母の日だって 娘から電話があって
娘は叔母さんの様子も心配
叔母さんの立派な老いぶりを教えてあげると
たいしたもんだなあ
と言ったのはいいよ
そのすぐ後に
お母さんの場合は そうはできないわね ダメだ
と馬鹿にするので
フン!苦労かけてやる!と言ってやった
さて リサイクル会社からやたら宣伝の電話が来てうるさい
二回目の時 今電話切ったばかりでしょう!と怒ったら
違ったらしいが
電話の向こうの女性は失敬なやつで
その後すぐ
ところでおかあさん
おかあさんのところには要らないテレフォンカード
ないですか
とおかあさんと連呼するので
私はあなたのおかあさんじゃないですよ!
用もないし宣伝は結構!
というと
お母さんて呼んじゃいけないんですかと切れて
℡もいきなり切った
向こうでひでエばばあにあたったとぷりぷりしているのが見えるようだ
お母さんと呼びかけろという指導を受けているのだろう
今はそれが普通か?
屋台なんかのあたり歩いてると
屋台のオッチャン
(見てオッチャンと呼んでいいか おじさんと呼んでいいか
おじ様と呼ぶか 判断する私は古臭いな)
そこのおかあさん ほら見てって!とかいうよね
寅さんは お母さんとは言わない
おばあちゃんにだって
おねえさん という
テキ屋だって考えるだろうが
もしそういう指導をしているとしたら
おかしい
でも私が化石だから そう思うのかもしれない