暁に咲く幻の花

花が咲くように生きていきたいな。日々のあれこれ、嬉しいこと楽しいこと好きな人のことを、花や自然にことよせて綴ります。

雪の中の椿

2016-01-25 19:49:25 | シンガーソングライター
椿の花が好きです。
寒い冬に鮮やかな色で咲く姿は凛としていて、薔薇の華やかさとは違う美しさあり、庭の一角に植えている椿は毎年凍えるような冬の早朝、静かに美しく咲いて私の心に元気をくれます。



椿の花も種類が沢山あって、それぞれに美しい名前がついてます。
どれを植えようか迷いました。


太郎冠者 別名有楽
織田信長の弟、有楽斎が好んだ椿です。
白にほんのり桃色の綺麗な椿です。

花がほとりと落ちるので、首が落ちる様子に似てると椿は武士からは忌み嫌われてましたが、私は武士ではないので気にしません。






梅の花は春一番に咲くので、花たちの兄「花兄」と呼ばれています。
花といえば今は桜ですが、万葉の時代や平安の中頃までは梅でした。
「桜は美しいけど香りがないのが残念ですね。花ならば梅の花のように薫って欲しいものです」と源氏物語の中で源氏が女三ノ宮に話しています。
梅の香りは高貴な香りがします。

残念ながら梅は植えてないので、名所などを見に行ってます。
京都にある私の大好きな神社『梅宮大社』には花の庭があります。
近くには『松尾大社』がありますが、何故か私は細い道を通って梅宮さんにお参りします。
どこか安心する神社なんですね。
梅の季節も間近、また参拝に行こうと思います。

読んでくださりありがとうございました。
では、また。