遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

平成の大幟

2008年10月14日 | その他
お晩でがんす
長年の懸案であった,当区の村社『東向き八幡宮』の幟が出来た
作ってみると色々の反省点も出てきたが取り敢えずまずまずの成果といえよう
ご先祖様が残してくれた遺品の数々の中に大幟が三組六枚ある
一組は余りに古すぎて。開くことも出来ないほどの物であり私たちもたたんである表を見るだけであるが
その次の時代の大幟は『寛政七年八月」の新調である
寛政七年は西暦に直すと、1795年である、今から213年前の物で有るが
藍の染め抜きで、臙脂と黒で染めた絵柄がある、とてもカラフルのものである
213年たった今も鮮やかに残っている、代々多くの先祖たちが苦労して残したであろう綻びを修理した後が沢山あるが、其れはそれで歴史を感じさせる感動がある
次に新調したのはそれから『71年』後の慶応二年である
三月と有るが当然旧暦であったろうから、四月の春祭りごろに新調したものと思われる、、1866年の作成で今から142年前のものである
こちらはすしグレードが落ちるが其れはそれで達筆な字で染め抜いてある

そして今日の平成の大幟である、実に新調するまで142年懸かったのである
当時と違って信仰するものの度合いが強かった次代であっただろうが20戸足らずの集落で新調したのは大変だ合ったろうと推測できるが、



平成の時代でも中中意見
の集約は難しいものが有ったが、まずまずの成功を祝いたい



紺地に白の染め抜きで、船の帆布で作成した、かなりの時代を持ってくれると期待している
普段はそれほど村の神様を信仰しているわけでもないが、矢張り今の不安定な時代では何かに縋るとか頼るとかという弱気の部分が出てしまうのかもしれない
各人各様の思惑を含んで立った幟は秋風にはためいている



村の将来を守護してくださるであろう事を大いに期待して、、、、、、、
幟2、幟3、まで、載せたいと思っている

そんじゃあ又   遊童子








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