みみのお座敷 続編

芸術関連中心に新たに続編を作りました。
出没地=後楽園、高崎、熊谷、

みみちゃんの観劇記録

2014-10-18 01:09:10 | 舞台観劇
31.ライオンキング(03.5.24)<四季劇場春>
 ラフィキ:関口三千香  ムファサ:新木啓介  ザズ:雲田隆弘
 スカー:渋谷智也  シェンジ:原田真理  バンザイ:畠山典之
 エド:上田龍雄  ヤングシンバ:笠松哲朗  ヤングナラ:池田彩
 ティモン:安福毅 プンバア:川辺将大  シンバ:北澤裕輔
 ナラ:飛田万里  サラビ:濱田百恵 
 《男性アンサンブル》                         
 小原勉 天野陽一 長田和之 武智正光 三原康志       
 福山弘 布施陽由 田井啓 片山崇志 櫻井秀樹       
 古田一哉 佐藤大介 百々義則 浜名正義
 《女性アンサンブル》
 白木利和 近藤照美 海田暁子 久居史子 菅恵理子 
 康理愛 伊東亜佐美 堀水菜子 石山智子 菅原梢         
 小松陽子 上原法子

1年と6日ぶりのライオンキング。キャストも段段変わってきてるので久々行きたくなり三日前に予約。前日までパソコンで見たキャストが当日劇場行ったらアンサンブルを含め5人変わってました(・・?)
オープニングサークルオブライフから盛り上がって、後ろの女性達は初めてなのかシマウマやガゼルが出てきたところで、「ふふふー、すごーい」と言ってるのが聞こえます。斜め後ろのおじいさんは、何か登場する度に「おー」と驚いてたりヤングシンバが出てきた時「わー、かわいい」って言ってたようでした。

〇雲田ザズ:初回以来です。言葉が明確に伝わってきてハキハキしてて気持ちよい。アニメ版ザズにより近いです。前3回は吉谷さんだったので雲田執事は若く観えました。パペットしか目に入らない位一体化して(人間の方に気がいってしまったらよくないですね)本物の鳥でした。

〇渋谷スカー:ライオン歩きが上手でした。昨年はあまり感じませんでしたが前より良かったです。

〇畠山バンザイ:以前はアンサンブルでした。テノール音が透き通るように綺麗で感動です。1番好きなバンザイかも。ムファサがヤングたちを助けに来てハイエナらに襲い掛かった時「あばよー」と言いながら去っていったんですが前にもこの台詞ありましたっけ?

〇原田シェンジ:テンション高く、ゴロッゴロとガリッガリの音の出し方最高!頑張ればスカーの上に立てそう。前向きで彼女の後ついてけば何とかうまくいく、そんなキャラも醸し出してます。

〇上田エド:叫びや笑い方が大げさで荒れ狂ってて面白かったです。中條エドを何回か見て、石路エドを見たとき、狂い度が増加した感じでしたが、上田さんは更にアップしてました。

〇飛田ナラ:旧王飛さんですよね。中国訛りが随分あったけど、それが却って可愛いんじゃない?と思えました。でもティモンたちに「ちょっと(シンバと)二人っきりにしてくださらないかしら」の言い回しはとてもきつくて冷ややかに聞こえてしまいました(--;)

〇笠松Yシンバ:登場時、やや印象が薄かったです(以前見た子達と比較すると)。「僕が王様になったら(少し間あき)僕のおじさんは何になるの?」のとき、次の台詞を頭の中で考えながら言ってるのかなあという感じがしました。

〇浜名さん:ハイエナダンスのアクロがすごくて、目がいきました。草で並んだ時や5人並んだ時、小柄な感じ(他がでかいのかしら)でしたが、軽くてシャープです。

〇天野さん:サークルオブライフで上手非常扉で歌います。初めて聞く役者さんですが声量がありインパクト強いです。

B席上手だったのですが、ワンバイワンでの一階の方達が見づらくぼやけています。視力低下でしょうか? 何度見てもサークルオブライフとワンバイワンは飽きません。次はいつ行けるだろう。



32.李香蘭(03.6.27)<四季劇場秋> 
 李香蘭 野村玲子  川島芳子 濱田めぐみ  李愛蓮 五東由衣
 杉本 芝清道    王玉林 道口瑞之
 《男性アンサンブル》                        
 松宮五郎 光枝明彦 林和男 岡本隆生 川地啓友     
 高井治 澤村明仁 小林克人 神保幸由 辻仁        
 平田郁夫 前田貞一郎 池田英治 鹿渡直之         
 管谷孝介 本間康久 丸山田加賜 港幸樹
 飯村和也 那俄性哲
 《女性アンサンブル》
 礒津ひろみ 佐藤夏木 菅本烈子 種子島美樹 岡本和子
 水野恭子 里吉涼子 首藤萌美 前川遙子 松元美樹
 光武礼子 八幡三枝
 
 
 昨年12月にTV放映したものの道口玉林を見たかったし濱田さんの川島も興味あったし開幕してすぐ予約。今までは舞台→TV放映を見る順だったけど、初めて逆をした。舞台を先みて放送になると「あ、そうそう。こうだった」と思うことが多いけど、舞台を後から見たときは「生ではこんな風(ここの位置)なんだ」とかあまり聞こえなかった台詞を聞き取ることができたり…感動も大きくなります。冒頭の日の丸、TVでは画面全体に映りますけど舞台では右よりの上の方に出るんですね。 ピストルの音はもう激しくて心臓バクバクしそうです。
〇野村さん:7歳~26歳まで見事に演じています。本当にその年齢に見えてしまうから不思議。高音で歌う所は無理に力んでる感じで辛そうと思う面も。でもリサイタルの時の真っ白衣装、とても素敵でした。きっと歌は興味ない人も香蘭を見るためにリサイタルにでかけた男性もいるでしょうね。

〇濱田さん:鳥肌たつ程の歌声でした。[全てはおわった]から、もう来てよかった!と思いました。あのシーンを見るためにまた行こうという気にさえなりました。出すところは出す、控える所は影に、感情の光と影のバランスも伝わる歌でした。

〇五東さん:ソプラノが綺麗です。低音も聞いてみたいけど、高い音域が似合う方です。それにこんなお姉さんがいたらいいなあという優しくて意志の強い女性でした。

〇芝さん:歌は勿論、声が通ってて、いつまでも聞いていたい。

〇道口さん:「中国と日本」を始め、低音が魅力!TVでの海さんは半音階位上の音域を歌っている感じになります。抗日学生運動では紺の学ランで、メソみたいでした。月月火水~で踊るときいてたので注意してみていたのですが、途中からわからなくなってしまいました(;;)

〇礒津さん、佐藤さん:群衆のシーンではすぐにわかりました。憎しみの目が凄いです。1子供の母親だったりリサイタルのダンサー、女性記者といろんな役をこなす礒津さんはそれぞれ表情が違ってて良いし、マンチュアリンでは佐藤さんが輝いて見えました。

〇高井さん:ラストは感動的です。TVの佐川さんが温和でやわらかい歌い方をされてますが、終盤に近づくにつれ、迫力が増して強く訴えかける高井さん、後半ではあの部分しか覚えてないってくらい心に響きました。
 
TVでは「安室でもウタダでも桑田キムタク目じゃない」、今回は安室→浜崎に変わってました。また何年か後に上演する時は変るでしょうから楽しみです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿