が居なければ

ホームレスになるのは必至だったわけで

それは今の若者も同じだろうけど・・・・

そのおよそ15年くらいの青春時代という

猶予期間があってそこで獲得した無形の武器を持って

世の中を泳ぎだしたんだと思う

こういう青春時代というか

箸にも棒にもかからない時期を持たなかったのが

わたしより10年以上上の世代のように思う

もう いきなり食うために 何でもやる中で青春時代が始まった

うちのおばさんなんかもそうだし

久子さんも女学校1年生でいきなりだったわけだ

そういう人から見ると

15年もモラトリアムという青春時代?

甘ったれ!と言われちゃうけれど

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2 コメント

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私もお蔭様で青春長く楽しんだほうかな? (P)
2013-05-10 09:21:08
甘く切ない期間、親の苦労も知らず、当たり前のように、
しかしそんなに裕福でもなく(父は勤め人だったから)、
でもお他人様からはいいね!と言われるような自由があった。
だから母に尽くすのかね?恩義ってあるかな~?
P 様 (遊工房)
2013-05-10 09:35:03
わたしは親不孝者だわこの子を抱えて
父は半狂乱
母は泰然自若
わたしはあっけらかん

多分罰が当たる

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