暁に咲く幻の花

花が咲くように生きていきたいな。日々のあれこれ、嬉しいこと楽しいこと好きな人のことを、花や自然にことよせて綴ります。

真田丸 最終回

2016-12-19 01:58:48 | ライフスタイル
ついに今年の大河ドラマ『真田丸』が最終回を迎えました。
寂しい。
最初は堺雅人さんの真田源二郎(信繁.幸村)ってイメージが違うと思っていたのですが、回を重ねる毎にこんな人だったのかも、と思うようになりました。色気のある渋さがステキでした。


最終回、大阪城落城。幸村の死。
信繁の死は脚本家によって様々に描かれますよね。
家康本陣に乗り込んで、あと一歩のところで壮絶な討ち死にとか、
満身創痍で寺にいた所に敵方雑兵に見つかり、「この首を手柄にされよ」と言い討たれるとか。
三谷脚本では、切腹自刃説を取ったのですが最期のシーンは描かず、視聴者の想像に任せました。
秀頼、淀殿の最期も長男大助の最期も描かず。
これはこれで良かったかな、と思いました。

内野聖陽さんの徳川家康も良かったですね。

木の枝を持って隠れているなんて、シリアスシーンを笑いに😊

大阪城落城は本当に豊臣にはろくな人材がいないと知ってはいましたが、映像で見る度痛感します。
何故、秀頼は武将らしく戦場にて死ななかったのか。
淀殿の言葉に従い続ける坊ちゃんで歯痒い。
倒産寸前の会社(豊臣家)に必死で起死回生の策を授ける社員(信繁)って感じ。そして上はやっぱり判断を誤る。

それにしても信繁が家康に向けた鉄砲、抱え筒と言うそうですが、堺雅人さんの構え方が格好良かったです。
あの銃弾が家康に命中していたら…!
なのに、いつも遅刻をしている徳川秀忠(星野源さん)がこんな時だけ父を助けることに間に合うなんて。何だか腹が立ちました。


ラストは兄上、真田源三郎(真田信之)演じる大泉洋さんが幕を閉じました。
故郷上田に信繁の魂は帰ったのでしょう。
そして、ナレーションは幕末に真田家家臣である佐久間象山が幕府を崩壊させる因果を視聴者に語り、物語は終わりました。
まぁ、毛利や島津や旧長曽我部の家臣たちの徳川に対する怒りが幕末に爆発するので、『因果は廻る小車よ』と歴史の面白さを感じますね。

来年は『女城主 直虎』
直前になって実は直虎は男でしたよ~んって発見は流石にNHKが気の毒だし、主演の柴咲コウさんが可哀相です。
まだ確定したわけでないから頑張って欲しいですね。


お疲れ様でした。


爆笑してしまったシーン。
乗れないよ!と突っ込みをいれてしまいました。

読んでくださいありがとうございます。