赤城の秘密の九輪草

おはようがんす

川場の吉祥寺の九輪草のニュウスが地元紙に出ていたが、九輪草は割と珍しい花だ

少し山手の湿地帯とか、川の縁や池の縁と言った処とっく

昔の池が痛んで　漏水し。池の機能をしなくなったので、半分土を入れて九輪草を植えた

花友が三株持ってきてくれた、はっぽうスチロールの中へ植えてあったのだが一年後に池に移した

結構良い花が咲き、九輪草にはなれずそれでも七輪草ぐらいに成って咲いている

去年二株分株して五株に成り、実が出来たので丁寧に予備地に散布した、今年はそれが良く生えて今、

小さな小さな苗に成って生えている、来年は期待できるのではないかと愚考している

表題の赤城の九輪草は。大沼に入り込む、小さな川の縁にある、もう四五年通っているが、

多少は増えているが、開発が近くまできているので心配している

もう住んでいないらしい別荘の裏手の隅っこにある

適地適作、という言葉があるが、当にそのとおりである、木漏れ日の下に人知れず咲いている九輪草は

深窓の麗人、といった風情がある

自然に落ちた種が生えて年年増えているが、大きな群生に成るというわけでもない

出来れば此の儘で少しづつでもよいから場所を増やしてほしいと思っている

天然でも九輪にはならない様子だ、だから我家のもある種、成功と言えるのではないかと思っている

可憐だが存在感のあるはなで色も良い、白や橙といった花も出るらしいが、この色がやはり一番だろう

段段と天然の花が少なくなってしまう昨今だが、何とか存続できるように考えてやる、心の広さやおおらか

さや、弱いものにも目を向けてやる優しさが必要であろう、

人間もそうした自然のおおらかさや優しさに守られて生き残ってきた筈だ、

そこを忘れてしまっては。人の道に外れるのではないか？？？

 

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子