遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

二人の職人はせっせと作った

2008-11-02 06:27:16 | ブログ

Tou

窯に入れる作品を

急遽沢山作らなければならなくて

Yさんにお手伝いを頼んだ。

Ar7 Yさんはなにしろ                     ひとつの作品を作るのに                   いっぱい時間をかける人なのです            こういう手の込んだ作品                 Yさんの真骨頂                       今回は                          がんばってくれて                    一日に3個も                    スープカップを                       作ってくれました

私はいつもの雑な仕事ぶりで

皿やらどんぶりやら4個作りました

これで

電気を無駄にせず焼成に入れるでしょうか

後もう少し欲しいところですが

武蔵も私も

この後予定が詰まっていて作品を作る暇がありません。

作業しながらのお喋りで、

私が若者だって頃のことを思い出しました。

(想像してください、私が可愛い10代終わりの頃!へへへ)

私には人懐こいところと

人見知りするところと

混在してますが

人見知りだった頃

「御茶ノ水美術学院」という画塾の老舗のところがあるんですが

そこに通って

絵のお勉強中

そこには

当時の今風の若者がわんさか

せいぜい10人ぐらいの自分の仲間以外は

口も利けず、目にも入らない

そういう女の子で

いくら若者が山盛り居ても

私には関係ない路傍の石だったのです。

だって

どこのだれだか

どういう人かわからない

奇妙な若者群は怖かったのかな。

気心の知れた人としか口も利けなかっただけでしょ。

それでも

その路傍の石の一人と

後に職業人になってから知り合い

その石が、当時の私のことをよく覚えていて

傍から見ると

話しかけられないオーラが出ていて

ツンとした女の子だったんだってさ。

その路傍の石の彼とは

職業人になってから

親子映画の会という

よい映画を子供たちに見せようという会で一緒に活動したのです。

財政困難で会がつぶれそうに苦しかったとき

ポスターは手作りのシルクスクリーン版画で作ったンだけれど

それを上映会場で

実演販売をやって

飛ぶように売れて

儲かったのよ!

そのときの映画は

「鯉のいる村」でした。

その物語作者の岩崎京子さんも含めて

鯉のいる村を訪ねるツアーにも参加しましたっけ

そこが、中越地震の山古志村だったんですよねえ。

おばあの思い出はどんどん、ひもとかれて行きます。

さて、今日はKINU洋画会で

水戸近代美術館に

国民文化祭の絵画展に行きます。

(今年は茨城、来年は静岡です)

私の絵もあるのよ。

Imgp1794 これが描き途中の絵よ                                         あっちこっち描き途中ばかりね                                        仕上げたのを写真撮るの忘れた                                     今日会場で撮ってくるからまた見てください。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブルーな感じがいいですね~^動きも感じます^^... (P)
2008-11-02 06:39:49
ブルーな感じがいいですね~^動きも感じます^^何気ない日常の一こま・フェルメール 鑑賞眼はどうでしょう?(微笑)[E:parking]
今年は茨城、来年は静岡 (ゆすらうめ)
2008-11-02 07:16:59
ご対面できるジャン!
素敵な色に焼きあがりました。綺麗な形、これ以上... (kazuyoo60)
2008-11-02 07:32:29
大きな燃焼窯なのですね。良い作品が沢山誕生します。
お若いころから、活動なさってたのですね。映画にポスターなんて、別次元の芸術家です。
山古志村、まあ~、今は再興された場所もあると聞いていますが。
P 様 (遊工房)
2008-11-02 07:42:39
みんなばれてるので
フランスでのスケッチの合成です
中央下には乞食さん
これ巴里の街角に描かねばならないものです
[E:art]

ゆすらうめ様
静岡に会場が行くと
静岡の人たちが出せ出せといわれるんですよ。
茨城の書の会場は近くの下館美術館です。
kazuyoo60 様 (遊工房)
2008-11-02 07:45:38
そんなにオーバーな話ではなく
町で
子どもを集めて映画会ですよ。
でも会場費、フィルム借用料などなど
かかる費用の捻出が大変だったので
大道版画実演販売を思いついたのです。
若かったから出来た楽しい思い出です
想像したゾ、かわいい10代のころの遊ちゃん。そ... (花てぼ)
2008-11-02 07:53:01
「鯉のいる村」おばあの話、秋の夜長にしんみりするね。
「近代」がついていたかどうかわからないけど、水戸の美術館に行ったことがある。明日行ってみようかな。(口だけ)
花てぼ様 (遊工房)
2008-11-02 16:17:46
当時武蔵なんザァ
知ることもなかった。
噂に聞いて
かぐや姫だと思った私を一目見て
あまりのひどさに卒倒した
勘違いおにいちゃんのいた頃よ
[E:dog]
みどり 様
若い女の子の頃の
「ツン!」ってのは
他愛もないものですよね。
これが美少女の「ツン!」
だと魅力でも
私の「ツン!」はひたすら怖いだけか
ばかか、勘違いオンナ!
といわれるかしかないわ

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