制作好房

初志貫徹 ~志無くして進歩なし

曳山回顧(昭和51年幕洗川二区)

2016年07月18日 06時47分08秒 | 土崎港曳山祭り
やっぱりみんなで意見を出し合いながら人形を付けるのは
他のことでは味わえない高揚感に包まれます。
今まで頑張って山車作りをしてきた町内の方々、いつもおいしい時しか帰って来ずにすみません。


あと2日!

本日のネタは昭和51年幕洗川二区です。


外題 「風雲相撃つ 阪東の対決」

天皇家の激しい同族争い。平将門の乱。
今じゃ考えられないですね。笑

朝廷の言うことを聞かず、領土を拡大しようとする将門を朝廷側の藤原秀郷がやっつける、という話。
この山車では将門が主役ですが、
藤原秀郷、別名「俵藤太」、あの大ムカデをやっつけたあいつです!

この時三条河原にさらされた将門の首が毎晩空を舞い身体を探し続けたというのは有名な話。
いまだに首塚が大切にされていることを考えるとこの人物の執念深さを感じます。

人形は裸なしですが臨場感があっていい山車ですよね。
無表情っぽい将門がまた不気味な。
ヤラレの形もナチュラルでカッコいいっす!
まじまじと山車を見つめる少年達の姿も印象的です。


見返し 「むかし珍品、今ピーナツ、わたし記憶ありません」

この時代よく出てくるピーナツ。
見返し札低過ぎ!笑



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)