おはようがんす
先日、終活の一環でもないが、父の遺品を整理すべく蔵の清掃をした、
一階は色々と使っているので清掃もするのだが、二階は疎かだ、偶に掃除をするだけで餘り上がらない
箪笥を動かすので久し振りに二階へ上がってみた、二回の電気をつけると埃だらけだ
蔵の入り口を開放し大型の送風機を外へ向けて設置して中の埃を払って外へ出すという仕掛けだ
何年振りかの埃を掃き出してから強力業務用のブロワーで端から吹き払う、砂ぼこりと違って細かい埃
であり忽ち舞い上がって物凄い勢いで外へ吸い出される
二回には,鞍掛け梁、という大きな梁が三本入っている、その上が結構の空間に成って居る
其処もきれいに吹き払うと
何か煤惚けた紙がひらひらしている、脚立を使って上がってみると、何やら長い棒が出て来た
煤惚た紙をはがして見ると、薙刀と短槍 、出あった。生前父からそうした物があるとは聞いていなか
ったので驚いた、開いてみると真っ赤にさびた物だがちゃんとした形に成って居る
拵えはもう古くてノリが剥げてがたがただが形はしっかりしている
日向へ出して目釘を抜いてみると無銘のただの物であったが、昔を物語る;代物で、大切にしていた
のが想像できる、廃刀令で、蔵にしまい込んだのかもしれない
鞘を払った状態の薙刀だまっくろでどこが刃なのか判らないような状態だ
槍はごく短い、短槍で無銘で、大したものではないと思える
戦中の鉄材供出にも奥羽時無かったか、あるいは見つからなかったりしたものであろう
先祖が残した物で其れ成りの理由が有ったのか、或いは昔の士農工商の時代の誇りがあった物か不明だ
薙刀は収集の中にないので惜しい気もしているが、今回は無銘だし。警察に処分の御願いをしたいと思っている
古い家を預かると色色なことに遭遇する。登録するには文化財保護課に申請しなくてはならず
克つ俣その為には研ぎ必要だ。。。などなど手続きが必用で 負の財産を跡継ぎに残す事にもなる
とんだ宝刀騒動に揺れた幾日かだ
そんじゃあ又話すべえ
遊童子
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