遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

東夷の蝦夷考

2013-01-22 07:10:28 | 古代史

山里教授から課題が出た

蝦夷について考察せよ

愚かな東夷のおばちゃんに何ちゅう課題だ!

蝦夷って この文字は

どちらもえびすさんです

下の絵は カツオがありえない姿(生きているときは模様はないのだそうだ)

だから封印してあったのだが

背後にいるジンベエザメ

これをえびすとも言ったらしいよ

私はてっきり エビかと思った

えびすさんは

海の守り神だと思ってきた

だからこの間

村のお社でみた頭が魚の神様は

勝手にえびすさんと理解することにした

Img_0690

えびすさんのルーツを探ると

蛭子命 だの 事代主神 だのともいうよ

わが茨城にも ことしろぬしさんは 一言主神社に一言主として祭られている

ともかく

中華思想から出た

野蛮人という意味だ

戎 という字もそうじゃないか!

差別だ!

でも日本人って えびすさんといって 大いに市民権を与えている

ざまあみろ だわ

私がアテルイの話を読んだのは

もはや30年以上前のことで

記憶が定かではないけれど

蝦夷 と呼ばれていた人たちが

ヤマト政権によって 蝦夷とされた

ふざけんじゃない

という思いについて 目を見開かされた

この時からだよ

東北の鬼に関心を深めたのは

それで

福島の原発事故についての

政府の差別的な無神経さに腹を立て

東北の鬼に会いに行って

去年の絵になったのだよ

蘇我の蝦夷もね

この蝦夷という名は 死後 蘇我氏を悪者に仕立て上げるために

それを必要とした

大和朝廷側からつけられた名前だそうだよ!

為政者は あくまでもまつろわぬものを

鬼に仕立て上げ

蝦夷とさげすむ

そういう構造だ

私は馬子とか 入鹿とか たしか うさぎ という名前もどこかで見たが

渡来人には

動物の名前を付けるの?

と思ったけれど

その辺の名前の由来は

わからない

でも

馬子と入鹿 合わせて 馬鹿? 

そういう馬鹿にした話というわけではないらしけれどさ

さて

これまで 古代史を振り返ると

東洋は

そういう為政者の巧みに組み立てた

差別構造というのが見えてきたのだけれど

西洋の

神の問題というのが

神様と親しくないので

いまいちわからない

私は自分は無神論だと思ってきたけれど

こうして考えると

血の中には

多神教の神々が住んでいる

だから

西洋式の唯一の神への帰依というのがわからない

それが根底にある

「罪と罰」

「赤い橋の殺人」

これを読み深めると

これが ネックだ

そう考えながら

ミッションスクール出身の友や

修道女になりたかった友のことを思い出している

 

はい

教授

レポート提出です

稚拙なレポートだけど

単位 おくれ!

↓の考察も 超面白いです!

http://hisuaki.s25.xrea.com/iroiro02/iroiro%20250.html

山里教授の講義は↓

http://pub.ne.jp/nennkinngurasi/?daily_id=20130122

ハハハ 単位認定は 外れるな

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まりちゃんへ | トップ | 現代芸術 »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なりすましでコメント (れれれ)
2013-01-22 17:19:13
なりすましでコメント
遊工房さん、おはようございます。 (山里の人)
2013-01-23 10:56:36
驚いた!・・・色々調べたんですね?
あなたが男なら、「ケンサク」という名前で呼びますよ。
大和がもっとも嫌った蝦夷の宗教観は、
動物の血を飲むと言う事です。
これは、北方民族特有の風俗で、
狩猟民にとっては当たり前のことです。

大和では、血は穢れを意味しますから、
蝦夷の宗教生活は、野蛮に映るわけです。

単位は差し上げます。
山里の人 様 (遊工房)
2013-01-23 11:10:24
自分で課題出しといて
驚かないでください
私はいつも従順な生徒ですから

そうか
血を飲むのを嫌ったのか


私も血は飲まないけれど

単位認定ありがとうございます

コメントを投稿

古代史」カテゴリの最新記事