てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

旧北国街道をゆく《県外》越前細呂木編

2020年02月08日 23時00分00秒 | 【ヒゲ親父】街道をゆく
旧街道をゆくでは、県内にこだわり、丁寧に紹介してきました。
⑳越前国堺編をもって一応終了しておりますが、その先も気になるところでした。

で、本日行って来たのです。

相棒は、味方の本、
щ(゚ー゚щ) くるくるっとキャモ~ン!


そして、おじい犬です。
щ(゚v゚щ) わんわんキャモ~ン!



今日はここからです。

赤矢印からのスタートです

左に広がる広大な梨園。


さて行くか!


おじい犬も元気です。(今のところは・・・)


ん!

こういうの見逃さなくなりました。

一〇四と刻まれています。

どういう意味だろうか、

そして、


加賀と越前の国境の目印、お国境名号塔です。

県内版では、ここが終点の場所でしたが、

今回は越えていきます。

ワン!

足場はぬかるんでいるけど、なんとか進めます。

車のタイヤ跡はありますが、1時間ばかりの間では1台も通りませんでした。

右手にはゴルフ場。


このあたりの道は昔のままのなんでしょうね。


少し向こうが開けてきました。


おや、


往来安全の名号塔

このあたりに茶屋があったとかいてあります。

出た!

クマか、イノシシか、




林道を抜けたようです。


案内板がありました。

今歩いてきた場所、旧北陸道(旧北国街道)において唯一面影を残しているとあります。
貴重な場所なんだ。

そして、これより「のこぎり坂」です。


下り坂がはじまります。

右手には北潟湖が見えます。

左手にはソーラーパネル。


えっほ、えっほ

おじい犬も少し疲れてきたかな、
水溜りの度に、水を飲んでます。

のこぎり坂を下りきると、三叉路と右に地蔵堂が見えてきました。


ここは、分かれ道のようです。


福井側から見てこの分かれ道、
右へ行くと、今通ってきた旧北国街道。


左へ行くと、蓮如道(吉崎道)。


蓮如道を少し行ってみます。


なかなかの切り通しです。


毎年4月17日~23日までの「御下向」(真宗本廟~吉崎別院)と5月2日~9日までの「御上洛」(吉崎別院~真宗本廟)が蓮如上人御影道中と呼ばれ
なんと一行は京都から吉崎まで肖像画「御影」を輿車にのせて歩き続けるのです。もう346年続いているそうです。



しばらくいくと、吉崎御坊です。


北陸にとって蓮如上人は絶大の影響力がありましたからね。

この地が北陸での布教の拠点になりました。

旧街道に戻ります。

集落が見えてきました。


越前国最初のお宅登場です。

きっと先祖は忍者(こればっか




橋です。


観音寺川の細呂木橋。

おじい犬、字読めるの?

橋を渡ると右手に、


細呂木関所跡です。


味方の本によりますと、

外様大名の加賀藩を意識した福井藩にとっても重要な関所であったという。

ご苦労様、帰ろうかね。


今日はここまで、




これだけ進みました。




グーグルマップではこう



なかなか難しいけど、
この旧北国街道をゆくは、さらに先を目指します。



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