遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

こっちゃん

2019-11-23 05:09:33 | 日記

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、子供、室内

【赤いヤカンの呪い】

お兄ちゃんの誕生日。
急に不機嫌になってしまった娘。

夕飯を食べたがらず、イヤーッとクズって居間を脱出し、何度連れ戻してもキッチンへ行ってしまう。
そしてなべややかんが収納されている扉をバンバン叩いて開けろと訴えるのだ。

こうなると、もう彼女は聞く耳持たずなので、とにかく、気が済むまでやりたい事をやらせてみようと、戸棚を開けてみた。

すると彼女は大きい赤いヤカンを取り出し研究を始めた。
注ぎ口に指を突っ込んだり、フタを取ったりつけたり、底にわずかに残った水分を顔にぬったり。

そのうち、フタを掲げ上げると、本体に叩きつけてやかましい音を出しはじめた。
最初は楽しそうにやっていたのだが、だんだん取り憑かれたように、一心不乱に激しくフタを叩きつけだした。

私は怖くなってきて、やめさせようと彼女の手を取った。その途端に、娘はギャーッと取り乱して泣き叫びはじめた。

その恐ろしいこと。

フタを返しても放り投げてしまい、あちこち何も無い空間を指差しながら、ギョエェェエ〜と泣き叫ぶ娘。

あわわわ、呪われてしまった!

片方の手では、ヤカンの取手を握りしめて離さない。ヤカンが重たいので、彼女に持たせたまま抱き上げることもできず。

大丈夫、大丈夫となだめるが、彼女の絶叫は続いた。

そこへ登場したのが、天性のハッピーボーイ、誕生日のお兄ちゃん。
うぃーっと言いながら寄ってきて、心配そうに妹の背中を撫で撫でしてくれた。
そして彼はヤカンのフタを拾い、それで遊びはじめた。

するとどうだろう、気が触れたかの様に泣き叫んでいた娘が少しだけ緩んで、ヤカンを手放した。
私はこの隙を見逃さず、さっと彼女を抱き上げて、ヤカンの見えない居間へ。

だっこしてトントンしたら、徐々に娘は落ち着きを取り戻した。

ふと息子を見ると、例のヤカンのフタを持ち、本体にはめたり取ったりして遊んでいる。

かなたーん、そのヤカンから離れるんだ!
呪われるゾッ!

そんな心配はよそに、しばらくヤカンで遊んだ息子は、何事もなかったかのように、その場を離れると、私たちの元へと戻ってきた。

息子がヤカンの呪いを解いたのだ!
エクソシストかっ!

こうしている間に、お父さんのパンケーキが焼き上がり、エクソシストかなたの誕生日のお祝いが始まった。
娘の機嫌もなおって、子供たちはバクバクとパンケーキを食べたのであった。

↑かなちゃんママの 記事 泥棒

この こっちゃん 超ギャン泣き少女

子どもって色々だ

然し ママちゃんは強い

わが子ながら すごいと思うよ

でも

自分の子育て期のことはもう忘れてるもんね

子どものパワーを信頼して切り抜けていくっきゃないよ

然し かなたんは 障害があるったって

こっちゃんだって 気難しくて大変だ

然し

ダウン症の子は天才だ

癒しの天才

町で会うそういう子たちや人々もみな

共通して そういうホカホカ空気ふりまいてる

え!

パパちゃんがホットケーキ焼いたの?

すごいな


ああ もう 会いたいわ

やっぱり少し熱っぽかったようで

36度近くに体温は落ち着いてきた

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (natu)
2019-11-24 12:47:03
ちよちゃんの育児ぶりいつも感心して拝見しています。私自身を振り返ってみると息子二人にはいつも大声で怒鳴っていたように思います。
ちょちゃんは素晴らしいお母さんですね。
私今更反省しても間に合わないが、息子たちは老いた母に優しくしてくれています。
Unknown (ナツ様)
2019-11-24 13:11:38
私も未熟な母でしたから
わが子たちから
いろいろ学びました
こどもはみんな
一筋縄ではいかないけど
内に秘めてるのは 宝石ですね

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