遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

源氏物語 車争いから 偐紫田舎源氏

2009-10-16 08:24:18 | 朗読

Hana0018

最初読み始めたときは

自分の中の源氏物語のイメージが邪魔をして

素直に読めなかった

だんだん

読むうち

これは

笑える

 

この本は江戸時代の人を感じながら読むのがいいのだな きっと

 

車争いの話のパロディーがあるのだけれど

登場人物のやることは

設定のように室町時代の上ッ方のような話ではなく

とても下世話な話

 

それがおかしい

 

この挿絵のアイディアもおかしいでしょう

 

御所車のデザイン!

 

歌舞伎にして上演もされたようだけれど

それはまた

奥行きもなくもううんざりな感じもあったらしい

 

読み物として

芝居をイメージしながら読むのが最高

というジャンル

なるほど

日本人の感性ってこういうのがルーツにもあるのだなあと

思った

当時の人

源氏を知らなくても面白く読んだ

知ってる人は

クスクス笑いが二重で面白い

 

そういう話

 

読みたいでしょ

 

面倒そうに思うでしょ

江戸は近いから面倒ではありません

読み飛ばせます

 

いかが?

何処の図書館にもあるでしょう

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
源氏物語と偐紫田舎源氏と、両方の面白さをですか。 (kazuyoo60)
2009-10-16 10:26:22
下敷きを通して楽しむ、和歌にもそれがあるのでしょう。ただ、断片を聞いているだけですが。
kazuyoo60 様 (遊工房)
2009-10-16 11:12:26
私 和歌はわかんない
へへ
おやじになっちゃった
江戸の人々のユーモアのセンスはすごいから、さぞ... (hisako-baaba)
2009-10-16 12:52:44
どこの出版社でしょうか?
この写真の字では読めないけど、昔の字を読もうとするのも楽しいです。
もちろん読める字で書いてあるのでしょうけど。
hisako-baaba 様 (遊工房)
2009-10-16 13:06:34
岩波書店の緑色の古典文学大系の中にあります
この和綴じの本を読んでいるのではないのです
活字になってる本を読んでるの

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