遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

デザイン性と様式化

2013-07-08 05:06:22 | 絵画

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昨日見た この二人展

夫婦のありようも推し量られて

(勝手な空想だけど)興味深かった

左 時枝という人 左幸子の妹なのか

旦那の方はデザイナーだ 美術的な素養は 旦那の方がある

多分 奥方が絵を描きたいと思う それをリードしたのは旦那だろうと

思った

左氏の絵は 様式化されてて

これはどういうこっちゃ?と最初は思った

いろいろな花を描いているのに

花びらの厚みが皆同じよう

曲線も同じよう 花は見てるかもしれないが見てない

大塚先生は同じ絵ばっかり描いて飽きないかね

と おっしゃったが 花を描いているんじゃなく自分を託して描いてるのだろうから飽きないのだろう

そこでそんなことを言うと

花芯 というのは 生殖器だもの なんかエロい

と思えてしまったが 思いすぎだろうかな

見ながら 美術団体って こういう風に 

スタイルを決めさせるような指導をする気がするんだよな

世の中に出ていくのに 美術団体に属し

自分の巨列にアッピールする スタイルで 出ていくことが求められるみたいな

そうやって 芸術を殺さないか?

日本の美術団体。

そういう風に 巷の素人絵描きのくせに 感想を抱いた

旦那の方の 鬼をモチーフにした版画も

鬼で何を表現しようとしたのだろうか?

読み取れはしなかった

自分が2011年 鬼を追いかけたので

自分が鬼について考えたのと

この人は違うことを 追い求めたのだなと思った

パターンを創り出す才に長けている

発想はデザイン的なのだ

だから 多分家では 左氏の 美術教師でもあっただろうから

左氏の絵も様式化していったのかもしれない

とも思った

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