遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

個展の総括1

2014-02-14 06:08:23 | 絵画

今回の個展は勢いでやることになった

お世話くださったWさんのおかげだ

これまでの個展は全く友人が対象の対話の会だったし

喫茶店でやったのは

喫茶店の店内装飾に協力した気分だった

だから そういう個人的な個展とは違う 個展的な 個展だったのだなと

思い返してみる

私自身は生涯学習系の趣味人だと思っているので

ゲイジュツなんかクソくらえ でいいと思うし

いずくの蟹の話を読んで ますます その確信も強まった

〇 お客様の反応

お客様の中には 普段展覧会なんか見ないという人もいたし

絵を見るのは好き

という人もいたし

多くの人は 何かのサークルで 絵を描いている人たちだった

そういう ご自分のスタンスで 絵を見てくださった

これが貴重なことだと思った

なんか 楽しそうねえ いろいろなものがあるのねえ

とおっしゃる

暮らしの中で アートを楽しむって言うのがいいと思って

暮らしを楽しむアートクラブ って やったけれど

もう体力がないからできないけれど

私が一番にやりたかったのはたぶんそれだろうな

という気はした

これは  教師根性の延長線上の話だ)

でも 実態は みなさんいろいろなサークルで

そういう要求を充足させる場はいっぱいあるからな

いいのだ

〇ゲイジュツテキな観点

大学の時 嫌いな先生が(著名な美術評論家)

普通 御前たちを含め 芸術的な制作活動なんか無理だ

作品を作ることなんか勉強しても無理無理

鑑賞できる力 ゲイジュツが分かる人間を分かる人間を増やすことの方が

大事なのだ

という講義をした

やな野郎だと思い

自分だけが ゲイジュツのわかるえらい人間だと思っている

鼻持ちならない

と思った

だいたい 見下されたことがかなり 不愉快だった

でも 芸術鑑賞 って 市民の間に そういう力は育ってきていない

テレビのおかげで

かなり浅はかな 鑑賞力が 市民権を得ているし

それに 教師自身が芸術鑑賞の授業をするには

力不足すぎた

というのは確かでもある

だから ↑のいやらしい先生は 実は 正しかったのではあるけれどね

でも嫌いだけれど

そういう意味では

大塚先生の 笠間のワークショップは素晴らしいな

来年が ユトリロ模写は 残念だけれど

ま 参加者のレディネスをにらんだ選択だろうけれど・・

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« また雪かよ! | トップ | もう体重戻ってきた »

コメントを投稿

絵画」カテゴリの最新記事