制作好房

初志貫徹 ~志無くして進歩なし

曳山回顧(平成5年愛宕町)

2013年07月14日 07時25分01秒 | 土崎港曳山祭り
本日は私が参加する町内がツゲ取りに行ってるとのことで。
そんなのを聞くとこちらも朝早く目が覚めてしまいます。
皆さん頑張ってください!


さて、ラスト6!
今回は平成5年の愛宕町さんです。

「名将知盛 義憤の壇ノ浦」

碇知盛、よく使われる外題で私の好きな悲しい場面の一つでもありますが
この山車では余計に悲しさが倍増します。
二位の尼と安徳帝の入水、さらに伊賀家長の入水の場面まで・・

ということはこの外題は全員入水するシーンなんですよね。
ですが伊賀家長がヤラレの格好してるのは残念です。
これじゃ知盛にヤラレてるみたいですからね。
家長もいかにも入水するぞって感じの格好と悲壮感漂う顔だったらもっと素晴らしかったと思うんですがね。

いやー、それにしても味方しか居ない外題で更に全員入水するシーンってのはかなり面白いと思いますがね。
大河ドラマ「清盛」のファンだった私としてはなんか勿体ないなぁと思ってしまいます。

話は逸れますが
「八重の桜」も毎回見てます。頑なな信念に毎回涙が出てきます。
今年はどこかの外題に使われるのかな・・


ついでに見返しも。
「裏『金』ため込む元先生逃げ込む先の病院さがし」

国会議員金丸氏が金庫に裏金をためた事件で、逮捕直前病院に入院。(雲板さんHPより)

そうか、この時は神明社の380年祭だったんですよね。



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成6年清水町一区)

2013年07月13日 17時00分51秒 | 土崎港曳山祭り
血湧き肉躍るとはまさに最近の私のことで。
皆様もさぞかしヤバいでしょうと。

ラスト7です!

今回は平成6年の清水町一区さんです。

「敵を蹴散らす泰然自若の弁慶坊」

せっかく最強ヤラレが乗ってるのに攻撃人形が・・・うーん、勿体ない。
義経、首を傾げてるのには意味があるのでしょうか。
しかも義経だけ髭が生えてないのは意図でしょうか。

「いちいちうるせー」って言われそうなので、まあそれは置いておいて
弁慶というとこの人形よく出てきますがこの格好は義経の剣持ちでもしてるのでしょうか。
あの仁王立ちの時から変えるのが面倒だったようにしか思えず、ちょっと悲しくなります。

ついでに見返しを。
「百歳誕生笑顔で迎えるわが町内」

清水町一区さんで誕生した100歳の方を祝う見返しとのことで。
風刺ばかりでなく、こういう優しい見返しもいいものですね。



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成6年壹騎町二区)

2013年07月12日 07時39分56秒 | 土崎港曳山祭り
昨日、某囃子会の方よりメール頂きました。素直に嬉しかったです。
ありがとうございます。
離れていてもブログで繋がる、嬉しい限りです。
ランキングもついに4,000番台になりました。
皆さん、土崎在住でもない人間の好き勝手なブログ読んでくれてありがとうございます。


さて、クソ暑い電車の中、ラスト8!
今回は平成6年の壹騎町二区さんです。

「烈火の豪剣 士道の真髄」

幕府の再建を目指した足利義輝が刀を床に刺し、
交換しながら奮闘したというめちゃかっこいい場面。

平成21年の愛宕町さんと同じ外題ですね。
ヤマウさんのブログでも記事がありましたが、
このヤラレが愛宕町さんでは義輝になってるんですよね。

この人形、大きいのでヤラレとして飾るのはバランス的に難しいんですよね。
義輝を中ザルに上げたバージョンも見てみたいなと思いました。
ですが、この義輝、小さいながらも抜群の存在感が出てます。
後ろの襖は人形屋の作品でしょうか?いい雰囲気出てますね。

ついでに見返しも。
「好き勝手観客居ない政治劇」

なんか見返し人形の顔もそうですが、
観客居ない寂しさをすっげー感じたのを覚えています。


町内に関してブログであーだこーだ書くのはいけないと思ってましたがひとつ・・
壹騎町二区さんは毎回凄いこだわりがあって私の好きな町内のひとつです。
こだわりが強いが故に誤解を生むこともあるでしょうけども
それは信念を貫くことにこだわった為に生じるやむを得ないことだと思います。
今後も楽しく拝見させて頂きたいと思います。

外の人間が偉そうに書きましたが、
話題になったり賛否が生まれるということはありがたい!

と、自分にも言い聞かせた言葉でもあったり。


電車が暑くて自分も熱くなっちゃいました。
秋田城介さん、中央線の車内温度を山手線並みに涼しくしてください。(笑)



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成5年ふれあいみなとカーニバル実行委員会)

2013年07月11日 19時17分04秒 | 土崎港曳山祭り
こっちは毎日猛暑日でヘタりますが秋田は毎日雨とのことで。
祭りは晴れて欲しいですねホント。


さて、ラスト9!
今回は平成5年、ふれあいみなとカーニバル実行委員会の置き山です。
公民館の前に飾ってたやつですね。

「出羽路に順風 執念の一撃」

岩の形綺麗ですよね。
これだけ大きい岩で形を整えるというのは凄いことだと思います。
確かこの岩、骨組みのメインとなる柱を単管で組んでて
地面に若干刺さってた記憶があります。
完全な飾り山として作った山車のようです。

さて人形ですが、このヤラレ、某祭りバカによるとこの年から現在の顔になったとのことです。
確かに今の顔になっています。
攻撃人形に関しては・・今年はアレに乗るとのことで。独り言は差し控えます。

この年は、全般的に鉢巻を巻かない人形が多かったですね。
ひとつやってみたらちょっとイメージが良かったってとこでしょうか。


ついでに見返しも。
「電線なんかは地下に埋め 曳いてみたいなこんな曳き山車」

うーん、確かに。
なんでこんなに素晴らしい祭りがあるのに電線を張ってしまったのか・・
それだけが謎でしょうがないです。
燈籠にロシア語っぽいのが書かれてますね。まず見ることのない燈籠です。



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成6年清水町三区)

2013年07月10日 08時04分39秒 | 土崎港曳山祭り
7月も2桁に突入しましたね。
この時期になるとすべてのことがアホらしくて、
何とも言葉にできない感情が湧いてくるんですが、
小学生の頃は
「この感情を知らない人ってどうするんだろう」っていつも疑問でした。
今思うと人それぞれ命をかけるモノはあるんでしょうけども、
やはり生まれ育った祭りに掛ける思いってかなり宗教的なモノを感じますよね。


というわけでラスト10、今回は平成6年の清水町三区さんです。

「天下は三日 無念の竹槍」

この外題、よく使われる外題ですが、先日書いた平成18年旭町一区さんと同じ外題です。
旭町一区さんは動きがあって凄くカッコ良かったですが、
この静かな雰囲気もまたいいですよね。
長兵衛が傘かぶってて、いかにも百姓っていう演出がまたいいですね。

二体でも場面の情景が伝わってくるので二体で飾るには最高の外題かも知れません。
てか、逆に3体で飾れない場面ですよね。
光秀の顔、かわいい顔であまり好きじゃないですがこの場面なら許せます。(笑)

清水町三区さん、岩めっちゃ尖ってますね。
今はこういう感じじゃないと思いますが。

ついでに見返しも。
「教科書にのせる間もなく変わるドン」

首相が日替わりでしたからね。
でも教科書には載るだろうって思った記憶があります。

あと少し、ガンバロー!



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)